深刻な介護のニュース２題。

Web板毎日新聞の記事
「脳性まひの息子、首絞めた朝　愛した４４年、母絶望」

Web板朝日新聞の記事
「介護中の妻殺害容疑の８３歳、２週間食事拒み死亡　埼玉」

これが日本の現実でしょうね。
毎日新聞の記事は実刑は酷ですね、せめて執行猶予は付けて欲しかったです。しかし考えようによっては刑に服した方が母親の精神状態は安定を維持出来るかも？と思う所もあります。それに刑務所内で行われる母親に対する介護は無料なので長男の経済的負担も軽くなります。

朝日新聞の「妻の介護疲れから妻を殺して自分は絶食して無くなった旦那さん」の記事は「明日は我が身（立場は逆になる可能性もあるけど）」と考えさせられます。
自分の事として考えると、自分が認知症になったら「安楽死」を望む意志も無くなるのだから、意識がある内に安楽死を選びたいと思う自分がいます。先々の経済的な事も含めて介護の負担を妻子に掛けたくない時は安楽死を選択出来る時代が来ないかな～？
体と心が動く内に選択しないといけない事だが、その状態では「まだ早い」と止められる、しかし時を逃して認知症になったら選択する事すら出来なくなる、どうにも厄介な選択になりますね。

日本の老後はお先真っ暗です　トホホ。