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冬桃ブログ

チェンマイ・チェンライの旅4 虫喰い

 チェンライの夜店で念願の「虫」を見つけた。
 まずは「こおろぎ」。



 どういうわけかこれを売っている屋台は、隣に必ず「養殖中の生こおろぎ」を
置いている。
 うちのは新鮮ですよ、というアピールだろうか。
 炒ってあるのだと思うが、いい香りのスパイスが振りかけてあり、なかなか
おいしかった。ビールにもウイスキーにも合いそう。

 もうひとつは「タガメ」。写真のものは市場で売ってた「生(なま)」。





 屋台で売っているのは揚げてあるようだ。五匹で20バーツだったが、
そんなに食べられそうにないので一匹だけ買った。
 5バーツ(15円弱)。ちょっと割高。
 お尻をかじると、臭いが口の中に広がった。強くはないが、いいにおいではない。
 女子大生M・Uさんに回した。彼女もちょっと食べただけで、女性映画監督N・Mさんに。
 「これ、豚の糞の味がする」と言いながら、N・Mさんは全部食べてしまった。
 その光景をビデオに撮らせていた。唇に黄色い汁を滲ませながら……。

 翌日、彼女は浮かない顔をしていた。
「ああ、あんなもの食べるんじゃなかった。後悔してますよ。いまの気分は、
そう、たとえて言えば、酔った勢いで好きでもない男と寝ちゃった翌朝かな」

 なるほど。この次会っても徹底無視、という感じね。

 私はタガメよりこっちの「sushi bar」の方がもっと抵抗あるなあ。



 

  
 
 
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