またたき街雑記

仕事と日々のあれこれを綴った雑記

陶器とカタツムリ

2006年09月19日 | Weblog
先日「世界ふしぎ発見」という
TV番組を観ました。

今回はミステリアスな沖縄の動植物や
自然、そして島民の暮らしぶり等が
クイズ形式で沢山紹介されていました。

島の"おばあ"の小魚漁(ものすごく
沢山の魚たちが群れをなして仕掛けの
中を通り、待ち構えるおばあの網の中
めがけて飛び込んでいきました)
や、巨大蛾ヨナクニサンも興味深かった
のですが、なんといっても後半の
ふしぎな陶芸品についてのクイズが
いろいろな意味で印象に残りました。

そのクイズというのは、八重山諸島に伝わる
゛パナリ焼き゛という陶器についてで、
身近な生き物を粘土に混ぜて焼き上げる、
大変珍しい作り方をされているのだけれど…
では、その身近な生き物とは何でしょう?
というものでした。

いったい何だろう…?

ぞくぞくしながらその答えを待っていますと
いよいよ正解VTRが流れ始めました。

ミステリーハンターが答えを伝えた後、
現地の人が更に詳しく説明…
と、その時です!
何処かで見覚えの在る顔が画面いっぱいになり
そして語り始めたのです!!
「これはカタツムリの貝殻を粘土に混ぜ込んで
焼き上げた大変珍しい陶器です…」とか何とか…

あれ?もしや…、
そこに現れた人物は…
福光美術館でお会いした方では???

カメラが捉えたその人物を更に凝視する事
数秒……、
細面のシーサー顔といい…
優しい語り口ながらも眼光鋭い
ところといい…

…間違いありません!

その方は、僕の描いた中原中也詩画集の絵が
大変気に入ったと言って、何度も僕の肩を
叩いて去っていった方です!!

福光美術館の館長さんともお知り合いだった
その方は、
竹富島・喜宝院蒐集館の館長さん、
上勢頭 芳徳(うえせど よしのり)さん
その人でした!

予告も無く、TVを通じての突然の再会ですが、
何となくジワリと嬉しい気分になりました。

今回、竹富島は残念ながら紹介されませんでしたが、
何だかあれこれふしぎ体験が待ち受けていそうで、
いずれは沖縄へ、そして竹富島へ飛んで
みたいなと思っています。

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