ぽっぽぶろぐ

まだまだ謎の田園主婦・ぽっぽ(水須ゆき子)です。
題詠blog2008参加中。

【020:信号】丹羽まゆみさん

2006年04月03日 | 宝石箱
信号の青に許されつかの間をゼブラゾーンの春風となる/丹羽まゆみ


信号肯定派。
ここまで気持ちいいと納得しちゃいます。(^^)

「ゼブラゾーンの春風となる」のは作者なわけで、
ナルシスティックな表現にやや引きそうになりますが、
それを第三句の「つかの間を」が抑えてくれているような。

ほんの少しの間なら、
風になるのも悪くないよね。

許される前、
赤に禁じられているときの様子も、
見てみたい気がしました。春風になる直前とか。


2 コメント

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こんばんは (丹羽まゆみ)
2006-04-04 01:00:13
ぽっぽさん、こんばんは。

信号を取り上げていただいてありがとうございます。



この歌はちょっとやりすぎたかなと自分でも思っています(笑

勉強会にも出したのですが、賛否両論でした。

「ゼブラゾーンの春風となる」と後半でぐっと自分にひきつけているので、前半は「許され」とまで言わなくていいのではないか?というご意見もいただきました。

いや、題詠だから「信号」という言葉が必要だとは言ってなかったものですから・・・



これからも厳しいご意見をお願いいたします。

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ああ、なるほどー。 (水須@ぽっぽ)
2006-04-04 04:05:25
確かに言われてみれば、

「許され」はちょっと重いかも知れませんね。

擬人がきつい感じ?

「信号が青に変わった」

くらいにサラッと流しても良いのかも。



一首の中のバランスって、

何年作っていても難しいですねえ。



こちらこそ、

見当違いの読みをしていたら、

ビシバシおっしゃって下さいね。

どうかよろしくお願い致します。
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