メガネの向こう見ず

ギタリスト近藤光史による日記

チープとリック

2006年05月16日 | Weblog
はいっというわけで、32gの極私的アルバムレビュー第2回。
ですが、今回はバンドレビューにしちゃいましょ。
今日ご紹介するバンドは、チープトリックでおま。
写真は3rdアルバム「HEAVEN TONIGHT(邦題:天国の罠)」のジャケ。
このアルバムは以前何かの雑誌で名盤100選の中に入っていたような。
チープトリックといえば、僕の洋楽の入口なわけです。
ビートルズとかは聴いたことあったけど、自分から意識して聴いたのは
チープトリックが最初かな。

初めて買ったのは実は1stアルバム(その名も「Cheap Trick」)なんですが、
多分聴きやすいのは「HEAVEN TONIGHT」の方だと思います。

写真を見る限りチープトリックって2人組みなの?って思うかも知れませんが、
ロビン・ザンダー/ボーカル
リック・ニールセン/ギター
トム・ピーターソン/ベース
バーニー・カルロス/ドラム
の4人組。
写っているのは、男前担当のロビンとトム。
で、リックとバーニーは裏ジャケに写ってます。
アルバム2ndから4thにかけて、ジャケットはそういう分担になってます。
ユニコーンの「パニック・アタック」の元ネタもおそらくこれかなと。

そんなキャラ立ちバッチリなチープトリック。
音の面はというと、曲は極めてポップでキャッチー、
サウンドはハードなギターサウンド(1stは特に)。
ハードポップと呼ばれたこともあるそうです。
サウンドからは想像できないかもですが、ビートルズフォロワーとしても有名。
ビートルズやエルビス・プレスリーなどのカバーも多数。
でも、逆にカバーされることが少ない気がするんですが、
それって結構、ボーカルの難しさのせいかなと勝手に思ってます。
ボーカルのロビンは七色の声、歌い方を使い分ける人でして、
1曲の中でも場面によってコロコロ変わるんですね~☆ほんと魅力的。
ルックスも永遠の王子様って感じ。

話をバンドに戻して、本国アメリカで売れる前から
日本で人気があったせいか、日本びいきでも有名。
日本盤のCDでなくてもジャケットにカタカナで「チープトリック」って書いてあったり。
たまに日本語の歌詞もでてきますよ。
「HEAVEN TONIGHT」収録の「Auf Wiedersehen」の中には、
「ハラキリ」「カミカゼ」って歌詞が出てくるんですが、
僕の耳には「ハリキリ」「カマカジ」にしか聞こえない…。
同じアルバムの最後の曲(国内盤だけ?)はライブ音源やけど、
「コンニ~チワ~」って歌っちゃってますよ。

う~ん、さすがに書きたらんな~。
続きはまた今度。今日はひとまずこの辺で。
気が向いたら、みなさんチープトリック聴いてみてください。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おお!懐かしい (335おぉなぁ)
2006-05-28 05:02:08
近藤さんは好みがいつも渋いね。

私はチープトリック・リアルタイム世代でした。

リック・ニールセンの異常なギター好きもスゴかったけど(ハート型ボディに左右両ネックとか、いっぺんに何本ギターを抱えられるとか…)、もっと驚異的だったのはトムの『12弦ベース』でしたね。ありゃぁ、なんだったんだろう?だいたい弦は特注!?いまだに謎。

いまだに12弦ベースを他で見た事ないなぁ。

楽曲はキャッチーな正統派でしたね。
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一度でいいから見てみたい (32g)
2006-05-30 02:43:26
>335おぉなぁさん

トムは担当楽器にわざわざ12弦ベースとクレジットされてるぐらいですからね~。

まさにトレードマークですよね。

まあ、謎は多いバンドですが、僕がずーっと気になっている謎としては、

僕が持ってるチープトリックのライブビデオの中で、

「サレンダー」演奏時、

リックが5(6?)ネックのギターを弾いてるんです。

もちろんギターも気になりますが、

そのギターを入れるケースをぜひとも見てみたい!!
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