隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木

島根県隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木等を紹介します。

フサフジウツギ

2009-08-01 | 隠岐の野山、海岸付近に咲く花(7月~8月)
7月終わりに見つけました。


待宵草の写真を撮ろうと、海岸付近の空き地に入ったところ


初めて見る紫色の、派手でお洒落な花に目が釘付け状態に・・。

名前を調べたら、房藤空木 (ふさふじうつぎ)とわかりました。




フジウツギ属(Buddleja)はフジウツギ科




(新しいAPG植物分類体系ではゴマノハグサ科に含める)の植物の属である。




花が美しいので園芸用に栽培され、属名からブッドレア(ブッドレヤ)と呼ばれることが多い。




世界に約100種あり、ほとんどは常緑または落葉性の低木だが、




一部に高さ30mに及ぶ高木や、草本もある。




ヨーロッパ・オーストラリアを除く温帯・熱帯に分布する。



多くは芳香があり、また蜜が多いのでよく蝶が吸蜜に訪れる。



サポニンを多く含むので有毒ともいう。




葉は長さ1-30cmで細長く、ほとんどは対生。




花は長さ1cmほどの筒状で、花びらの先が4裂し、




長さ10-50cmの密な円錐花序をなす。




花の色は種類により白、桃色、赤、紫、橙色、黄色などいろいろある。




果実はさく果で
(ただし従来Nicodemia属とされていた種では液果)、


多数の種子を含む。




日本にはフジウツギB. japonica と

ウラジロフジウツギB. curviflora が自生する。



フジウツギ(藤空木)の名は

花序の様子や色が藤に似ていることから。




数種が園芸用に栽培されており、



特によく栽培されるのがフサフジウツギ(ニシキフジウツギ)B. davidii である。




これは極端に寒い地域を除いて栽培しやすく、野生化することも多い。




フサフジウツギは中国原産とされるが、




秩父で野生状態で発見されたため、




チチブフジウツギの別名がついている(在来種とみる説もある)。




そのほかオレンジ色のB. globosa や、ライラック色のB. alternifolia、またB. x weyeriana (B. globosa x B. davidii) などの交雑種が栽培される。



沖縄県では中国原産のトウフジウツギB. lindleyana がよく栽培されている。




属学名はイギリスの宣教師・植物学者バドルAdam Buddle(1660 – 1715)にちなむ。



正しくは"Buddleia"になりそうだが、リンネが"Buddleja"と書いたためこれが正式名として定着した。



ウィキペディア引用

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