足りないのはボランティアだけじゃない!お盆の帰省時には、どうなる?

2011-06-19 15:38:14 | ニュース:スクラップ
ボランティア足りない 参加のべ人数「阪神」の3分の1

岩手、宮城、福島のボランティア活動者数

食品加工場から流されて腐敗したサンマやシャケを片づけるボランティア。臭気が強く、「最も過酷な作業」と言われる=5月3日、岩手県陸前高田市
 被災地でのボランティア減少に歯止めがかからない。震災後の3カ月間に岩手・宮城・福島の3県で活動したボランティアはのべ約42万人で、同時期に約117万人が活動した阪神大震災の約3分の1。「もはや関心は風化したのか」という嘆きも聞こえてくる。

 各県のまとめでは、5月の大型連休には1日に1万人以上のボランティアが集まった。だがこれがピークで、その後は一貫して右肩下がり。震災3カ月の節目にやや上向いたが、学生ボランティアが増えると見込まれる7月まで再び減少傾向が続くと見られる。

 「ボランティアが足りません」。6月上旬、岩手県で活動する「遠野まごころネット」のメンバーは東京・中野でチラシを配った。だが被災地の写真パネルの前で足を止める人はまばら。「もう風化?」。事務局の佐々木祐季さん(25)はショックを受けた。連休後に訪れるボランティアはピーク時の3分の1。「今後は仮設住宅に移った被災者の心のケアも必要なのに。このまま先細りさせるわけにはいかない」

 ボランティア不足の背景には、現地へのアクセスの難しさがある。大都市で起きた阪神大震災と違い、今回の被災地は都市部から遠く、広い。宿泊施設のない集落も多く、安全面からテント設置や車中泊を認めない自治体も多い。

こうした新聞を見て、思う。
先日ボランティアへ出かけた若者の話を聞いた。ワンボックスカーで、車中寝泊りしながら1週間の間、宮城県から岩手県まで海岸線を行く予定だったが、満足な食事は望むべくもなく、体はかなりキツクなり途中で一旦帰宅した。
夜間の警備体制など、“全く無法地帯となった被災地”では、警察官が不足していた。 “倒壊家屋での火事場泥棒”を警戒する夜間のボランティア活動をしながら、被災地の惨状に心痛めてきた。
報道だと、我慢強い東北人の気質は見上げたもんだ。日本人の良さばかりが表に出ていましたが、内実は、車のガソリンを抜き取ったり、店舗や誰も居なくなったことをいいことに家の中まで押し入る“泥棒”、崩れた家屋跡、瓦礫の場所で金目のものを探し回ったり・・・、と酷いもん。
とにかく、交番や派出所そのものが地震と津波の被害にあってしまったから、被災地の其れは、目を覆うばかり。

ここからが本人訴えなんですが・・・
お盆の帰省時には、被災した地元はどうなるか心配だ。
アクセス、宿泊場所、食堂、買い物などなど、
例年だと、釜石港で行なわれる花火大会には、浴衣で着飾った若い人らがドーンと繰り出し、一気に賑いを見せます。今年から当分の間はこうした光景が、見られないでしょう。そんな中でも、「釜石の虎舞」をぜひ見たいと集まってくる人はいるでしょうから。家を失い、身内を失ってしまって、地域が崩壊してしまったことしからのお盆は、どうなるんでしょうか。

今年わが磯崎家の新盆は、20人を超える数になることが予想されます。が、家なし、宿なしの釜石の現状を考えると、大変な難儀を覚悟しなければなりません。

イッソノコトどこか三陸の美しい浜辺で、星空の下、テント生活でも、いまから真剣に考えましょうか!

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