平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

レース中に蜂に刺された話

2017-09-17 | トレイル

9月のトレイルレースで蜂が出るのは今や常識。
他人事と思ってたんですが、刺されちゃったんですねぇ。
この件に関してレポします。


スタートから約7km、林道の出口でスタッフが叫んでいます。
「蜂がいます。気をつけて~~。」
まわりのランナーも特に変わりなく走り続けてますんで、ワタクシもそのまま進みました。
そうしましましたら、急に右の二の腕に痛みがっ。。
最初は何だか分かりませんでしたね。でも、反射的に払いのけたんです。
ブ~ン。なんていう羽音なんてなくて急にきました。蜂はスタッフから30m手前にいたんです。
中くらいのサイズの黒い蜂に見えました。スズメバチではなかった様な・・。
黒いものを狙ってくるなんて聞きますが、刺されたのは白のアームスリーブの上からでした。

林道出口では10人程がやられた様で処置をしています。
なかには頭を抱えてしゃがみこんでいる方もいます。コリャ、重症だ。
ワタクシも初めてポイズンリムーバーを使いました。持ってて良かったポイズンリムーバー。
程々に吸引した後、ペットボトルの水で洗い流します。
エイドまではあとわずかでしょうから全部使ってしまいましょう。と言ってもボトルの半分しか残ってませんでした。

ここに居てもやる事もないので再び走り出します。ロスタイム5分ってところでしょうか。
でも、もうしばらく休んで体調の変化を見た方が良かったかも・・・。
次のエイドでおじさんが薬をチョット塗ってくれました。でも水が無くて洗う事できず。
そのまた次のエイドでも薬を塗ってもらいました。またまた水が無くて洗う事できず。水の無いエイドって初めてだぜ。

レース中、幸い体調の変化はなし。腕の痛みは続いてました。
その後、特に処置はせず。


レース後には吸引した部分が痣になって、中心の刺された部分が3mm大に白くなって膿が溜まっているようでした。
このまま治って行くんだろうと思いましたが、そうではなかったんです。

翌日、末梢側が名刺大に赤くなってきました。
翌々日、それがだんだん広がって赤味も増して。
3日目には、これはもう皮膚科通院レベルに。かなり痛痒いです。恐るべし蜂毒!。
でも病院嫌いなワタクシは、以前お医者様にもらった薬で済ませました。(副腎皮質ホルモン剤)
さいわい薬が合ったようで、5日目からは快方に向かいました。
(良い子は真似してはいけません。ちゃんと病院に行きましょう)


(4日目の腕)
ポイズンリムーバーでの吸引が無ければ、もっと酷くなっていたでしょう。
反面、もっと吸引してよく洗い流しておけば、これもなかったのかなぁとも思います。



 


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