ぐぅの音

趣味の事、日々の何気ない事を記します。

うれしかった事。

2019年08月29日 | 魚釣り
ご無沙汰しております。
久しぶりに投稿します。
最近、職場の後輩が渓流釣りをはじめまして
ちょくちょく渓へは足を運んでおりましたが
特筆する事がなかったといいますか、
あまり気乗りせず、ブログ放置となっておりました。
今回の渓は僕が渓流釣りをはじめて間がない頃に
1度、松ちゃん師匠に連れて行ってもらった渓へ。
記憶が全くござんせんでした(笑)







川は水量が多めで僕も後輩もそこそこ釣れて、楽しかったです。



今回の事件は帰路なんですよ。

事前に松ちゃん師匠に相談しており、
取水のための山道を通って集落まで出てまた山道を通るコースと川通しで帰る
この2択があるが川通しが無難と言われておりました。
が、山道を選択し、大失敗。

結局、本来の取水の道は見つけられず、道とも言い難い道を通って
何とか集落まで出ましたがそこからまた山に入る道が謎!!
しかもこの段階でかなりの疲弊。
14時半に退渓開始していたにも関わらず集落に到着したのは16時過ぎ。

県道を通って車停めまでは10Km以上ある上に最後の登り坂は地獄。
しかしその時間から山に入るのも怖いし、何せ道がわからんかったもので
道路を歩く事を選択。

集落でおばあさんに遭遇し、山道を尋ねてみましたが

「急がば回れ、ですよ。」

と言われました(笑)

もう疲労困憊の状態。

1時間程歩き、何とか集落から降りて県道を歩いておりました。

その時、救いの神が現われました。

「どこまで行くん?乗ってく?」

車に乗っていた男性が声をかけてくれました。

背中から悲壮感が出ていたのでしょう。ええ。

我々は歓喜しました。

県道を爽快に走り、延々と続く登り坂を文明の利器がどんどん駆け上がります。
この坂を歩いて登る予定だったのかと思うとぞっとしました。

本当に救われました。本当にうれしかったです。
ありがとうございました。
本当にうれしい事は人から与えられるものではないかと思いました。


19時前に車停めに到着。
聞けば運転手さんは霧谷山荘の方でした。
「池田のヘソサロンってとこでラーメン作ってるから良かったら帰りに寄りなよ」
という事で寄らせて頂きました。





ヘソサロンはアンテナショップ的な雰囲気で雑貨が置いてあったりしてお洒落な感じでした。

話を聞くと元々、倉敷の出の方らしんですが、滝マニアの山好き過ぎて祖谷に魅せられて霧谷山荘を始めたそうです。

狩猟もされるらしく、ラーメンの出汁も鹿の骨でとっているそうです。
実際、なかなか美味しかったです。

また霧谷山荘にも行ってみたいなぁ。

今回の釣行はとても思い出に残るものとなりました。