樹氷で有名な高見山へ行った。
折から寒気が日本へ流れ込み 日本海側や 東北北海道は
大雪であった。
私のよく行く真冬の大山は日本海に面していて 一旦天気が荒れると 死と直結する
恐ろしい山なのが 頭に叩き込まれているが 奈良県、三重県県境の たかが1200mの山と
舐めてかかったのがとんでもない暴風雪で 逃げるように山頂を後にした。
やはり 高見山、三峰山は寒気の通り道で凄い風が吹くのを思い出した。
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樹氷と暴風雪の高見山 その1
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登山口到着は午前8時半、気温マイナス2度。道路はバリバリに凍っている。
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駐車場は無いので 「交通の邪魔にならないように止めてください」と看板にあったので
道路の広い場所に止めた。
山支度をしているとたまたま犬の散歩で通りかかったオバアと話をすると「昨日まで
雪は無かったけど、今朝起きたらこんな雪でびっくりだ。でもこれがいつもの冬だなあ」
と笑いながら歩いていきました。
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こちらが 登山口です。
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民家の横を通ります。たまたま出てきたオバちゃんに「おはようございます」と言うと
「雪が多そうやから気いつけてなあ」「はい、ありがとうございます。」
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道路わきに留めた車は 私の車と その横に京都ナンバーのクルマと2台で、ご夫婦で
先にスタートされたので 先行者は二人のはずだけど イヤに足跡が多いなあ。
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民家の屋根を見下ろしながら進みます。
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村はずれに祠がありました。その横にたくさん鎌や鍬がぶら下がっています。しかも新品だ。
どうも奉納されたようです。沢山の足跡はここまでで早朝のお参りの人の足跡でした。
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この道は「伊勢南道」というそうです。お伊勢参りの道で 紀州徳川家の参勤交代もこの道を利用したそうです。
伊勢本道は奈良県御杖村を通る道です。
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ときおり雪がぱらつきます。ここらあたりは風は無いけど山の尾根を強風が抜けているようで
ゴーゴー風がうなる音が時々聞こえます。
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石畳の道が現れました。お伊勢参りで沢山の人が歩いたのでしょう。
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先行者の夫婦連れの二人はとうに 追い越しさせてもらったけど 先行者はもう一人いるようです。
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右手に茶畑のように見える広場があります。
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望遠で覗くとなんとソーラーパネルでした。
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崩落した場所がありましたが 地元の方がちゃんと迂回路をつけてくださっていて助かりました。
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小峠に着きました。ここで先行者の方が アイゼンを装着しています。
私はまだアイゼンを付けるつもりは無いので お先に行かせて貰いました。
でも是が間違いだったことはすぐに分かりました。
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この鳥居を潜って進みます。
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鳥居を潜った途端に凄い急坂の始まりです。
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階段が終わると尾根道の急登が始まりました。
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喘ぎながら登り 振り返ると凄い急な坂道なのが分かります。
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横を見るとこのような 急坂です。
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足を踏み出すたびにずるずると雪で滑って下がります。たまらずアイゼンを履きました。
あの先行者がアイゼン装着していたのは この急登に備えてだったのです。
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気がつくといつの間にか 樹氷が周りに出来ていました。
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谷の向こうは 雲か雪で 全く見えません。
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チェーンは普通危険な場所に滑落防止に取り付けてありますが、このチェーンは 是を掴んで
体を引き上げるためにあるようです。右側に滑落の恐れは全くありませんから。
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高見山 その2へ続く
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折から寒気が日本へ流れ込み 日本海側や 東北北海道は
大雪であった。
私のよく行く真冬の大山は日本海に面していて 一旦天気が荒れると 死と直結する
恐ろしい山なのが 頭に叩き込まれているが 奈良県、三重県県境の たかが1200mの山と
舐めてかかったのがとんでもない暴風雪で 逃げるように山頂を後にした。
やはり 高見山、三峰山は寒気の通り道で凄い風が吹くのを思い出した。
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樹氷と暴風雪の高見山 その1
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登山口到着は午前8時半、気温マイナス2度。道路はバリバリに凍っている。
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駐車場は無いので 「交通の邪魔にならないように止めてください」と看板にあったので
道路の広い場所に止めた。
山支度をしているとたまたま犬の散歩で通りかかったオバアと話をすると「昨日まで
雪は無かったけど、今朝起きたらこんな雪でびっくりだ。でもこれがいつもの冬だなあ」
と笑いながら歩いていきました。
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こちらが 登山口です。
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民家の横を通ります。たまたま出てきたオバちゃんに「おはようございます」と言うと
「雪が多そうやから気いつけてなあ」「はい、ありがとうございます。」
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道路わきに留めた車は 私の車と その横に京都ナンバーのクルマと2台で、ご夫婦で
先にスタートされたので 先行者は二人のはずだけど イヤに足跡が多いなあ。
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民家の屋根を見下ろしながら進みます。
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村はずれに祠がありました。その横にたくさん鎌や鍬がぶら下がっています。しかも新品だ。
どうも奉納されたようです。沢山の足跡はここまでで早朝のお参りの人の足跡でした。
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この道は「伊勢南道」というそうです。お伊勢参りの道で 紀州徳川家の参勤交代もこの道を利用したそうです。
伊勢本道は奈良県御杖村を通る道です。
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ときおり雪がぱらつきます。ここらあたりは風は無いけど山の尾根を強風が抜けているようで
ゴーゴー風がうなる音が時々聞こえます。
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石畳の道が現れました。お伊勢参りで沢山の人が歩いたのでしょう。
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先行者の夫婦連れの二人はとうに 追い越しさせてもらったけど 先行者はもう一人いるようです。
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右手に茶畑のように見える広場があります。
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望遠で覗くとなんとソーラーパネルでした。
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崩落した場所がありましたが 地元の方がちゃんと迂回路をつけてくださっていて助かりました。
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小峠に着きました。ここで先行者の方が アイゼンを装着しています。
私はまだアイゼンを付けるつもりは無いので お先に行かせて貰いました。
でも是が間違いだったことはすぐに分かりました。
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この鳥居を潜って進みます。
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鳥居を潜った途端に凄い急坂の始まりです。
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階段が終わると尾根道の急登が始まりました。
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喘ぎながら登り 振り返ると凄い急な坂道なのが分かります。
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横を見るとこのような 急坂です。
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足を踏み出すたびにずるずると雪で滑って下がります。たまらずアイゼンを履きました。
あの先行者がアイゼン装着していたのは この急登に備えてだったのです。
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気がつくといつの間にか 樹氷が周りに出来ていました。
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谷の向こうは 雲か雪で 全く見えません。
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チェーンは普通危険な場所に滑落防止に取り付けてありますが、このチェーンは 是を掴んで
体を引き上げるためにあるようです。右側に滑落の恐れは全くありませんから。
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高見山 その2へ続く
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