冬桃ブログ

根岸外国人墓地の再会~中華街で狛犬談義

 森田美千代さんは沖縄生まれ。
 米兵を父に持つハーフである。
 父親の顔は見たことが無い。
 しかも沖縄は本土以上に差別が激しい。
 そんな状況下で凄絶な子ども時代と
思春期を生きた。
 いまは家族とともに関東在住。
 花を愛し、家族や友達を大切にする素敵な女性である。

 彼女は、私の新刊「女たちのアンダーグラウンド」
に登場し、沖縄時代のことを赤裸々に語ってくくれている。
 「天使はブルースを歌う」を読んで、昨年も
おととしも根岸外国人墓地を訪れてくださった。
 沖縄へも一緒に行った。

 そして今年は、彼女の子ども時代を支えた
親友の美智子さんが、アメリカのテキサスからやってきた。
 三人で根岸外国人墓地へ。

 「片翼の天使」をかたどった慰霊碑のそばで
猫がのんびりとくつろいでいた。



 山手駅近くのレストランでランチ。
 私を挟んで、向かって右が美千代さん。
 左が美智子さん。



 夜は中華街の「獅門酒楼」で会食。
 私の隣は明治大学教授の川野明正さん。
 そのお隣は首都大学東京教授の木之内誠さん、
 そして、川野さんの奥様の姪で雲南からの留学生、楊さん。



 木之内さん、川野さんとは何年か前、一緒に雲南へ旅した。
 川野さんの奥様の実家へお邪魔し、家庭料理をご馳走になった。
 その頃、楊さんはまだ子どもだったが
いまは、すっかり美しい女性に!

 その後、木之内さん、川野さんとは
江西省の婺源にもご一緒させていただき、
得がたい体験をたくさんさせていただいた。

 名著「上海歴史ガイドマップ」に次ぐ
木之内誠さんの近著。
 「大連・旅順歴史ガイドマップ」



 川野さんは、いま「狛犬」に夢中。
 日本だけではなく、中国、台湾、東南アジアの
どこにどんな狛犬があるか、まあ、よくご存知!
 ちゃんと現地へ行って観ておられる。

 さらに、我が故郷、京都府宮津市の某神社には
日本で二番目に古い狛犬があるとか!(銘で判断)。

 こちらは京丹後市にあるという可愛い狛犬。



 こうなったら、秋あたりに丹後へ狛犬旅をしましょうと、
大いに盛り上がった。
 疲れるから旅とは縁遠くなった私だが、
これはぜひとも行かなくちゃ。
 もちろん、その前に頑張ってお勉強!





 

 
 
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