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原発連休明けの生活(2) 原発の今後 武田邦彦氏のブログのコピーです

2011年04月27日 | 天気 台風 地震 天災 事故

http://takedanet.com/

原発連休明けの生活(2) 原発の今後

原発は連休開けに少しずつ安定していきます。それは高濃度の瓦れきや水を除去し、少しずつ原発内の放射線量が減っていくからです。

始末をするためには作業員が入って具体的な作業をしなければならないからです。

例えば、冷却水の接続やポンプの稼働などが重要な問題ですが、これらも現実的に作業員が現場に入れなければできない問題が多いのが問題です。

残念ながら現在のところ、原発内の放射線量が高いので作業が少しずつ進むことになると思います。その中には意外な障害物も出てくるので、そのたびに少し遅れるかもしれません。

東電はこの期間を3ヶ月とみていますが、わたくしたちから見ると、それが3ヶ月でも2ヶ月でも、また6ヶ月かかってもそれほど大きな違いはありません。

これまで、爆発後の原発からは50万テラベクレルぐらいの放射性物質が放出されたと考えられますが、現在では1日あたり当時の100分の1ぐらいの放射性物質の放出があると考えられます。

今回の事故では、最初の放出が余りに多かったので、現在のように1日あたり150テラベクレルぐらいの量は「大した量ではない」ということになっていますが、普通の場合には大変な放射性物質の量ということが言えます。

・・・・・・・・・

つまり今から秋口までの3ヶ月から4ヶ月は福島原発から「普段なら相当の量」の放射性物質が出続けるということを意味しています。

しかしそれは今まで被爆し多量に比べると少ないという状態であることも覚えておく必要があると思います。

(福島原発事故の前では多くて)+(福島原発事故の直後から見ると少ない)

秋口になるとさらに原発は安定してきます。原発内の放射線の強さも大分弱くなってきますので、原発内でまとまった作業ができるようになります。

この時期には、原発内に残る放射性物質はセシウムやストロンチウムなどのように半減期が30年のものが残るので、それ以降は半減期では放射線は減らず、除染作業によってのみ減らなくなります。

ともかく、秋口には原発からの放射性物質の放出量をできるだけ少なくするための様々な作業が行われますので、放射線が下がってい来ます。

それからは10年単位です.

10年ぐらい経つとかなり作業がしやすくなりますので、日本の場合にはそのまま埋めてしまうというより、むしろ解体してまとめでどこかにしまうという方法がとられると考えられます。

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福島原発の爆発の可能性が減ったので、貯金通帳を持ち歩く必要はありません。

また、長期化しますので「長期的に生活ができるような体制」を整える必要もあります。1ヶ月や2ヶ月ならかなり無理なこともできますが、1年単位になりますと実際に自分が精神的にも安定した生活していけるような環境を作っていくことが大切です。

つまり、よほどのことがない限り福島原発が危険な状態になることはありませんから、頭の中から福島原発のことは取り除いてしまい、自分やご家族のことだけに頭を使うという方がよいでしょう。

また長い期間ではストレスもたまるので楽しい生活を目指すことも大切になると思います。

政府や東電は福島原発のことを一生懸命やってくれなければいけませんし、メディアは、もしかすると、福島原発のことを詳細に報道するかもしれません。

しかし、それらはほとんど我々には関係がないことですし、東電の発表した行程の「第1ステップ」が3ヶ月かかろうと6ヶ月になろうと、ほとんど我々には関係のない時期が来たと思ってよいでしょう。

福島原発は忘れることができます!! 

それで一つ「心の負担」が減ります。やれやれ・・・放射線は怖いのですが、半減期や漏れる期間がありますので、時間が解決してくれます。これまでの我慢が一つ、報いられました。

ニュースではまだ福島原発のことをするでしょうが、「遠くで起こっていること」ぐらいの気持ちで大丈夫です.

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(注) 福島原発が、再度、爆発する危険性はありますが、それは「日本にある他の原発が地震で壊れる可能性より低い」ということで、私はその意味で心配していません.

つまり、人間のやることですから「完全に安全」というのはなかなか無いのですが、福島原発より、他の原発の方が危険な状態になったので、その点で安心して良いと思います.

(平成23年4月25日 午前8時 執筆)武田邦彦

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原発連休明けの生活(1) 原発のこれまで 武田邦彦氏のブログのコピーです

2011年04月27日 | 天気 台風 地震 天災 事故

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原発連休明けの生活(1) 原発のこれまで

3月12日に事故を起こした福島原発も、ようやく一段落の状態になりました。

ここでは「連休開けからの生活」について全体的に見渡してみたいと思います。これまで通りこのブログでは、私は家庭のお父さんとして、「あまり厳密ではなく、慌てん坊で抜けているところがあるけれど、家族の安全を第一に考える愛情には自信がある」というスタンスでまとめて行きます。

また、将来を予想するには、過去のことを整理するのが大切なので、項目毎に「過去」と「将来」をおおよそペアーにして話を進めます。

今のところ、{原発→放射線→被ばく→生活の注意→残された問題点など}の順序で進み、最後にメールでお答えできなかった具体的なご質問に答えたいと思っています.

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福島原発は3月12日に事故を起こしてから、科学的には「予想通りに進んで」います。「予想通り」ということは、意外なことがほとんどなかったので、考えやすいことを意味しています。

私のブログの予想がよく「当たる」と言われるのですが、それは「予知能力があった」のではなく、原発の状態が「普通に進んだ」ので、結果的に当たったように見えたということです。

まず簡単にこれまでの経緯を振り返ってみたいと思います。

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3月11日に大震災が起こり、福島原発が壊れました。

不幸中の幸いで、地震直後にはまだ電気は使えたので、核爆発を押さえるための制御棒を差し込むことはできました。それで核反応は止まりました.

しかし、多くの機器が破壊され、電源系が失われ、原子炉を冷却することができなくなりました。

原子炉は二種類の熱が出ます。

一つがウラン235が核分裂する時の熱、もう一つが核分裂でできた元素が、さらに壊れていくときの熱(崩壊熱)です。

核分裂が進んでいるときには、崩壊熱は目立たないのですが、核分裂が止まると、今度は崩壊熱が目立ち、それで温度が上がってきます。

それでも、核分裂に比べれば崩壊熱は小さいので、冷却ポンプさえ動いていれば冷やすのは簡単なのですが、福島原発の場合、冷却ポンプが止まってしまったので全く冷やすことができなくなりました。

日本の原発は原子炉が水につかっています。だから冷却できずに温度が上がると、水が蒸発して蒸気になり水面が下がってきます。

水面が下がってくると、露出した燃料棒と水が反応して水素が発生します。水素は気体ですから原子炉の圧力を上げます。そうすると原子炉が爆発する怖れがでるので、水素や水蒸気を外側と逃してやらなければなりません。

水素は原子炉圧力容器から、格納容器へ、さらに建物へ移動し、建物の中の酸素と反応して爆発しました。1号機~4号機まで壊れ方は少しずつ違いますが、わたくしたちにとっては福島原発は、

「水が循環しなくなり、蒸発して燃料棒が露出し、燃料棒の材料が水で酸化されて水素ができ、その水素が外に漏れて水素爆発をした」

ということを理解しておけば、今後もわたくしたちの安全を保つ上で十分な知識です

・・・・・・・・・

今回の事件は最悪でしたが、水素爆発はかって不幸中の幸いでした。もしも東電が「世間から厳しく言われるから、少しでも放射性物質を出さないように」と思って頑張ると、ついに原子炉が破裂して、もっと悲惨なことになった可能性があるからです。

3月15日頃には、すでに大量の放射性物質が空気中に飛散し、さらに1号機~4号機まですべて破壊されるという状態になったので、この状態で原子炉の事故としては明らかに“レベル7”でした。

しかし、“レベル6”であるか“レベル7”であるかが重要なのではありません。いずれにしても人類史上、最悪か、最悪に近い事故が起ったのです。

今から言っても仕方ありませんが、最初の爆発でレベル7に近いところまで行くことは判っていたのですから、すぐ対策をとるべきでした。

まず住民の避難、それから原発から発生する放射性物質の量と風向き、それに自衛隊・消防隊・気象庁等あらゆる関係機関を動員し、日本の国力をあげて原発の影響をできるだけ軽く済むように行動に起こすべきだったのです。

しかし外国人が次々と東京を離れた時期、政府は、何らかの理由で発表をおくらせました。そして逆に「大したことはない」ということ繰り返すことによって、付近住民は初期被爆を受け、国家が行動すべきことも遅れました。

起ったことははっきりと意識しておく必要がありますが、このブログでは今更、政府の怠慢を繰り返しても仕方ありませんので、事実として指摘するにとどめます。

・・・・・・・・・

いずれにしても福島原発は一段落しました。

わたくしは3月中旬に、最悪の状態は、その時の250倍から2.5倍程度に低下したとブログに書きました。テレビは「大変だ、大変だ」と言うだけで、どのぐらい大変なのかを言わなかったので、おおよその目安を示しました。

さらに4月に入ると原発は徐々に安定期に向かってきました。そこで、「貯金通帳はまとめておいたほうが良いが、原発が爆発する可能性は20分の1程度に下がった」と書きました。

現在はさらに安定をしてきています。

わたくしが「原発が爆発する可能性」が低下したと判断した理由は、福島原発の大きさにあります。

物理や化学の分野で起こることは、「対象物の大きさによって時間が決まる」という特徴があります。

例えば、小さなコップでは何でも早くすみますが、太平洋のような大きなところでは、同じ事でも随分時間がかかります。物理的なものは、おおよそ大きさのルートに比例して時間がかかります。

地震から数日経って水素爆発が起こったのも福島原発の大きさと関係していて、小さければすぐ起こっていたでしょう。逆に、同じ装置が10日たっても20日たっても何も起こらないということは、原子炉が安定してきたということを示しています。

このように福島原発では、事故発生から、制御棒の挿入、電源系の喪失、水素爆発、その後の冷却作業と原子炉の安定状態への移行と全く順調に来ています。

今後も問題が起こらないではありませんが、福島原発の場合には、比較的、核爆発が起こりにくい構造をしていますので、その可能性は低いと考えられます。

(平成23年4月26日 午前9時 執筆)武田邦彦

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「緊急の訴え いわき市の市長さんへ、あなたは上ですか?」武田邦彦氏のブログのコピーです。

2011年04月27日 | 天気 台風 地震 天災 事故

http://takedanet.com/

緊急の訴え いわき市の市長さんへ、あなたは神ですか?

なぜ、市長は「いやがる子供に強制的に、イヤなものを食べさせる」ことができるのですか? こんな簡単な事がなぜ判らないのですか?

いわき市の給食に福島産の牛乳と食材が使われると聞きました。

その理由としていわき市の市長さんは、

「福島産の牛乳や食材は危険だという風評を払拭するため」

と言われたようです。

質問に答えてください。市長は神ではありません。

前提は「給食に出されたら子供はどうしてもそれを食べなければならない、選ぶことができない」ということで、それがポイントです.

1. 福島の放射性物質は、なぜウシやホウレンソウを避けて落ちるのですか? 規制値以下でも汚染はされているのです。

2. 今、いわき市の子供達は少しでも被曝量を減らさなければならない時期です.その時期になぜ子供達の被曝量を増やそうとされるのですか? 1年間の被曝量を1ミリ以下にできますか?

3. 福島産の牛乳やホウレンソウが危険であるというのは科学的事実で、子供に食べさせても安全だというのが風評です. なぜ、大人の失敗を子供達に贖わせるのですか?

4. 日本の「法律」では1年に1ミリ以上の被ばくをさせることは禁止されていることをご存じですか?

5. 大人より地面に近いところで呼吸をする子供達の方がより多くの被ばくをすることをご存じですか?

6. その人の体に悪い影響をすることを「逃げられない人に強制する」ことはできないことをご存じですか?

すぐ、止めてください。

ここに2つの野菜があるとします。一つが「放射性物質は付いているが規制値以下の野菜」と、もう一つが「産地が遠くて汚染されていない野菜」です。

子供をもつ母親は迷うことなく汚染されていない野菜を買うでしょう. それなのに、汚染された野菜を給食にだすということは「絶対に子供に食べさせたくない親に強要することになる」ことが判りませんか?

そんな神様のような権利は市長でも首相でも持っていません。

放射性物質で汚染されている野菜を我が子に食べさせるのはイヤだと思う親の気持ちは間違っているかも知れませんが、だからといって市長の思想を強制することはできません.

市長が判断できることではないので、止めてください。放射線は怖くないという考えがあっても良いのですが、怖いという人になぜ強制するのですか。

すでに日本はそんな野蛮な国ではなく、個人のイヤなことを強制できる国ではないのです。

(平成23年4月26日 午後9時 執筆) 武田邦彦

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福島原発事故に対する対応の鈍さは、こんな理由かな?

2011年04月25日 | 天気 台風 地震 天災 事故

僕なりに「政府が放射線被曝による人体への影響を軽んじる訳」を考えました。

福島原発事故が起こる前の日本は、世界で唯一の「被爆国」として、核実験などで放出された放射性物質による放射線被曝の危険性を世界に訴える事が出来ました。

核兵器保有国は「被爆国 日本」の広島・長崎の原爆による被害が甚大だったために、反論する事も少なかったようです。
しかし過去に「大気圏内核兵器の実験」を行った事がある核兵器保有国は、国自体としては、公に放射線被曝による人体への影響を認めていないと聞きます。

その理由は簡単な事で、放射線被曝による人体への影響を認めると、

1,過去に行った核兵器実験時の自国の兵士に対する補償(劣化ウラン弾含む)。

2,核兵器実験場の近隣住民(島民)への補償。

3,核兵器実験で放出した放射性物質による世界中への補償。

 等を行う事を求められるからです。

福島原発が爆発事故を起こした3月12日を期して、「被爆国 日本」は核兵器の爆発実験を行った核兵器保有国の仲間入りをしました。

よって、核兵器保有国の考え方にならい

1、放射線被曝は人体に何ら影響を与えない。

2、影響がないので非常に放射線が強い地域をのぞき何もしない。

3、子供を含む住民の移動等は必要最低限の対策のみ行う。

4、よって近隣各国への謝罪も補償も必要ない

5、これは、国連の常任理事国であり、また核兵器保有国の考え方と同じである。

このような論法を張るための布石だと思いますが、いかがでしょうか?

以上の理由から、放射線被曝による人体への影響を、政府は「ただちに・・・」も「将来において・・・」も補償する考えは無いと思います。もちろん、現在の政府責任者及び安全性を主張する学者先生の責任も免責され、将来、その功績により叙勲表彰をお受けになる事でしょう。

 原子力村の住民は、めでたし!めでたし! です。

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福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ 九州新幹線シリーズ

2011年04月24日 | スポーツ・ホークス・ロアッソ

藤崎台県営野球場で今年もパリーグ公式戦が開催されました。

福岡ソフトバンクホークス 対 千葉ロッテマリーンズ 九州新幹線シリーズ

試合の詳細はスポーツ新聞やテレビ等で御存知でしょうから割愛します。ホークスが5-3で勝ちました!ペナントレース首位です!先は長いけど頑張れよ~!

恒例のラッキーセブン(7回)です。

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今年の藤崎台県営野球場の目玉は、スコアボードにLEDビジョンが出来た事。高校生の時に母校の野球部を応援していた頃は、スコアボードは白ペンキの手書きで、スコアボードから「中の人」が試合をのぞいていたのが懐かしい(笑)。

20110303_002

ゲームの前半は小雨が降っていましたが、外野席の千葉ロッテマリーンズ応援団とホークス応援団ともに元気一杯でした。応援団の皆さん疲れ様でした、そして、楽しい応援ありがとうございました。

Yahooドームでホークス対千葉ロッテマリーンズ戦を観戦した事があるので知っていましたが、今年も千葉ロッテマリーンズ応援団の応援は上手いですね!また勝たせてね~(笑)。

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