冬の観察会はなんにもない
な~んて思っていませんか
あるんです
冬の里山に生きる植物や虫たちの今の姿を見てください
参加者は30名以上めでたく当選した方たち
集合場所の旧稲荷山小学校を出発
広い道路を渡り
急な坂道を登ると
栗林に出ました
子供も大人も宝もの探し
ノキシノブ
これ何これ何
葉裏の胞子に興味をもつ子供たちも
アオゲラが餌取りのために開けた穴巣ではありません
栗林を抜け雑木林へ
雑木林と人のかかわりについてのお話を聞いています
今日のメインイベントオオムラサキの幼虫探しの前に…
オオムラサキの生態の説明があり皆熱心に耳を傾けています
食草のエノキ
これもエノキ
この木の根もとの枯れたエノキの葉の裏に幼虫がいるはず
でも、なかなか見つけることは難しい
葉裏で冬を越し、春に新芽が出た頃に登って行きます。
そして蛹になり、蝶になります。
だから簡単には見つからないように頑張って隠れているのです
大勢の人の目でやっと見つけることが出来ました
これが国蝶オオムラサキの幼虫
背中に四対の突起があります
観察した後は同じ場所にそっと戻して置くのが鉄則
お弁当は法政大学敷地内の歩道をお借りして…一休み
午後はまた雑木林の中を歩く
ウスタビガの繭 見つけた
雑木林を降り休耕田の中で谷戸の説明を聞く
楽しい観察会は終り小学校に戻る
教室内で先生方が今日のまとめをしました
感想を聞くと・・・
子供たちは次々と手を上げ元気に答えました
次回は蛍の観察会だよ~