goo blog サービス終了のお知らせ 

冬桃ブログ

田谷の洞窟&大船観音 そして弁当は消えた。

またまた近場へプチ旅。
なんだかねえ、この歳になると
神様や仏さまに近いところが好きになる。
物書き仲間と3人で「田谷の洞窟」と大船観音。

まずは栄区にある「田谷の洞窟」。
定泉寺という真言宗の寺にある。
鎌倉時代の初期に開創され、江戸時代に
掘り拡げられたそうだ。
長さ一キロ。
真言密教の修行の場である。



弘法大師の像が境内に。


入るには規則を守らねばならない。



洞の入口で各自、小さなろうそくに火を灯し
いざ、中へ。



残念ながら洞内は撮影禁止。
昔の修行僧たちが掘った細くて長い
道を歩むわけだが、文字通り真っ暗。
外は炎天下だがここは寒いくらい。
どこかで水音が聞こえたり聞こえなかったり……。

おまけにろうそくの火がすぐ消える。
同行者にもらい火するわけだが、
一人では絶対に入れない。
まるで迷路のようになっているし……。

ろうそくを近づけると、天井や岩壁に
掘られた曼荼羅が、ぼんやりと浮かび上がる。
この中でひたすら読経して修行するのだから
魂はいやおうなしに霊界へと抜けていくはず。
この洞窟に関してはまだまだ解明されていないことが
多いというから、ますますミステリアス。
また行ってみたいが、同行者があればの話。
修行僧でもなければとても一人で入れない。

近くにある「九つ井」で昼食。



タクシーで大船へ移動。
なかなか険しい参道をのぼる。



大船観音が着工したのは昭和4年。
地層の関係で、工事が始まってから
立像~座像~胸像と、そのお姿に変更があったそうだ。
しかも時は、第一次大戦後の世界恐慌。
寄付金が思うように集まらず、未完成のまま
23年間も放置されていた。
その間に日中戦争、太平洋戦争が勃発している。

境内には原爆犠牲者慰霊碑が。



灯篭には小さな「原爆の火」が燃えている。





電車の窓から観るだけだった観音様。
巨大ではあるが、やさしいお顔。





最後は駅の向こうにある大船商店街へ。
活気に満ちた、昭和な商店街。
ここもぜひ、もう一度来たいなあ。



大船駅で名物「大船軒」のお弁当を買った。
押しずしや巻きずしの入った、なかなか豪華なのを。

それが我が手にあったのはほんの一分ほど。
週刊誌を買いにキオスクへ寄った。
お金を払うため、弁当の入った袋を
レジ横に置いた。
そのまま忘れて電車に乗った。
気がついた時は遅かった。

で、戸塚駅でこれを買った。



いや、おいしいのよ、崎陽軒も。
だけど今日は大船軒が食べたかったのよ、
大船まで来たんだからさ!

そういえば二か月前にも同じことがあった。
鎌倉へ行き、小町通りで
漬物数種とお稲荷さんを買った。
帰ったら食べよ♪と楽しみにしてたのに
地下鉄の中に置き忘れてきた。

ひょっとして、バチ?
考えてみたら、ここんとこずっと、
やるべきことをやらないでさ、
「神様、よろしく!」と
調子よく拝んでばかりだったもんねえ。

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

冬桃
そうです。
酔華さん
 田谷の洞窟、私たちは3人でしたが、
もし一人だったら、私の場合、即身仏に
なるしかないですね。
 ほんとに真っ暗。迷路。
 修行の場としてわざわざこれを造ったのですから
凄いですね。
 大船軒のお弁当、おいしかったですか?
 今度、お礼になにかご馳走してくださいね。
酔華
田谷の洞窟
https://blog.goo.ne.jp/chuka-champ
もう40年くらい前でしょうか、行ったのは。
4,5人でしたので安心して入りましたが、
独りで、しかも他のお客さんがいなかったら入れませんね。

お弁当は私がもらっておきました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「雑記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事