冬桃ブログ

えんめい茶の故郷へ


 長野二日目も暑かった。
 戸隠、鬼無里をササっと観て
もう、ほとんど車の中。
 どちらも興味深い伝説の里なのだが
長野といえども外は灼熱の世界。

 山の中にぽつんとある集落。
 ところどころに見かける。
 もう誰もいなくなった村も多いそうだ。



 湧き水の前で昼食の弁当。
 この水は飲める。
 冷たくておいしい。
 車で汲みに来る人も多いようだ。

 しかし山道の中途だから、座るところがない。
 同行の男性三人は地面にビニールを敷いて座る。
 例によって私は、「腰が痛いからそんな座り方はできない」
とだだをこねる。

 S氏が湧き水を指さし、
「あそこの石に座ればいいんじゃない」
 と、冷たく言い放つ。

 苔むして濡れ、ぬるぬる滑るあの石に?
 滑って転べってか?
 お尻をびしょびしょにしろってか?
 湧き水を汲みにくる人に迷惑がられろってか?

 弁当を持ってうろうろしていたら、やさしいK氏が
車に常備しているという折り畳み椅子を持って来てくれた。
 で、わたしだけ優雅なランチスタイルに。



 午後は黒姫和漢薬研究所へ。
 こちらの加納土(かのうはかる)社長と
地元T氏が親しいので、見学させていただいた。



 「えんめい茶」で有名な会社だが、
ほかにもさまざまな和漢薬のお茶を製造販売している。
 現社長のお父様が創業者で、このあたりを開拓し、
村の人々の雇用、貧しい子供たちの教育の場を
創出しながら徐々に発展させていかれたそうだ。
 その意思を次いで現社長も社会活動には
積極的に関わっておられるとのこと。
 加納社長は熱を込めて、いろいろと話をしてくださった。



 工場見学。







「ムーンライトセラピー」の室内。
天井の明かりは月の光と同じ効果のあるもの。
音楽も静かに流れている。
人間ではなく、「お茶」のための部屋。



創業当時の「延命茶」パッケージ。



新商品「黒豆玄米珈琲」。
コーヒーではない。玄米を焙煎したもの。
認知症予防に効くとか。
さらに黒豆のイソフラボンが加わると美容効果も。
思わず購入。



 そこからちょっと回り道をして
横浜に帰り着いたのは深夜、日付がもうすぐ変わる頃。
 なんだかんだ我がままをいいましたが、
連れて行ってくださったS氏、K氏、
案内してくださったT氏に、
心からの感謝を捧げます!





 
 





http://www.kwk-kurohime.com/
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