お待たせしました。
やっとこハワイらしい、絵をお送りします(笑)
ここは 4 mile beach と呼ばれるビーチ。
ヒロベイから海岸沿いに、
10分ほど下ったところに位置していて、
locoの人たちのナイショ(てほどでもないか)ビーチ。
なんで私がそんなところに行けたかというと、
たまに日本語会話練習のボランティアののクラスメートの、
loco boy☆kodyちゃんに連れて行ってもらったのです。
このビーチは、火山からの温泉と海水と川からの淡水が
混じった、うすしょっぱい+なんとも水温の定まらないビーチ。
もちろん、温泉は暖かくて気持ちいい。
一方、ヒロの海水はコナに比べるとずっと温度が低い。
そうすると波が寄せるたび冷たい水(ほんとに冷たい!)が押し寄せ、波が引くたびに温かい水が体を包む。
しかし、どこに温かい水か、冷たい水があるのか分からないので、泳いでる人はドキドキもん。
海水はかなり目にしみるものだけど、
ここは川の水が混じることによって塩分が薄められているので、目をぱちぱち開けても全然痛くない。
ということは、潜水して友達にいたずらし放題。いえぃ!
私はこのビーチが、ハワイ島一番にキレイと言われるHapuna Beachより好き。
静かで、ハワイ島のよさぎっしりだと思うから。
水分たっぷり吸収の濃い緑の芝生が海のすぐそこまで伸びて、
その先にはハワイ島のビーチらしい黒い岩が白い波しぶきを縁取っている。
海に入ると、白いさらさらとした砂を足の裏に感じる。
私は、この足の指を流れる砂の感覚がとても好き。
温かい水のままでいてと願いながら、水面ギリギリまで体を沈める。
ところどころに突出した岩がエメラルドの水を分かつ。
その向こうには静かに、でも確かに流れ込む小川が右手に見える。
小川を包み込むように茂る森林は、うっそうと茂り、
ハワイの強い太陽光をさえぎる。
中学生だろうか、loco girlsのはしゃぎまわる声が背後で響いている。
よく日に焼けた肌をした、オリエンタルフェイスの彼女らは、
白いプルメリアの花をつけていたのを、さっき見た。
彼女らの高い声は、白いキャンバスに飛び散った様々の色の絵の具のようだ。
小川の左手は入り江の出口があり、入り江の静けさとはうって変わって、
白い高い波が勢いよく崩れて、サーファーたちを喜ばせている。
私は空を仰ぎ見るように、海に体を浮かべて、目を閉じた。
胎児になったような気分だ。
なにもかも、私より大きく、私を包み込み、私をゆっくりと揺らす。
いかに、私が小さく、取るに足らないものか。
ふと「alive」という曲を思い出す。
”私たちは生きていると言うより、生かされていると感じることが増えた”
と語った桜井さんの言葉がよぎる。
大きな波が寄せれば、私は飲み込まれる。
力なく水の中に沈めば、私の息は止まる。
なのに、この景色は昨日も今日も明日も、何事もないかのように、
人受け入れ、美しい色をたたえ続ける。
私の存在など、どこにも存在しなかったかのように。
そんな日がいつか自分の身にも訪れることが、急にリアルに感じられ、
どこか恐ろしいと同時に、業という渦に巻かれた私の力ではどうにもできない
サークルの中で私は生きているように思えた。
私はこの自然に生かされている。
自然への畏怖を、覚えた瞬間。
やっとこハワイらしい、絵をお送りします(笑)
ここは 4 mile beach と呼ばれるビーチ。
ヒロベイから海岸沿いに、
10分ほど下ったところに位置していて、
locoの人たちのナイショ(てほどでもないか)ビーチ。
なんで私がそんなところに行けたかというと、
たまに日本語会話練習のボランティアののクラスメートの、
loco boy☆kodyちゃんに連れて行ってもらったのです。
このビーチは、火山からの温泉と海水と川からの淡水が
混じった、うすしょっぱい+なんとも水温の定まらないビーチ。
もちろん、温泉は暖かくて気持ちいい。
一方、ヒロの海水はコナに比べるとずっと温度が低い。
そうすると波が寄せるたび冷たい水(ほんとに冷たい!)が押し寄せ、波が引くたびに温かい水が体を包む。
しかし、どこに温かい水か、冷たい水があるのか分からないので、泳いでる人はドキドキもん。
海水はかなり目にしみるものだけど、
ここは川の水が混じることによって塩分が薄められているので、目をぱちぱち開けても全然痛くない。
ということは、潜水して友達にいたずらし放題。いえぃ!
私はこのビーチが、ハワイ島一番にキレイと言われるHapuna Beachより好き。
静かで、ハワイ島のよさぎっしりだと思うから。
水分たっぷり吸収の濃い緑の芝生が海のすぐそこまで伸びて、
その先にはハワイ島のビーチらしい黒い岩が白い波しぶきを縁取っている。
海に入ると、白いさらさらとした砂を足の裏に感じる。
私は、この足の指を流れる砂の感覚がとても好き。
温かい水のままでいてと願いながら、水面ギリギリまで体を沈める。
ところどころに突出した岩がエメラルドの水を分かつ。
その向こうには静かに、でも確かに流れ込む小川が右手に見える。
小川を包み込むように茂る森林は、うっそうと茂り、
ハワイの強い太陽光をさえぎる。
中学生だろうか、loco girlsのはしゃぎまわる声が背後で響いている。
よく日に焼けた肌をした、オリエンタルフェイスの彼女らは、
白いプルメリアの花をつけていたのを、さっき見た。
彼女らの高い声は、白いキャンバスに飛び散った様々の色の絵の具のようだ。
小川の左手は入り江の出口があり、入り江の静けさとはうって変わって、
白い高い波が勢いよく崩れて、サーファーたちを喜ばせている。
私は空を仰ぎ見るように、海に体を浮かべて、目を閉じた。
胎児になったような気分だ。
なにもかも、私より大きく、私を包み込み、私をゆっくりと揺らす。
いかに、私が小さく、取るに足らないものか。
ふと「alive」という曲を思い出す。
”私たちは生きていると言うより、生かされていると感じることが増えた”
と語った桜井さんの言葉がよぎる。
大きな波が寄せれば、私は飲み込まれる。
力なく水の中に沈めば、私の息は止まる。
なのに、この景色は昨日も今日も明日も、何事もないかのように、
人受け入れ、美しい色をたたえ続ける。
私の存在など、どこにも存在しなかったかのように。
そんな日がいつか自分の身にも訪れることが、急にリアルに感じられ、
どこか恐ろしいと同時に、業という渦に巻かれた私の力ではどうにもできない
サークルの中で私は生きているように思えた。
私はこの自然に生かされている。
自然への畏怖を、覚えた瞬間。