隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木

島根県隠岐の島の野山に咲く花/野生蘭/山野草/樹木等を紹介します。

葛の花

2009-08-09 | 隠岐の野山 海岸付近の樹木
北海道 - 九州までの日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアに分布している。

荒れ地に多く、人手の入った薮によく繁茂する


葉は3出複葉、小葉は草質で幅広く、とても大きい。


つるは年がたつと太くなり、やや木質化する。



地面を這うつるは、節から根を出し、あちこちに根付く。



根は非常に深く、太って長芋状となる。



花は8 - 9月の秋に咲き、穂状花序が立ち上がり、赤紫の豆の花を咲かせる。



花は甘い芳香を発する。果実は枝豆に似て、やや小型。



和名は、かつて大和国(現:奈良県)の国栖(くず)が



葛粉の産地であったことに由来する。



隠岐の島町のいたるところに見かけるのが葛です。


花も、結構、逞しい。



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