という名前なのをいまごろになって知った。
良く見るコガネグモなのだが、ふと検索したら、
こんな立派な英名が!
マスクをした怪盗ナントカにも見えるんだけど。
いや、日本名ももちろん立派なのだ。
なにしろ「黄金蜘蛛」だもの。
しかも、いまや絶滅危惧種に入ってるとか。
私なんかジョロウグモといっしょくたに
したりしてた。
セント・アンドリュース・クロス。
うっとりと、名前に見惚れてしまった。
聖アンドリュースはキリストの使徒。
十字架にかけられて亡くなっている。
同じ十字架でも「十」は太陽を表し、「✖」は
「月」を表すとか。さらに「✖」は聖アンドリュースの
シンボルでもあるという。
で、この蜘蛛の巣、確かにくっきりとした✖印。
これからは庭で見かけるたびに手を合わせそう。
畑をやっている限り、「害虫」を見つけると
踏みつぶしたりせざるをえないのだが、
自然界の植物や生物との出会いは、私にとって、
S村暮らしの大きな歓びなのである。
ブットレアの花とカマキリ。
百日草の蜜を吸うヒョウモンチョウ。
パセリとキアゲハの幼虫。
四、五匹いたから、パセリはいずれ丸坊主に
されるわけだが、老ドラゴンに懇願して特赦。
三年がかりでようやく実をつけた葡萄(巨峰)。
その葉を寄ってたかって齧っていたマメコガネ。
こちらは容赦も恩赦もなし……。
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