★ 横内徹写真集 ★

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★彼岸花

2014年05月13日 22時55分29秒 | 日記

★彼岸花/曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

【2014.09.20】

彼岸花は最後の最後に食べる”非常食”だった

不吉なイメージしかなかったけど、イメージが完全に変わった。

食料が尽き、草や木の皮や、さらには土壁の藁までも食べ尽くし、最後の最後の非常食として彼岸花の球根を食べたというのである。餓死という窮地に立たされ、まさに死と直面した時に彼岸花を食べた、あるいはそのために用意された花であったのである。非常食であるから、そう簡単に食べられては困る。だから「彼岸花には毒があるので触っちゃだめだよ」と、寄りつかないように牽制しておく必要があった。しかし命を守る大切な花であるから、身近なところに植えておく必要があったのであろう。

-MEMO-
ヒガンバナ科の多年草。土手や田の畦に生える。秋の彼岸のころ、高さ約30センチの花茎を伸ばし、長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状につける。花の後、線形の葉が出て越冬する。有毒植物であるが、鱗茎を外用薬とする。別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。死人花(しびとばな)。捨て子花。石蒜(せきさん)。天蓋花(てんがいばな)。天涯花。幽霊花。かみそりばな。などがある。
彼岸花は、地下茎に有毒成分が有る為そのように言われておりますが、樋口清之氏{歴史学者}によれば、彼岸花の地下茎(玉葱状)は、水にさらせば飢饉(天候不順)の時の非常食になるので、普段は、縁起が悪いといって民衆より遠ざける為に縁起が悪いと言い伝えていたようです。

私は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という花名が好きだ。