2001年のラジオだそうです。
スタレビの根本要さんが話していたこと。
心に響く言葉がたくさんあったので、一部抜粋しました。
下の映像は、スタレビの新アルバム「太陽のめぐみ」の中で私が一番好きな曲です。
小さな頃はガキ大将でした。小学校の四年くらいの時だったでしょうか?
自分に自問自答するわけです。「おまえはなんだ?」と。そしたら「根本要だ」と。
このルックスで人様をどうのこうのできないだろと思ってました。
今は162センチで、小学校の時はすでに162センチでした。
小学校の四年生で止まりましたね。
小学校の時は目立ってました。
10歳の頃に「性格を磨こう」と目覚めました。
それから33年間性格を磨きつづけてきた。
自分のことを「ミラーマン」というんですが、
もし自分のことを「いい人ですね」という人がいたらその人がいい人であって、
その人を受けてただ鏡になってはなしてるだけなんだよ。
俺の事を「最低なやつ」だというのは、その人が最低だったりするんだよ。
「要」という名前も「西」に「女」とかいて、「かなめ」と書く。
これがすごく嫌だったんです。
男なのか女なのかわかんなし、呼ばれるのが嫌だった。
小学校三年生のときに先生がでっかく黒板に「要」と書いてくれて、
「要っていい名前だね」って。
つまり扇の要。全てのものの中心。とても大事なところなんだよと言われて、気持が変わっていった。
僕は音楽は、みる角度によって、変わってくるもんだと思う。
音楽に対する思いは、毎日かわる。
時に思い出になる曲も、勇気づけてくれる曲、慰めてくれる曲、
時には嫌な事を思い出させてくれる曲もある。
音楽がいろんな形で話し掛けてくれる。
音楽は聞かないことはない。僕はギターリストでもあり、ボーカリストでもある。
この違いはギターは一日でも弾いてる。五時間六時間でも。
カラオケは行くけど、でも歌は歌い問い掛けたい人がいなかったら、歌わない。
歌は人に気持や心を伝えるもの。
ギターは本当に楽しみ。聞こうが聞くまいが、一人でうまくなりたいなんて、弾いてる。
僕等がライブでその街にいくということは、どういうことか。
これをステージでお見せしたい。
その日は一日しかないわけで、その日は永久にこないわけで、その日しかできないステージをやりたい。
お客さんもそういう気持でみていただきたい。
音楽は聞いて楽しむものであり、ライブは参加して楽しんでほしい。