余暇問題研究所ニュース

高齢者介護支援・レクリエーション指導分野で日本一の実績を誇る、 余暇問題研究所のニュースや所員日記を紹介しています。

フューブライト・コミュニケーションズ株式会社様がベスト顧客体験賞、最優秀賞を受賞!

2015年12月10日 | uenoの日記

2015年11月28日(土)ソフトバンク主催の「Pepper Innovation Challenge 2015」の決勝大会にPepperのアプリ開発をしているフューブライト・コミュニケーションズ株式会社様が「ペパ電 for Biz」と仙台放送様と取組んだ「いきいき 脳体操」が進み、「ペパ電 for Biz」がベスト顧客体験賞、「いきいき 脳体操」が最優秀賞を受賞しました。

弊社上野と廣田も当日は応援に行き、会場でその喜びの瞬間を共有させていただきました。嬉しかったです!  フューブライト・コミュニケーションの皆様 本当におめでとうございます!!  弊社はフューブライト・コミュニケーションズ株式会社様の高齢者施設で活躍できるペッパーのアプリの開発に協力しています。

pepper innovation challenge2015


発表会場


「ペパ電」のpepper


「いきいき脳体操」近藤氏(左)右は廣田


フューブライト・コミュニケーションズ㈱の吉村氏


最優秀賞とベスト顧客体験賞を受賞


気仙沼市を訪ねて

2012年03月13日 | uenoの日記

218日~19日に日本老年行動科学会の気仙沼プロジェクトに参加してきました。現在弊社事務所も私の自宅も目黒区内にありますが、気仙沼市と目黒区は友好都市を結んでおり、毎年9月に開催している区民まつり(SUNまつり)には、気仙沼市から5000尾のさんまが送られてきます。昨年の震災後にも送られてきて近隣住民においしいさんまを提供してくれました。

しかしながら、気仙沼市を訪れたのは初めてでした。日本老年行動科学会の今回のプロジェクトは日本臨床発達心理士会と気仙沼市や現地市民のボランティアグループとの関わりから開始されたものと聞いています。とくに市民を支えている社会福祉協議会の職員や介護士や保育士などの「支援者の支援をする」という目的での活動です。

18日の朝、東京を出発し、午後は社協職員や相談員など5060名が集まり、事例検討会や今困っていることのアドバイスなどに半日をかけました。

翌日19日は東京都健康長寿健康センターの粟田先生による「認知症の総合アセスメント」の講演会が行われました。参加者は高齢者施設職員や保健師など約70でした。

私は両日とも15分間の手・指の体操やジャンケンゲーム、リラックス体操などを行いました。参加者は皆想像以上に元気良く、笑顔が見られました。しかしながら職員からの質問には「やらなくてはと思うがうまく進まない」などの話も出ており、疲れさえ感じられ、ますます支援者を支援していく必要性を学会の先生方とともに感じた2日間でした。この活動はボランティアグループと学会との協力で今後も継続していく予定です。

 

私たちが見た魚市場やシャークミュージアム辺りの場所は、現在は瓦礫もなくなり、壊れたバスや船だけが残り、ひとけのない風景になっていますが、遠くには美しい山が見え近くには海の見える景色が目にしみました。また来れたらいいなと思いながら19日夜に東京に帰りました。

上野 幸
 

取締役上野幸がレクササイズのリード

2010年08月15日 | uenoの日記
去る6月24日と7月26日の両土曜日午後1時から午後3時半まで、東京都港区にある明治学院大学講堂で日本老年行動科学会主催の”脳活&
ハッピーエイジングしてますか?"と題して市民講座が開催されました。

その折に、弊社取締役上野幸(本学会の正会員としても活動してます)が"Let's レクササイズ"の講師として二つの講義の合間に、息抜きを兼ねたレクササイズに基づく軽い体操とその場でできるゲームを指導。

その場に合った軽妙なリードで、参加者も声を出して楽しみ、笑いを誘いました。「さすが余暇問題研究所の専門家ですね~」との賞賛の声もいただきました。





小規模多機能型介護施設「らいふ松林」のレク活動支援にて

2009年05月02日 | uenoの日記
 今年の1月から、神奈川県茅ヶ崎市にある小規模多機能型施設「らいふ松林」に月1回レク活動支援に伺わせいただいています。参加されている14~5名の顔と名前もようやくわかるようになりました。利用者の方々は私が「こんにちは」と入って行くと、殆どがにこにこと迎えてくれます。どこかで見たことあるような女性が来て体操したり、歌をうたったりしているなあと思っているのでしょうか?それとも、私も職員だと思っているのでしょうか・・・。

 私自身もこの施設に入ると、なんとなく暖かい雰囲気を感じます。ゆったりとした空気が流れています。キッチンが施設の真ん中にあり、食事の準備をしている人の顔が見えるようになっています。家に帰って来たみたいで、つい何を作っているのか覗きたくなります。前回は音楽に合わせて体操をしていたところ、奥にいた元気な男性が踊り始めていました。そのようすをみて、職員の方がとても楽しそうでした。

施設のどこかで、いくつもの笑顔があると、それだけで雰囲気が和らぎます。

それは利用者だけではなく、職員でも、外部者でも。

これからもたくさんの笑顔が見られる支援を続けられように頑張りたいと思います。 

上野幸


自然を体験する

2008年09月03日 | uenoの日記
8月下旬に小学4年生~中学3年生を対象とした某区主催自然体験教室の現地総括責任者として、長野県のキャンプ場で4泊5日を過ごしてきました。このキャンプ場は歴史もあり、湖に面した広い土地にキャビンが点在し、豊かな自然環境があります。例年50~60名の子どもたちが参加していますが、今年は小学4 年から中学3年まで6年間続けて参加の中学生もはりきって来ていました。  4月から主催者の教育委員会・スポーツ協会・キャンプ協会の方々と共に準備をすすめ、細部チェックし、当日を迎えるまでに万全な体制づくりを行ってきました。
 しかしながら、予定通りに行かないのが、天気や気温です。今年は例年より雨の多い天気でした。 

 初日 バスでキャンプ場に向かう途中で、すでに雨になり、昼食はバスの中でとりました。キャンプ場についてからはさらに大雨で、大きな荷物を持ったまま、子どもたちは、みなずぶ濡れ。 2日目は晴れて、湖での水泳や、キャンプ場内での自然観察、夜はたくさんの星を見ることができました。 3日目はキャンプ場を出て、いろいろな道を5~6時間かけて歩くハイキング。晴れたり、曇ったり、雨だったり、道はぐちゃぐちゃ、靴はどろどろに・・・。帰ってきた子どもたちの服や靴は、雨と汗と泥で異様な匂いが漂っていました。 しかし、4日目になるとその匂いも靴のぐちゃぐちゃにも慣れ、雨が降っても平気な顔です。夜は真っ暗になるキャビン周辺にも慣れて初日とは明らかに違う、野性的な子ども達の様子がみられるようになります。 5日目、東京に戻った日も小雨でしたが、全く平気な顔の子どもたちでしたし、たくましくも感じられました。

たったの4泊5 日ではありますが、この自然の力がこうも子どもたちにとってインパクトがあるものなのだと今さらながら思います。また、たくさんの仲間と共に過ごした楽しさもこのキャンプの中で感じていることでしょう。
この体験が、都会に戻ってもきっと生きる力となると確信しています。

上野幸