隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木

島根県隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木等を紹介します。

隠岐の島の秋 ビナンカズラの赤い実

2013-11-19 | 隠岐の山野草10月~11月
10~11月ころ、赤く熟した果実を採取して、細かくくずして日干しにして乾燥させます。
これを生薬(しょうやく)で、南五味子(なんごみし)といいます。

主成分には、クエン酸、粘液質などを含みます。


滋養強壮、鎮咳(ちんがい)などに、南五味子(なんごみし)を1~2個(約5グラム)、水0.2リットルで煮詰めます。
果実が、どろどろになったら火を止めて、布で濾してから、ハチミツなどで甘みをつけて、暖めてから熱いうちに、食後1日2~3回に分けて服用します。

また、新鮮な葉は、揉んで切り傷に塗布します。

古くは、蔓(つる)には粘液質があり、細かく刻んで、少量の水に漬けておくと、粘質になり、寝癖などの頭髪のくせ毛直しに用いました。



「万葉集・784」には、サナカズラと呼ばれ、サナは、実・滑(なめ)を意味し、カズラは蔓(つる)という意味です。

名前の由来は、実(さね)の目立つ蔓(つる)という意味から転訛して、サネカズラと呼ばれたということです。

ビナンカズラとは、昔武士などが整髪用に用いたもので、「美男葛(びなんかずら)」で、これを用いると、「美男」になるという意味から呼ばれました。


どろどろにした、樹液を用いて、男女共、頭髪養毛料や整髪用として、薄めて、洗髪用に用いていました。

引用元
http://www.e-yakusou.com/sou/sou320.htm



追記


そんなに薬効があるとは知りませんでした。自宅から近くの雑木林にたくさん自生しているので


採集して役立ててみようかな?





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