Win2000時代から時刻合わせに「
Sakura Watch network time client」を使用してた。
Vistaにしてからは、ユーザー・アカウント・コントロール(UAC)機能の影響か、
時刻がズレているにもかかわらず、変更を適用できません。
そこで、WEBで色々検索したところ、VistaにはデフォルトでNTPの設定がしてあるとの事。
記事を頼りに、右下の時計表示を右クリックして「日付の時刻の調整」を選んで
「インターネット時刻」タブを開いてみると、
「time.windows.com」というドメインから推測するに、MicrosoftのNTPサーバを参照しているようだ。
全世界のVistaユーザが全て「time.windows.com」を参照するとすると、
いささかの不安を感じたため、「Sakura Watch」時代から使用していた「time-nw.nist.gov」に変更したいと思います。
※マメ知識
「time-nw.nist.gov」とは、
アメリカNIST(「米国標準技術局」と訳される)で、Stratum(NTP世界で言う階層)のTopにいるNTPサーバで、
ACTSという原子時計から生成された時刻を配信している世界でもっとも信頼できるNTPサーバのひとつ。
NTP参照先の設定変更には、「インターネット時刻」タブの「設定の変更(C)」を押す。
「インターネット時刻設定」画面から「サーバ(E)」を変更する。
デフォルト以外で幾つかNTPサーバを持っている中にNISTも含まれていたので、
リストボックスから「time-nw.nist.gov」を選んで「今すぐ更新(U)」を押す。
このとき、上の「インターネット時刻サーバと同期する(S)」にチェックが入っているかを確認する。
すると、下の表示が「time-nw.nist.govと同期しています」となり、
同期に成功すると「時計は正常にXX/XX XX:XX:XXにtime-nw.nist.govと同期しました。」と変わる。
こうなれば、設定変更は正常に完了できたことになる。
ですが、Vista上のNTP Client機能は、1週に1回の同期しかできないみたいで、
それより短い間隔で同期したい場合は、別途ツールを使わざるを得ない。
もしかしたら、レジストリで値を持っているかもしれないのでそこを変えればよい。
もっとも、personal useでこれ以上の正確な時刻を必要とする機会は少ないと思いますが・・・。