冬桃ブログ

横浜もののはじめ物語(有隣新書) 斎藤多喜夫著

 出ましたよ! 
 開港横浜をわくわくと楽しめる本。

 斎藤多喜夫著
「横浜もののはじめ物語」(有隣新書)


 あの時……って、見てきたように言いますが
日本が鎖国を解いて開国し、横浜が開港場になり、
外国人居留地ができたとたん、どっと流れ込んできたのです。
 それまで、日本人が見たことも聞いたこともなかった
西洋の文明や文化が!

 いま、私達があたりまえに見て、
手にしているものの多くが、まずは、
日本の玄関口となった横浜へ上陸しました。

 パン、カレー、ビール、清涼飲料水、アイスクリーム、
ハム、バター、チーズ、それにトマトやキャベツなどの西洋野菜。

 洋服、、洋髪、靴、クリーニング、電話、ガス、上下水道などなど
数え上げたらきりがありません。
 この頃の横浜はまさにワンダーランド!

 斎藤さんは大判の「横浜もののはじめ考」(横浜開港資料館)
も出されており、私はなにかにつけ、参考にさせていただいて
おりますが、今度の本は持ち運びにも便利な新書版。
 持って出て、日本大通りのカフェあたりで読むなんて最高です。

 あ、ちょうどいま横浜開港資料館で
「開港場横浜の原風景」という企画展示が開催されてます。
 カラフルな地図もいっぱいでおもしろいですよ!
 展示を観てから読むか、読んでから観るか。
 色づいたイチョウ並木を、行きつ戻りつしながら楽しみましょう。




 
 

 

コメント一覧

冬桃
読み物的
酔華さん
 その連載のことは知りませんでしたが
「横浜もののはじめ考」の方は網羅的で
こちらは読み物的であると、著者が
巻末に記しておられます。
 どちらも資料として貴重です。
 「市史考」と違うことが書いてあった場合
「市史考」のほうが間違っていると思ってくださいと
きっぱり書いてあるところが頼もしいです(笑)。
酔華
おおっ
これは買わなくちゃ。
有隣堂本店で売っているんでしょうね。
ところで、この書名みると、
はまぎん産業文化財団の「マイウェイ」の、
「横浜もののはじめ物語」2冊分をまとめたのかな…
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