コーヒーを牛乳に入れただひとりカフェ・オ・レと為す その鬱のいろ/船坂圭之介
「牛乳」
この言葉自体はもう崩せないので、
そこからどう発展させていくかなんですけど、
その連想の手の伸ばし方が人それぞれで面白かったです。
さて、船坂さん。
カフェ・オ・レの薄茶色を、
「その鬱のいろ」と詠んだところに惹かれました。
カフェ・オ・レの色って、
中途半端だけど穏やかじゃないですか。
それを鬱と捉えてしまう作者の心の重さが見える。
四句までは、
カフェ・オ・レの作る手順を淡々と描いていますが、
結句から振り返ると「ただひとり」が効いています。
それと、
「コーヒーに牛乳を入れ」じゃなくて、
「コーヒーを牛乳に入れ」なんですね。
ちょっとした違いだけど。より侘びしい感じがしました。
「牛乳」
この言葉自体はもう崩せないので、
そこからどう発展させていくかなんですけど、
その連想の手の伸ばし方が人それぞれで面白かったです。
さて、船坂さん。
カフェ・オ・レの薄茶色を、
「その鬱のいろ」と詠んだところに惹かれました。
カフェ・オ・レの色って、
中途半端だけど穏やかじゃないですか。
それを鬱と捉えてしまう作者の心の重さが見える。
四句までは、
カフェ・オ・レの作る手順を淡々と描いていますが、
結句から振り返ると「ただひとり」が効いています。
それと、
「コーヒーに牛乳を入れ」じゃなくて、
「コーヒーを牛乳に入れ」なんですね。
ちょっとした違いだけど。より侘びしい感じがしました。
トラバ有難うございました。拙歌をお取り上げ下さったこと、心からお礼申し上げます。
私まだ全歌に付いて深く検討していませんので、水須様のお歌についてもゆっくり鑑賞させて頂き、またコメント致します。
ほんとに有難うございました。
大変失礼しました。
「医院の蝿」の歌もそうでしたが、
船坂さんの歌はズシンと来ますね。(しみじみ)
どうもありがとうございました。
この後もよろしくお願い致します。