冬桃ブログ

奇跡の歌姫 渡辺はま子」リーディング

いまを去ること22年前の2001年、
五大路子さんが率いる横浜夢座で
「奇跡の歌姫「渡辺はま子」」という
舞台の脚本を書かせていただきました。
 
 横浜出身の国民的大歌手、渡辺はまこさんの
実話をもとに、テーマは「ひとりひとりの戦争責任」。
 軽快な演出、役者さんたちの好演で舞台はヒットし
その後、何度か再演され、ショートバージョンも創られました。


 その後も再演の要望が絶えなかったようですが
コロナ禍が続き、大きな舞台は難しい状況に
なりました。
 そこでこのたび誕生したのが「リーディング版」
 役者さん数人が「立ち」で朗読します。
 元の脚本を、あべなつみさんがリーディング用に
縮めてくださいました。相当カットされておりますが
原作の骨子を損なわないよう、良くやってくださったと思います。
 私が自分でやったら、あちこち切るのが惜しくて
思い切りの悪いものになったかもしれません。
 さてそのドラマリーディングライブが、このたび上演されます。


以下は横浜夢座よりのご案内です。

ドラマリーディングライブ2023
「奇跡の歌姫-渡辺はま子」―語り継ぎたい物語がある―

今年7月22日はモンテンルパの戦犯が横浜港へ帰国して70年となります。
1951年1月19日、フィリピン・モンテンルパの刑務所に囚われていた
日本人BC級戦犯 百数十名うち、14名の方が処刑されました。
横浜生まれの昭和の大歌手・渡辺はま子さんの代表作のひとつ
「あゝ、モンテンルパの夜はふけて」は残された戦犯の方々の
作詞・作曲によるものです。
日本人戦犯108名の命を救ったこの奇跡の歌の物語を、
2001年に横浜夢座が舞台化しました。
戦後77年の今この時、ドラマリーディングとして、
再び平和への祈りを込めて発信します。       

企画/五大路子
作/山崎洋子
脚色/あべゆかり
演出/高橋和久
出演/五大路子 
高井清史 
高橋和久
音楽/後藤泰観(バイオリン)

日程:2023年4月1日(土)
13:00/17:00 2公演
<各公演後にアフタートークあり>
13:00 加藤征子さん(渡辺はま子さんのお嬢様)
増田康彦さん(モンテンルパの会会長)
17:00 山崎洋子さん(作家)

会場:山手ゲーテ座ホール
(岩崎ミュージアム 地階)

チケッ料金:一般前売 3,000円(全席自由)
  ※未就学児童入場不可

◎チケットのお問い合わせ
横浜夢座HPをごらんください。

横浜夢座HP:https://yumeza.com

 私は17時からの講演のあと、
五大さんとトークをさせていただく予定です。

 
 

 

 
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