果実(正確にはイチジク状果という偽果の一種)がビワに似ていて食べられるが、ビワに比べ不味であることから「イヌビワ」の名がある。 なお、ビワはバラ科で、本種とは近縁関係にない。
本州関西以西、四国、九州、沖縄の海岸や沿海の山地に自生する。高さは5mくらいまで。葉は狭い倒卵形から長楕円形、基部は少し心形か丸まる。葉質は薄くて草質、表面は滑らかかあるいは短い毛が立っていてざらつく。雌雄異株で花期は4-5月頃。
変異が多く、海岸沿いでは厚い葉のものも見ることがある。ごく幅の狭い葉をつけるものをホソバイヌビワ(var. sieboldii (Miq.) King)、葉面に毛の多いものをケイヌビワ(var. beecheyana (Hook. et Arn.) King)というが、中間的なものもある。
なお、イチジク属のものには熱帯性のものが多く、本種は落葉性を獲得したため暖温帯まで進出できたものと考えられる。本種はクワ属の木本としては本土で最も普通に見られるため、南西諸島などに分布する同属のものには○○イヌビワという本種に比した名を持つものが多い。
車を止めて、一粒お味見をしてみた^^
雌雄あり、雄の実は不味くてガッカリさせられるそうだ。
この写真のものは、雌であったようだ。
ほんのりイチジクの香りがして美味しかった。
海岸線に沿い、かなりたくさん自生しているので、時間のある方は
採取し、ジャムに煮ても重宝するのではないかと思いました。
本州関西以西、四国、九州、沖縄の海岸や沿海の山地に自生する。高さは5mくらいまで。葉は狭い倒卵形から長楕円形、基部は少し心形か丸まる。葉質は薄くて草質、表面は滑らかかあるいは短い毛が立っていてざらつく。雌雄異株で花期は4-5月頃。
変異が多く、海岸沿いでは厚い葉のものも見ることがある。ごく幅の狭い葉をつけるものをホソバイヌビワ(var. sieboldii (Miq.) King)、葉面に毛の多いものをケイヌビワ(var. beecheyana (Hook. et Arn.) King)というが、中間的なものもある。
なお、イチジク属のものには熱帯性のものが多く、本種は落葉性を獲得したため暖温帯まで進出できたものと考えられる。本種はクワ属の木本としては本土で最も普通に見られるため、南西諸島などに分布する同属のものには○○イヌビワという本種に比した名を持つものが多い。
車を止めて、一粒お味見をしてみた^^
雌雄あり、雄の実は不味くてガッカリさせられるそうだ。
この写真のものは、雌であったようだ。
ほんのりイチジクの香りがして美味しかった。
海岸線に沿い、かなりたくさん自生しているので、時間のある方は
採取し、ジャムに煮ても重宝するのではないかと思いました。