ビジネスの読書メモ

気に入った名言や読書メモを書きます

朝5時間で仕事を片づける技術(知的生産研究会)

2009-06-21 19:57:45 | 仕事術
○時間の絶妙な選び方

1.仕事がもっともはかどる朝のプライムタイムを知る
  思考力が必要な仕事は時間帯を選ぶ。集中できない時間帯にやろうとしてもほ
  とんど進まない。

2.早朝出社して仕事を片付ける朝残業のススメ
  夜は疲れきっていて頭が働かない。無駄に時間を浪費し、翌日の仕事にも影響
  を与えてしまう。

3.仕事は80%の出来でまず上司に提出、翌朝仕上げる
  完璧を目指すとどうしても時間がかかってしまう。ほかの仕事が滞るようでは
  意味がない。

4.相手の始業5分前を狙え!電話は5分以内にまとめる
  ひとつの電話時間を2分短縮すれば1月におよそ1日のゆとり時間が生まれる!

5.会議の時間を短縮するコツは昼休み前の60分に設定する
  時間の長い会議は非効率。集中力が続かず、結局うまくまとまらないことになる。

6.決定は15分、決まらなければ3つの候補を翌朝に持ち越す
  一度悩み始めるとそこから抜け出せなくなり、いつまでたっても決まらない。

7.重要な仕事は金曜日よりも月曜日、午後よりも午前に入れる
  週の前半よりも後半、午前よりも午後になるにつれてトラブルの影響を受ける
  可能性があがる

8.数字を間違えられない見積書は一晩寝かせて、翌朝チェックする
  見積書や請求書などの数字の間違いは作成直後に確認してもつい見逃してしまう

9.ラッシュアワーを避ければ通勤がオフィシャルタイムに!
  満員電車に乗ると立ちっぱなしで何もできないうえに、会社に着くころにはパ
  ワーダウン

10.アポを取るのは金曜日午前中、日時はこちらから指定する
  相手がいったとおりの時刻でアポを取ると、こちらの予定を立て直さなければ
  いけなくなる

11.急ではないメール・FAXは翌早朝にまとめて送る
  急用でない用件は相手が忙しい時間に送っても遠回しにされてしまう

12.周りと差をつけるための資格勉強や交流会は早朝に行う
  夜は頭と体が疲れており、またテレビや酒など誘惑が多く、勉強に向かない

13.土曜日の朝を利用して手書きの手紙を書く
  夜は感情移入しやすく、文面が情緒的になる傾向があるので、手紙を書くのに
  適さない


○朝型人間になるための快眠法

1.快眠には快適な寝室環境が必要。できるだけ理想の環境となるよう心がける
  ・色・・・目に優しくやすらぎを与える効果を持つ淡いブルーやピンクをカー
       テンや寝具に取り入れる
  ・温度・湿度・・・夏26~28℃、冬18~20℃。湿度は年中50~60℃
  ・明かり・・・蛍光灯は覚醒効果があるので寝室の明かりは白熱灯
  ・寝具・・・適度な硬さのものを選ぶ

2.体を動かしたり、お風呂に入ったりと体を温めると、2~3時間後に体が眠る
  準備を整える

3.ジャージは体を締めつけ眠りを妨げる。パジャマを着て布団に入るようにする

4.快眠は食事への心配りから生まれる。炭水化物など誘眠作用を持つ食材を夕食
  の献立に加える
  ・眠れない夜にはホットミルク

5.食事やテレビの画面など、外部からの刺激をうけると体の活動が活発になり眠
  れない


○時間の上手な使い方
1.1週間の流れを決める月曜日早朝のスタートダッシュ
  月曜日のスタートダッシュに失敗すると、火曜日から金曜日まで仕事に追われ
  続ける  

2.出社直後の準備を怠るな!1日の仕事をリストアップ
  計画性のない仕事は羅針盤を失った船と同じ。方向がわからなければ先に進め
  ない

3.打合せのある日は早朝に段取り用紙を作成する
  段取りの悪い打ち合わせは話が核心にいかず、時間だけを浪費してしまう

4.90分以上かかる仕事は細分化して工程を書き出す
  進行具合のつかみにくい仕事は、気づくと予定時間を過ぎている事態に陥りや
  すい

5.異なる仕事をあいだに入れて頭を切り替える
  同種類の仕事は適度にまとめると効率を上げられるが、90分以上は逆効果

6.メール作業の効率がアップ!タスクと捉えて振り分ける
  後でメールの返信をしようと思っていても、数が多いと埋もれてわからなくな
  ってしまう

7.午前は1割の時間短縮で締切り意識を高める
  キリの良い時間で仕事を片づけようとしても締め切り意識が弱く終われないこ
  とが多い

8.週に一度、木曜日の午前は大統領的(分刻み)スケジュールを組んでみる
  ワンパターンなスケジュールの組み方をしていると、気力が後半まで持たない

9.日曜日の朝の選別作業でアイデアを企画へ昇華させる
  アイデアを情報カードにメモしておき、日曜日の朝に10枚選び、アイデアを
  企画に仕上げる

10.出社前5分の音読で頭をスッキリ目覚めさせる
  スタートの良し悪しが1日を決める。脳が寝ていては仕事は始まらない

11.開く回数は多ければ多いほどよい!せめて1日5回は手帳を開く
  書き込むだけでは意味がない。予定を何度も見直せるのが手帳のメリット

12.決めた5つのキーワードで朝刊の記事を拾い読み
  全部読んでいては時間が足りなくて当然。自分にとって必要な情報を探すのが
  新聞を読む目的

13.締切りを守れない人にありがちな5つのタイプ別対策法
  仕事において締め切りは何よりも優先される。意識の甘さが遅れを生んでいる


○朝型人間になるための起床法

1.朝型人間になるには就寝時刻より先に起床時刻をずらす

2.自分だけの朝の儀式で眠っている身体を目覚めさせる
  音楽を聞く、シャワーを浴びる、布団をたたむ、コーヒーを飲むなど

3.布団から出られない人は布団の中で運動してみる。血行がよくなり、自然と目
  覚められる。

4.カーテンを少し開けて眠れば朝の光で自然と目覚める

5.就寝前に起床時刻を書いて枕元に置いておく


○時間のすごい作り方

1.できる仕事をリスト化し、スキマ時間を無駄にしない
  スキマ時間はひとつひとつは5分、10分と短いが、合計すれば1日に数時間
  にもなる  

2.B8サイズのメモ用紙を使え!報告がシンプルにまとまる裏ワザ
  報告はわかりやすく簡潔に行わなければ、余分に時間を消費したあげく、うま
  く伝わらない。B8サイズは30秒分。

3.駅から会社までの時間を自己投資にあてる
  電車を降りて会社に着くまでの時間をうまく使えば周りのライバルに差をつけ
  られる
  オーディオブックで歩きながら読書、1日の流れをシミュレーションなど

4.ひらめきが生まれる時間を意識的につくり出す
  アイデアは時間をかけて考え続けると必ず出るというものではない
  アイデアの出やすいのは車中、トイレ、入浴中など。思いついたらその場で記
  録(携帯、ICレコーダー、メモ帳)

5.会社近くに書斎を持つ!出社前に立ち寄れる4つの書斎候補
  仕事を持ち帰っても、誘惑が多い自宅で集中して取り組むのは難しい。
  喫茶店、ホテルラウンジ、レンタル自習室、ファミリーレストランなど

6.3週間で時間管理力をアップさせる週間予定チェック表活用術
  ①金曜日の午後に立てた1週間の予定をシートに記入
  ②実際の行動結果をシートに記入
  ③金曜日の朝にシートを見て、達成具合をチェック
  ④誤差を修正して翌週の予定を立てる
  ⑤3週間繰り返す。自然と時間管理力が身につく

7.週に一度、仕事を始める前に4つのMでスケジュール確認
  ムダ・・・時間や人の配分が余分でないか
  ムリ・・・日程や予算が非現実的でないか
  モレ・・・手順が抜けている箇所はないか
  ミス・・・作業の期日や経費に勘違いはないか

8.無秩序に置かれた書類をクリアホルダーで整理する

9.ファイル名を工夫してパソコン内のデータを管理する
  プロジェクトごとにフォルダを作成する、ファイル名に年月日を入れる

10.朝刊のスクラップ記事は、ふたつの封筒で1週間熟成させる
  ①A,B二つの封筒を用意する
  ②封筒Aに1週間分の新聞記事を入れる
  ③封筒Aは寝かせておいて、封筒Bに1週間分の記事を入れる
  ④1週間寝かせた封筒Aを整理する。必要なものだけファイリングし、不要と
   思われるものは思い切って捨てる
  ⑤封筒Bは寝かせておいて、空になった封筒Aに再び1週間分の新聞記事を入れる
  ⑥1週間寝かせた封筒Bを整理する

11.情報収集が目的ならば、本は3冊選んで同時に読む
  1冊1冊熟読していれば時間は足らなくて当然。自分に必要な情報だけを本か
  ら見つけ出す

12.良書に巡り合うポイント!ビジネス本は立ち読みと書評で選ぶ
  本を体の一部にするには、気になる部分にラインを引く、余白には思いついた
  ことをどんどん書く

プロフェッショナルの交渉力(田中均)

2009-06-21 19:54:17 | 仕事術
1.確信
 ・交渉を始める前に、達成すべき使命について確信を持とう
 ・交渉目的について自分自身に「確信」がなければ、相手を説得することはでき
  ない。国家でも企業でも利益は多様である。特定の利益を達成しても、その結
  果、失うものがある可能性がある。大きな絵を描いて、短期的、中長期的に得
  るべき利益を最大化し、失う利益を最小化できるか、徹底的に吟味し、確信を
  持つことが何より必要である。

2.インテリジェンス
 ・相手の立場や使命について知ろう
 ・交渉相手が代表する国や企業の利益、置かれた立場について、評価しておかな
  ければならない。相手が何を達成しようとしているのか。こちらとの接点をど
  こで作れるのか。また、交渉相手の個人的立場や思惑、どういう人間なのかに
  ついて、情報を集め、評価しておかなければならない。

3.信頼性
 ・自己と相手の信頼性を不断に確認しよう
 ・交渉相手の「信頼性」とは、人間として信頼できるかどうかではなく、難しい
  課題実現ができる力があるのか、とりわけ相手国や企業の首脳部を説得するこ
  とができるのか、という意味の「信頼性」である。この時には、特定の課題を
  与え、相手が実現できるのか、チェックしていくという方法が有効となる。

4.リスク
 ・リスクを恐れた途端、交渉は終わる
 ・難しい問題であればあるほど、失敗したときのコストは大きく、交渉のリスク
  も大きい。リスクを取る覚悟を持ち、そのリスクを管理することなくして、交
  渉は継続できない。

5.力
 ・大きな力を梃子としなければ、有利な合意はない
 ・交渉を始める誘引には、いろいろなものがある。米国のような大きく、日本が
  安全保障を依存している国に迫られた交渉で、良い合意を作るためにはどうす
  ればいいのか。日本が梃子として使える力を吟味する。北朝鮮のような価値基
  準が異なり、かつ敵対的意識を持つ国との交渉で日本に有利な合意を作るため
  には、梃子としての力がいる。
 
6.戦術
 ・タイミングを選ぶ、言葉を選ぶ、場所を選ぶ
 ・交渉に戦術は付きものであるが、策におぼれてしまっては、むしろ信頼性を失
  う。交渉のタイミング選びは決定的に重要。交渉を急いでいるという印象を与
  えないためにも、まず交渉妥結の好ましいタイミングを設定し、それに合わせ
  た交渉のペースを決める。発言の一貫性は揺らいではならない。とりわけ譲れ
  ない点は、なぜ譲れないのかについての原則を最初に明確にし、妥協の余地を
  作ってはならない。妥協の余地がある点については、譲る時の論理を最初から
  構築しておく必要がある。交渉を行う土地、部屋の雰囲気や机の配置などは、
  合理的説明がつく範囲での戦術的工夫である。

7.保秘
 ・情報を管理できなければ交渉はうまくいかない
 ・政府は国民に対し、企業は株主に対し、説明責任を負う。したがって、最終的
  には合意の開示が必要となる。ただし、合意に至る過程でのやりとりは、結果
  を作る作業であり、それが中途半端に漏れることは、結果を作る作業を著しく
  困難にする場合がある。もちろん、交渉の課題によっては、交渉の各段階での
  議論を発表し、「相場観」を作りつつ、合意に至る場合も多い。譲歩できない
  案件の交渉の場合、情報の管理がなければ、交渉は成り立たない。

8.発表
 ・誰が、どの機会に合意発表するかにより、評価は変わる
 ・合意の発表には、演出が重要な要素を占める。重要な交渉案件は大きな責任を
  伴い、トップが発表の責任を担わざるを得ない。サプライズの演出が必要な場
  合も多い。しかしながら、合意の評価は、複雑な要因により変わっていく。

9.人間関係
 ・交渉は人間同士の全人格をかけた闘争。相手を大事にしよう
 ・交渉が人間の営みである以上、交渉者の性格や国民性の要素が大きく影響する
  場合がある。長期間、長時間にわたる交渉の場合、相手を尊敬できるか否かは
  交渉の雰囲気を左右する。交渉が不調に終わった場合、さらに交渉を再開でき
  るかどうかは交渉相手を大事にしてきたかどうかにかかることが多い。

竹中式マトリクス勉強法(竹中平蔵)

2009-06-21 10:15:19 | 勉強法
○マトリクス勉強法
 ・①天井がある勉強と②天井がない勉強
 ・③人生を戦うための武器としての勉強と④人間力を鍛えるための人と人を結ぶ
  勉強
 ・①×③=A:記憶勉強、②×③=B:仕事勉強、①×④=C:趣味勉強、②×④
  =D:人生勉強

○竹中式勉強法9の極意
 1.常に目標を2つ持て・・・直近の目標の追求とビッグピクチャーを描くこと
 2.逆算して計画せよ・・・すべての勉強に締切りを設定し、スケジュールを逆
              算方式で管理する
 3.何事も基本がすべて・・・どんな分野にせよ、自分にとってのベーシックを
               確立していれば、たとえ状況がどのように変化し
               ても、惑わされることはない
 4.よきライバルを持て・・・同時に自分にとっての批評家を持ち、改善すべき
               ポイントを指摘してもらう
 5.メモを持ち歩け・・・自分の頭を信用しない
 6.時間は作るもの・・・宴会を抜け出す、本当に重要な情報はやはり人が握っ
             ているので人に会う、現地に行く
 7.人と群れるな・・・知的生活を妨げるのは、意味もなく人と群れること。自
            分の知的好奇心を刺激してくれる人とだけ積極的に付き
            合う。本・雑誌であれば特定の著者・コラムなどの「定
            点観測ポイント」を探す。
 8.自分のためにカネを使え
 9.よく寝よ・・・睡眠不足は知的生活の敵

○竹中式記憶勉強法5の極意
 1.暗記と基礎を繰り返せ・・・参考書ではなく問題集を何度も解き暗記
 2.早く始めよ・・・人より早く始めた者が必ず勝つ
 3.資格試験を使え・・・ちゃんと勉強しさえすれば、必ず天井まで行けるプロ
             グラムになっている
 4.「日本は楽だ」と思え・・・日本は入試歴社会であって学歴社会ではない
 5.自分でノートにまとめよ・・・人任せにせず、必ず自分でまとめよ。それが
                 トレンドや要旨をつかむコツ。

○竹中式英語勉強法7の極意
 1.暗唱せよ
 2.辞書を引け
 3.真似よ
 4.進んで試練を受けよ
 5.一番前の席で聞き、最初に話せ
 6.子どもに学べ
 7.聞き返して、質問しまくれ

○竹中式経済勉強法9の極意
 1.間口は広いぞ・・・自分の関心があるテーマから掘り下げていけば、いくら
            でも身近になる
 2.天井は高いぞ・・・経済社会は予測不能で、それだけ天井が高い
 3.勉強会を使え・・・政治・経済を包括的に学ぶには、「耳学問」と「読み書
            き」の両軸から責める必要がある。
 4.新聞は同じコラムを読み続けろ
 5.逆転の発想で考えよ・・・「法律のほうが変わるだろう」とか「我々にでき
               ることは、隣の人にでもできる」と逆説的に考える
 6.庭師の発想で考えよ・・・具体的な対案を出すのが議論の掟
 7.連立方程式で予測せよ・・・「風が吹けば桶屋が儲かる」
 8.情報源は本家が一番いい・・・情報は一次情報を重視
 9.自分のこだわりポイントを持て

○世界に通じる勉強5の極意
 1.聞き上手になれ・・・聞き上手の人は、労を取らずして貴重な情報が得られる
 2.常に頭を使え・・・頭の中に点在する知識や情報を繋ぎ合わせる
 3.できる経験は進んでしろ・・・リアルを知った経験は大きい、“雑用のでき
                 ること”こそが、どこに行っても使える汎用
                 性の高いスキル
 4.誰と働くかを考えろ・・・仕事仲間の質にこだわる
 5.仲間は取捨選択しろ・・・「高め合いのネットワーク」は、まず一人一人が
               自立していることが条件



すぐやるチームのつくり方(豊田圭一)

2009-06-14 15:23:21 | コーチング
○チームプレーの前に個人プレーを磨け!
 ・まず、自分自身がすぐやる人になる
 ・すぐやることにはメリットが多い
 ・行動を起こすことでチャンスが生まれる
 ・「勢い」のあるところに仕事は舞い込んでくる
 ・失敗を経験するほど成長することができる
 ・他社(者)の力を活用して、効率・効果的に仕事を進める
 ・メールはすぐに返信する
 ・メールより電話の方がコミュニケーションが早い
 ・自分で調べるより、わかる人にすぐ聞く
 ・自分にTODOメールを送る
 ・午前中に作業は終わらせる
 ・トライアル&エラーで、タフなストリート・スマートになる

○とにかくアイデアを出しまくる!
 ・すぐに行動できるよう、イメージトレーニングをする
 ・「甘い考え」がアイデアを生むが、「甘いやり方」ではダメ!
 ・「できない理由」を考えるパワーを、「できる理由」に向かせる
 ・制約条件があるからこそ、必死で考えられる
 ・会いたい人がいたら、とにかく会ってみる
 ・まずアウトプットをすると、インプットの効率が上がる
 ・個々人の人脈をチームで共有する
 ・考え続けている人にしか“ふと”アイデアは浮かばない
 ・ブレストでは、出てきたアイデアを否定しない
 ・アイデアはすぐまとめると小さくなる
 ・企画書とプレゼンは、「5W1H」を意識する
 ・「動くこと」「考えること」で感性が磨かれる

○やることを決める!
 ・「やること」と「やらないこと」を決める
 ・シンプルな目標を掲げ、ブレない軸をつくる
 ・メンバーの役割を決めて、「義務感」「責任感」を持たせる
 ・逆算して、やることに期限を設ける
 ・スケジュールの中間時期までに70~80%のレベルに持っていく
 ・プロジェクト作成の5ステップ:①作業の洗い出しをする
 ・プロジェクト作成の5ステップ:②作業レベルを分解する
 ・プロジェクト作成の5ステップ:③作業期間を設定する
 ・プロジェクト作成の5ステップ:④作業順序を設定する
 ・プロジェクト作成の5ステップ:⑤担当者を割り振る
 ・ガントチャートを活用して、プロジェクトの全体像を共有する
 ・プロジェクトの修正・再調整を想定したスケジュールをつくる

○とにかく実行する!
 ・マイルストーンごとにクオリティ・コストをチェックする
 ・自分の思いをシンプルに伝えることで、まわりを巻き込む
 ・必要な人同士でミーティングをガンガン行い、会議を減らす
 ・コミュニケーションは、常に対等な立場であることを意識する
 ・メンバーが「全力で取り組む」「コミットする」ようにする
 ・ちゃちなプライドは捨て、オープンマインドを心がける
 ・グイグイ引っ張っていくだけがリーダーシップではない
 ・上手に「頼む」「断る」「謝る」メンバーのチームをつくる
 ・すぐやるチームは、すぐに準備を始め、すぐに実行する
 ・最後は実行あるのみ

○学び、次のステップに行く!
 ・プロジェクトを「顧客満足・目的達成」で評価する
 ・プロジェクトを「作業の期日」で評価する
 ・プロジェクトを「コスト」で評価する
 ・プロジェクトを「コミュニケーション」で評価する
 ・評価したら、プロセスを見直し改善する
 ・作業をマニュアル化し、個々のパフォーマンスを共有化する
 ・マニュアル化が、自分がいなくても回るチームをつくる
 ・実行サイクルをガンガン回すことで問題解決力が高まる
 ・トラブルにすぐ対処するチームをつくる
 ・創造的破壊で、会社や商品・サービスの仕組みを大きく変える







仕事が楽しくなる!25のルール(大林伸安)

2009-06-14 15:21:08 | 仕事術
○仕事が楽しくなる「5つのキーワード」
 1.「ありがとう」といってもらえる仕事
 2.「なぜ、何のために」がわかっている仕事
 3.「ゴール」が見える仕事
 4.「昨日より今日が」前進している仕事
 5.「おめでとう」が言い合える仕事

○喜ばれる仕事をするための「5つのルール」
 1.周囲から期待される役割を「認識する」
 2.周囲が期待している期待値を「超える」・・・相手の立場に立って考えてみる
 3.あたりまえのことをあたりまえにやって「安心させる」
 4.あなたのことを「知っている」ことで信用から信頼にかわる
 5.相手と喜びを共感するから相手はあなたに「共感する」

○仕事に使命感を持つための「5つのルール」
 1.目的を知る・・・上司に一言「何のためですか?」と聞くだけでいい
 2.誰かのためにする・・・誰かに感謝されることが喜びになる
 3.理解する・・・自分の役割を理解し、誠実に実行する
 4.代表でいる・・・今できる自分の役割は何かを考える(当事者意識を持つ)
 5.全体をとらえる・・・全社全体の視点から自分の役割をとらえる

○仕事で達成感を味わうための「5つのルール」
 1.自分で決める・・・目標とノルマの違いを理解する
 2.(目標から)逆算して発想する・・・実現のための計画を立てれば夢は目標に変わる
 3.「どうすれば」で考える・・・できると考えれば方法は見えてくる
 4.細かく刻む・・・「できる目標」を立てていくことが重要
 5.全力でやる・・・がむしゃらにやって自分を納得させる

○仕事を通じて成長を実感するための「5つのルール」
 1.高く置く・・・自分をレベルの高いところに置いてみる。無意識のうちに高
          いレベルの仕事ができるように自分を鍛える
 2.真似る・・・できる人を真似ることで自分を成長させられる
 3.自責でとらえる・・・他責ではなく、自責でとらえることで課題が見えてくる
 4.振り返る・・・経験は振り返ることで教訓になる
 5.パターンをつかむ・・・個別に存在する成長のパターンをつかむ。仕事をつ
              まらなくしている要因を見つけ、自分でモチベーシ
              ョンをコントロールする。

○一体感ある仕事をするための「5つのルール」
 1.把握する・・・一緒に働くメンバーの名前とやっている仕事を把握する
 2.発信する・・・情報を自ら発信することで、人と情報を集める。「自分はこ
          う思う」ということを常に発信する
 3.支援する・・・周囲が困っているときには、手を差し伸べる
 4.巻き込む・・・人の輪を拡大させていく
 5.感動する・・・「おめでとう」と言う人だから、「おめでとう」と言われる
          ことができる


その仕事は利益につながっていますか(ジャック・スタック著 神田房枝訳)

2009-06-14 15:17:56 | 経営
◎ビジネスにおける高次元の法則

 1.自分が与えた分だけしか得られない。

 2.1人を止めるのは簡単だが、100人のチームを食い止めるのは困難である。
    
 3.行動には必ず顛末がある。

 4.やるべきことをすぐに実行すべきである。

 5.自分でやる気になることだ。

 6.ファンはときどき騙せても、プレーヤーは絶対に騙せない。

 7.底辺を上げることは、頂点をあげることになる。

 8.自分で目標を立てれば、たいていそれを達成できる。

 9.誰からも注意を払われないと、人は仕事の質にこだわらなくなる。

 10.変化はいつも頂点から起こる。


◎究極の法則
 
 最高レベルの思考をすれば、最高レベルの結果が手に入る。


◎経営革新ゲームの基本的な道具は、財務諸表

 ・最も効率的かつ最も利益が上がる最高の経営手法とは、全社員に会社経営につ
  いて発言権を与え、また業績の良し悪しにかかわらず常に財務状況を公開する
  ことである。
  →数字を生み出している社員が、数字の意味を理解した時に初めて、ありとあ
   らゆるメリットが得られる。たとえば、驚くべきコミュニケーションが会社
   の上下間で実現できる。
  →社員に現実の世界を見せるには、標準が必要である。ただ願望や目標を掲げ
   るだけでは、それは見えない。願望や目標に到達するための方法を社員に与
   えて、そこへ導いていく必要がある。数字は、指導力の代わりはしてくれな
   いから、その利用方法こそ重要なのだ。

 ・会社を安定させる唯一の方法は、利益を上げて資金を作ることである。その他
  のことはそれらの目的を達成する手段でしかない。

 ・社員が学んでいけるための二つの条件
  (1)管理職が社員の信用を得ていること
  (2)社員の目がやる気で輝いていること

 ・「経営革新ゲーム」導入のステップは、
  ①小さな勝利を積み重ねるチャンスを提供する
  ②全体図の意義を説明する
  ③数字について教える
   →決定的数字を知る
    標準原価計算システムを確立する
    標準設定に役立つ情報源を見つける
    数字の背後のストーリーを知る
 
 
 ・褒めるよりボーナスを
  
 ・標準に承認を得ることにはもう一つ理由がある。そうすると、社員は今後12
  ヶ月間お互いに標準を達成していくという責任意識を持つようになるのであ
  る。こういった責任意識は、ゲームの基本である。それがないと、ゲームでは
  なくただの操縦や強制になってしまう。だから責任意識は不可欠であり、その
  ために年間計画案は全員の賛同を得なければならない。

 ・わが社の会議は、会社が社員一人ひとりに関心を持っているということを伝え
  るためにある。毎週その場を通じて、「あなたたちがしていることを知りた
  い」というメッセージを送っているのである。
 
 ・作戦会議が終わると、視野が開け全体図が見える。誰がどこで仕事をし、ゲー
  ムがどう進行しているか、目標に確実に近づいていくためには、各自が何をす
  べきかが分かるからである。

 ・ゲームの進行状況がよく分かると、すべてのプレーヤーは自分が出場して勝負
  したくなるものである。

◎オープンブックマネジメントの具体的な実践方法
 1.損益計算書から始める
 2.最も費用がかかる項目に注意する
 3.管理すべき要素に項目わけする
 4.貸借対照表について教えるために損益計算書を使用する