テレビとうさん

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「将棋」 と 「戦略」

2024年06月12日 | 戦争史
 戦争では、

① より近い敵から順に降伏(仲間にする)させる。
①'より弱い敵から  〃           。     
② 敵に対して遠交近攻を策す。
③ 最も強い敵を先に負かす。
④ 弱い敵を先に全滅させる。
⑤ 敵同士を戦わせ、弱体化するのを待つ。
⑥ 無策の策で、自然淘汰を待つ。

等々の「戦略」が考えられます。

 「将棋」の駒は、「王将・玉将」以外は、並べる向きが反対である事を除いて、駒自体に敵味方の区別は有りません。例えば「王将側の歩兵(ふひょう)」は、王を守るために犠牲に成ったり自ら特攻したとしても、死ぬ事は無く次は「玉将側の歩兵」に成ります。

 つまり、「歩」のスカラーは「歩兵」と「と金」の二種類ありますが、方向性を与えられることでベクトルを持ち、最終的に勝った方についた「歩兵」が「勝者(の仲間)」に成ります。定見のない人の「ポジショントーク」みたいなものです?ww

 その場その場でカネで釣られたり、勝ちそうな方に付いて名声を上げようとするのですが、大概は自分の発言による「ブーメラン効果」で自滅します。

 人民は「歩兵」で、国会議員は「と金」です。「と金」の代表ともいえる「デマ太郎」はポジショントークが得意で、以前は「王将側」に付いていたのですが、現在は「玉将側」で敗戦必至ですww

 囲碁は、土地の奪い合いが行き詰まった後に、捕虜の屍を敵陣地の埋め立てに使い「最終的に残った領域の面積の大きさ」で勝敗が決まります。

 チェスは単純で、ルールによっても違いますが、捕えられた兵の復活は無く「敵のキングを追い詰める」と勝ちます。

 近現代の「戦争」の多くは「チェス方式」で、追い詰められたキングが負けを認めるまで、民間人と戦闘員も区別なく〇Xされ、復活は有りません。日本の場合は、国力が無いにも拘らず「捕虜」を生かした事で自滅を早めました。この「正しさ」が世界で認められるまでには、かなりの年数を要します。

 日本の対外戦は歴史を顧みると、攻めるにしても攻められるにしても、③の「強い敵」としか戦っていないように思います。しかも、「太平洋戦争(対米戦争)で降伏した以外は勝ち続けました。

 「降伏」とは言っても、戦争に負けたのではなく、民間人の虐殺に耐える事が出来なくなって、天皇による「
大東亞戰爭終結ノ詔書」を放送し、ポツダム宣言(日本国政府が全日本軍の無条件降伏を受け入れる)を受諾して「終戦を迎える」事にしたと言えます。

 戦後、多くの「歩(と金)」やその他の駒も、将棋のルールに従ってアメリカの駒となり現在に至ります。(昭和)天皇側の駒は今でも「日本国民」なので、アメリカや中国の駒になった「日本人民」とは敵対関係にあります。

 「日本人民」にもシナ系とアメ系がいるので、⑤を利用するか、⑥を利用するか迷うところですが、今のところは⑥が進行中のようですww



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