びっくりスイートポテト

お菓子作るのは久しぶりだなー。
高校生くらいの時は、友達と作ったお菓子を持ち寄ったりしてたけど
社会人になってからは、お菓子を作るというココロの余裕がなかったような。

スイートポテト作ろうか、と宣言したものの
なんとなく、たまごと生クリームと砂糖が必要と思ったけども
きちんとしたレシピはまったく分からない。
お菓子作りはキチンとグラムを計らないと失敗するので、失敗しないためにもレシピが必要。

てなわけで、インターネットで即検索。
昔はお菓子の本とか引っ張り出してきて調べたものですが
便利な世の中になったもんだ。（しみじみ…）

いろいろレシピが出てきたのですが、
これは画期的！と思ったものがあったので、それを採用。

では、作り方ですよ。

［材料］
・さつまいも........中3本（500g）
・三温糖（砂糖）........70ｇ
・塩..........一つまみ（有塩バター使用の場合は不要）
・バター..........30ｇ（室温にしておく）
・卵黄..........2コ
・生クリーム..........大さじ2
・バニラエッセンス..........数滴
・ブランデー..........小さじ1

が、大量にさつまいもがあるので、さつまいも3本の部分を7本にして、
それ以外の材料も倍で使うことに決定。
ブランデーはないので割愛。

さつまいもは電子レンジで10分チンします。
皮付きのまま洗って、ラップをしてチンなのですが、
案外火が通らなかったので、途中で皮をむいて、再び10分加熱。
連続で7本皮をむいたら火傷しそうになりましたわ。

7本のアツアツのイモをつぶします。

ほんと、大失敗だったのが、うちにはスリコギが無いのですよ。
仕方ないので、木ベラとフライ返しで無理やりつぶしてます。
ホラ、きれいにマッシュするよりも、イモのツブツブ感が残ってた方が食感が楽しめるでしょ！ね！？
そう言い聞かせてつぶします…。

だいたいつぶせたら、室温に戻しておいたバターを入れて混ぜて、
続いて卵黄、生クリーム、砂糖の順で混ぜていきます。

たまごを卵白と卵黄に分けるときに、相方にいたく感動されました。
どうだ、これがプロの技だ、はっはっは！
得意げにやってたら、一個黄身に穴が空いちゃいました。調子に乗りすぎました…。

砂糖は分量どおり、70グラムの倍の140グラム用意していたのですが
途中で味見した感じだと、もともとのイモの甘みが強いせいなのか
分量どおり入れるとクドい甘さになりそうなので、半分だけ入れました。
レシピどおりにやらないと失敗する、とか言いながら
最後は結局目分量ですよ。まぁ、いいか。
仕上げにバニラエッセンスを忘れずに。

さて、全ての材料を混ぜ終わったら、いよいよ焼きにかかります。
オーブンを用意、と言いたいところですが、画期的なレシピはここが違う。
なんと、炊飯ジャーです！
すごい！画期的！！

そんなわけで、生地がくっつかないように、お釜の内側にバターを塗っておきます。

ぬりぬりぬり…。

そこへ、さきほどの生地を手づかみでバーンとお釜に投げ入れ（いや、投げなくていいけど）
生地を平らに伸ばしておきます。

この、お釜に投げ入れて（投げなくていい）平らに伸ばす作業が楽しい。
適度にモッチリとした生地を手づかみで入れて
その弾力を確かめるように平らにならしていくのは、なんともいえない感触。
なんかね、イモの餅を作っているような感触でしたよ。

さて、平らに伸ばし終わったら、後は炊飯器のスイッチを押すだけ。

スイッチポン！とな。
普通の炊飯コースでOK。
おっと、時間が表示されてますね。
そう、午後4時39分に作ってました。
これから約45分後に出来上がります。
後は踊るなり歌うなり、好きにして待つだけ。

45分後、出来ました～。

ふたを開けると、スイッチを入れた時とあまり変わらないお姿。

では、お釜から出しますよ。
お皿にひっくり返します。
うちにある皿の中で、一番大きな皿の直径とお釜の直径がほぼ同じだったので、
かなりドキドキしました。

ちょっと皿からはみ出てます。
左端にその切れっ端が写ってます。

どーですか、この大きなイモまんじゅうのような風情。
ぐりとぐらもビックリじゃないですか？（あれはパンケーキだったか）

見た目はともかく、肝心の味は…

美味しい！！
いやー、これは正真正銘のスイートポテトですよ！
砂糖を控えめにしたのが正解でした。
甘さ控えめなので、たくさん食べられます。
これだけの量も3日あればぺロッといけそうです。

大きなスイートポテトを腹いっぱい食べたい。
そう願っていた相方の夢が、これでひとつ叶いました。

今回参考にしたレシピはこちら。
炊飯ジャーでお菓子作り

クリスマスのメニューも炊飯ジャーでやってしまおうかと考え中。
もう一台、炊飯ジャーが欲しいかも…。