冬桃ブログ

季刊誌横濱 「横浜の地図はおもしろい」

 
 季刊誌横濱 創刊50号 
「横浜の地図はおもしろい」




 ほんとに、おもしろいのです!
 まずは冒頭の「横浜の原風景」という
絵地図に、うっとりします。
 のたりと横たわる二頭の龍を思わせる尾根に
両側を護られているかのような細長い土地、
海に突き出た横長の砂嘴。
 砂嘴上に点々と描かれた人家。
 ここが、吉田新田と呼ばれる大きな埋立地と
開港場横浜の中心となる関内です。
 人家は、戸数100ばかりの横浜村。
 海に浮かぶのはペリー艦隊の黒船。
 安政6年(1859)、開港直前の横浜を
描いたものです。

 この素朴な風景が、巨大な国際都市へと
変貌していく様を、カラフルな、さまざまな
種類の地図が見せてくれます。
 エキサイティングなタイムトリップです。

 「地図でたどるミステリーツアー」も
目からウロコです。
 横濱地図博覧会という市民イベントを
一緒に開催した仲間達が、真骨頂を発揮。 
「中華街はなぜ斜めなのか?」
「日吉の街はなぜ扇状なのか?」
 などなど。
 横浜の謎を解き明かします。

 私の連載「横浜の底力」は、
「地図・謎・まち歩き! 横濱地図博覧会」。
 横濱地図博覧会という謎(かな?)の会の成り立ち、
さらにはどんな活動をしてきたのかを、
これまた赤裸々(?)に解き明かしております。

 荻野アンナさんの「商店街はおもしろい」は
「中華街の迷宮を行く」。
 迷宮だらけなのですよ、横浜は。

 秋の夜長を、この1冊でじっくりと
お楽しみください。
 

 

 

コメント一覧

冬桃
これを肴に横浜談義を!
いその爺さん

 ネットがどれだけ便利になっても、身近な
本屋さんはあってほしいですよね。
 それにしても、この本はぜひアマゾンでも
買えるようにしてほしいです。
 近々、また、集まって横浜談義いたしましょうね!
いその爺
面白そうです! すぐに買いに行き。。。
って、最近は本屋さんが激減してしまい本当に不便です。
車での通勤が多いので、本屋さんに行くのに駐車場代必要なんですよ!(笑

明日は電車で家を出て帰りに有隣堂に寄って来ます。
ああ、ほんとうに不便。:(T-T):
冬桃
Mei F.さん

 横浜だと有隣堂をはじめとして
いろんなところで販売してるんですけどねえ、
アマゾンで買えないのが問題です(もったいない!)。
 ウェブだと、ここで買えます。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281684060/
 街物、地図物、歴史物はほんとにおもしろいですね。
Mei F.
どこで?
ものすごく興味をひかれる内容です。
どこで、買うことができるのでしょう?

私も今、「神保町が好きだ!」という地域誌の編集にかかわっているので、大いに関心があります。
こういう冊子って、結構面白いですよね。
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