前回までに、常駐の不要アプリを起動しないようにして、
パフォーマンス改善を図ってきました。
今回は、メモリ追加について
DELLのWEBからBTOで注文する純正メモリ(といってもサードパーティ製)は、
1GB( 512MB×2枚):標準構成
2GB(1024MB×2枚):標準構成 + ¥11,550円
4GB(2048MB×2枚):標準構成 + ¥114,450円
と、非常に高いため、DELLからは最低構成の1GBのみを購入し、
別途、個人で適合メモリを購入しました。
今回、私が購入したメモリは、価格面から↓を選びました。
BUFFALO D2/N667-2G
http://buffalo.jp/products/catalog/item/d/d2_n667/index.html
※2007/10/18時点での最安値
¥10,480(
http://www.valueland.jp/product_info.php/products_id/3536)
¥11,062 × 2枚 + ¥500(送料) + (消費税) = ¥22,624
単純にDELLと比較すると¥91,826円(+取外したメモリ分)お得です。
2GBを2枚購入し、初期の512MB×2枚をそれぞれ交換する計画です。
おそらく、DELLからのサポート対象外になってしまいますが・・・。
まず、PCを完全にshutdownし、電源アダプター/バッテリーを取り外します。
PCを裏返し、右奥のカバー(熱排気口側)を外すため4角のネジを小さめのドライバーで外します。
すると、CPUやFANと共にメモリにアクセスできるようになります。
メモリは2枚が重なるように挿されているので上側から順番に外します。
外し方は意外と簡単で、メモリ両脇のシルバーの留金を左右に開くと、メモリがバネで起き上がってきます。
2枚とも外したら、逆の手順で2GBのメモリをそれぞれ挿して、カバーを閉じて完了です。
バッテリーを取付け、電源を入れます。
そのままOS起動まで行っても問題ないですが、正しく認識されていることを確認する為、
BIOSメニュー(電源投入直後にF2を押す)を上げてみます。
差し替えた2枚が規格/DualChannel/容量などが正しく認識されているかを確認します。
心配な方は、ココでメモリのチェックプログラムを使って検証しても良いかもしれません。
製品の初期不良などが発見出来るかもしれません。
OSが起動完了したら、マイコンピューターからメモリ容量を確認します。
ココでWindows系の32bitOSを使用している場合は、4GB全ては認識されません。
これは、OSとデバイスの兼ね合いによる制約で、どうしようもありません。
PCに接続(内蔵)されているデバイスの種類や数によりIOの為のメモリアドレスが占有されて
しまう事が原因ですが約500MB(300~800MB)が消失し、3.5GB程度がOS上から認識されています。
Vista OSで有効な回避策がありません。
DualChannelで動作しているかは、
CPU-Zというフリーのソフトで確認可能です。
※CPU-Z上では、容量4GBと表示されます。
これはおそらく、容量取得をOSを介さずに取得しているためと思われます。
消えた500MBを除き全てが正しく認識できていますので、
ココでメモリ追加の効果を確認すべくWEIを再計測してみました。
計測の結果
プロセッサ :4.9(4.9)
メモリ(RAM) :4.8(4.5)
グラフィックス :4.0(4.0)
ゲーム用グラフィックス :4.6(4.6)
プライマリハードディスク:4.8(4.8)
※()内は初期計測時点スコア