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冬桃ブログ

山手の幸せな二日間

 10月30日は祖母の命日だった。
 この日は、祖母の思い出にまつわる「椎の実」を
どうしても拾いたくなる。
 友人二人が付き合ってくれて山手公園へ。



 ここには「スダジイ」の木が何本もある。
 子供の頃。この時期になると、故郷の山で
子どもたちは椎の実拾いをした。
 その頃の幸福感に包まれ、夢中で拾い集めた。

 フライパンで煎った椎の実。
 ほんのりと香ばしい。



 空がこんな日だった。



 11月2日は根岸外国人墓地で、第二次大戦中。
ドイツ軍艦が爆発炎上した際の犠牲者を弔う慰霊祭。
 慰霊碑があり、ドイツ大使館、児童の吹奏楽団、
地元の自治会、ライオンズクラブなどが参加し
毎年、この時期に開催されている。
 マスコミも取材に来ていた。



 そのすぐそばにひっそりと佇む「片翼の天使」。
 慰霊祭も解説版もないが、地元の自治会が
ちゃんとここにもお花を供えてくださっていた。
 墓地の上にある仲尾台中学の校長先生が挨拶の中で
「この墓地には800体もの、ハーフの嬰児が
眠っています」と、はっきりおっしゃったのが
とても嬉しかった。



 ドイツの慰霊碑にもちゃんと献花をさせていただき、
私は港の見える丘公園の近代文学館へ。

 奇しくもこの日、「朗読の実・オリーブ」という
グループが「天使はブルースを歌う・朗読版」を
演じてくださる。

 満席の会場。
 朗読は素晴らしかった!
 語り終わり、舞台のスクリーンに「片翼の天使」
が映し出され、エディ藩さんの「丘の上のエンジェル」
が流れると、客席からすすり泣きの声。
 私ももちろん瞼が熱くなった。
 おかげさまで販売させていただいた拙著も完売。
 足りないほどだった。
 


 近所の小さな柑橘系の木で見つけたアゲハの幼虫。
 まだ青虫になっていない。
 寒気が来ても、なんとか頑張って蛹になってほしい。
 冬をしのいで春になれば、すべてが変わる。
 葉っぱの上をもそもそ歩くだけのイモムシだったのに、
美しい翅を持つ蝶になり、どこへでも翔んでいけるのだから!



 
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