オメガねこ

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「国債」 と 「肥溜め」

2024年06月19日 | 科学
 私が子供の頃、通学路の近くに「肥溜め」が有って臭い思い出が有るのですが、農家の人は「香り」を嗅いだり、指につけて嘗めたりして熟成度を確認していたようです。積雪が残る初春には、堆肥を撒くことで融雪を早め、肥沃な土地にしたようです。

 肥溜めは「うんこクサイ」のですが、札幌では「春一番」と言えば「馬糞風」だった?ので、違和感は有りませんでした。但し、これが「実体験」なのか、「夢」だったのかの記憶はハッキリしないほど、歳を重ねてしまいましたww

 経済の肥やしと言えば・・・「うん国債」ですねww

 経世済民の結果として資産が生まれるのですが、市中に余った現金を政府が国債を発行することで回収し、財政支出することで経済を回転させます。税金(社会保険料も含む)は防衛費を含む社会保障費に回すのですが、「裏金」を含めて、間接的には経済活動に寄与します。

 「消費税(正しくは、売上税)」は、政府が社会保障費として支出すると言っていて、偶然かも知れませんがww、その後の経過を見ると「消費税」の増加分と「法人税(など)」の減少分がほゞ一致するようです。

 それはさておき、「財政支出(真水部分)」は、「肥溜め」に雨が降り注いで溢れた肥しと同様に、放って置いても周辺の生産性を高めます。これを大きく見せる為に「事業規模」と言って4割ほど膨らまして民間の力を借ります。

 だからと言っても、その資金を税収で賄った場合は「行って来い」となり、「富の再配分」の効果は有っても、税額分を企業がが支出するか政府が支出するかの違いであって、本質的には「GDPの増加」には寄与しません。あくまでも、国債を発行して「民間に余っているカネを回収し」、財政支出する必要が有ります。使う予定がないから「余っているカネ」です。

 政府は、「プライマリーバランス(PB:基礎的財政収支)の均衡」を目指しているようですが、経済合理性が無いので達成は不可能です。

 但し、日本が破綻した時にはPBが均衡すると思いますww




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