東吉野村大又の集落に「笹野神社」があり、その横の民家のおばさんに
頼んで車を止めさせてもらいました。
前回林道の広場に駐車したら、
「そこはうちの土地だから、500円払ってくれ」と、突然現れたオバアに言われ、
「立て札も何もないのに、そんなこと言われても、払えないよ。ここは県営林道
の単なる広場やないか。」と、車を出したら
「無料で 停めてもいいから、その代わり私を車で病院へ連れて行ってけろ。」
なんてむちゃくちゃ言うオババがいて、逃げ回り、神社横のおばさんに助けて
もらったので、今回も停めさせてもらいました。
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赤いラインが今回のコースです。
「笹野神社」横の登山口から「薊岳」へ登り、「明神平」へ出ます。
その後台高縦走路を北上し国見山、伊勢辻山を超え、伊勢辻分岐から
「和佐羅の滝」へ下山し、大又に再び戻ります。
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笹野神社です。鳥居横の道が登山道入り口です。道中の安全を祈願して出発しました。午前7時15分です。
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1時間半ほど杉の植林地帯を登ると、山中に突然池と、神社が現れました。
「大鏡池」と「大鏡神社」です。
※植林帯の道には木に直接矢印があちこちに書かれています。登山道は
テープやリボンを目印に登る事。
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尾根道を登っていくと、前方にピークが現れます。そのピークにたどり着くと、次の新しいピークが現れます。
何回か繰り返すと、「薊雌岳」に到着します。「薊岳1406m」はその隣です。
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薊岳山頂からの奥駆の峰峰です。10時過ぎに着きました。
私よりちょうど1時間遅れでスタートし、薊で私に追いついた登山者はここから右に「麦谷林道へ下りて、次の何とか山へ登り縦走し、最終的には大台直下の「白川渡」へ行き16時の最終バスに乗ると、眼下の山並みと谷筋を説明してくださいましたが、全然チンプンカンプンでした。
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前回縦走した、千石山と赤�・山も見えています。
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再び歩き出すと、すぐに別の男性に追いつかれました。
話をしながら歩くうち、その方は 今までにテントを担ぎ「台高縦走路3泊4日」、「大峯奥駆道6泊7日」、「九度山から高野山を経て熊野本宮に到る熊野古道小辺路」や、「中辺路、大辺路ルート」はては 「四国88箇所」を数回に分けて、全て歩きとおした方でした。
私のブログで紹介した、私財を投げ打ち南奥駆道の維持整備をされている「新宮やまびこぐるーぷ」の活動に参加して熊笹刈り取りのボランティアに参加したこともあるそうです。
話をしているうちにあっという間に「明神平」に着き、二人で話の続きをしながら昼食を取ったあと別れました。
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今日の明神平は、ツアーガイドに引率された、数組の団体でいっぱいです。
いつもは、鹿が飛び跳ねているのに、人間をこんなにたくさん見たのは
初めてです。
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昼食後、歩き出して、水無し山へ登る途中から振り返ると、歩いてきた縦走路が良く見えます。
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水無し山1414mです。さらに縦走路を北上します。
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今回の縦走路の絶景ポイント「うしろ�・1414m」からは明神谷を挟んだ対岸の薊岳が見えます。
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続いて 国見山1419mです。いくつかの1400メートル前後の山を縦走しますので、アップダウンが続きます。
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あちこちに「ムシカリ」の花が満開です。
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このあたり、「馬駆け場」と呼ばれる平坦な丘陵地帯が続きます。
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路の両側に小さな池「小池」が二つあります。
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伊勢辻山1290mに着きました。。ここからは下りだけです。やれやれです。
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伊勢辻分岐でここを左へ下ります。まっすぐ進むと「高見山」です。
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暫く下ると「三度小屋辻」です。うっかりするとそのまま右へ行きそうですが、
右は「コウベエ矢塚」へ行き、とんでもないところに出ます。
和佐羅への標識は、生い茂った木の陰に隠れていました。
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この「二俣」ポイントもまっすぐ行きそうですが、右へ曲がります。
ここからも延々と下り路で、杣道へ迷わないように気が抜けません。
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渓流沿いの路まで下りると、もう迷うことはありません。
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和佐羅滝分岐て、ここを右へ急斜面を下ります。まっすぐ下りても直接大又へ出ます。
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六段か七段になった和佐羅の滝です。
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やっと県道へ出てきました。笹野神社はもうすぐです。
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神社横の車に帰着したのが17時30分。出発して10時間15分、途中休憩や
食事、おしゃべり、写真撮影などで約2時間を費やしたので、正味8時間15分
の縦走でした。
※ちなみに案内地図のコースタイムは「430分 7時間10分」なので私よりかなり「速歩き」なのです。
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