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中日のECモールのホリデー商戦の違いとは?

2015-07-03 09:05:12 | 16lao


6月18日は、中国の大手オンラインショッピングサイト「京東商城(jd.com)」の設立記念日であり、同サイトによる「記念セール」が実施されていたが、これに便乗して他の大手ショッピングモール「蘇寧易購」「天猫」「国美網」などが特別セールを実施したことで、ごく普通の日から一大ホリデー商戦日へと様変わりした。まさに「祭日があれば祝い、祭日がなければ祭日を作ってでも祝う」というのが中国だ。一方、隣国日本の状況は中国とは大きく異なっている。中国広播網が伝えた。

日本はインターネット通販(EC)が非常に発達している国で、ネット通販普及率は世界でトップクラスにある。現在、日本最大のECモールは楽天市場で、会員は8000万人に達し、日本の全人口の約65%を占めている。また、Amazonやヤフーショッピングの会員数もそれぞれ2000万人以上となっており、この3つのショッピングモールの会員数は全人口を超え、基本的に日本のネット通販市場を3分割している状態だ。このほか、注目に値するのは、日本のネット通販市場の主力は若者ではなく、高齢者であることだ。高齢者は外出するのが不便で、居住地域も辺鄙なところが多く、年齢を増すごとに体力も低下し、商店街で物を買うのが不便になるため、多くの人がECサイトやECモールで物を買うことを学ぶ。日本がかつて発表した統計によると、85%の人がネット通販を利用したことがあり、うち大部分が高齢者であるという。


中国には「ダブル11」(11月11日、独身の日)や「ダブル12」(12月12日)のように企業側が作り上げたオンラインのホリデー商戦日があるが、日本の通販サイトにはこのような特別な商戦日はない。日本のサイトのセールやキャンペーンは毎日のように実施されており、セールは一般的に見せかけではなく実際に値引きが行われている。サイト側は各百貨店での商品の価格を把握しており、その上で商品の販売価格を決め、どのぐらい安いのかをユーザーが比較できるようにしている。日本の一部通販サイトが取り入れている最低商品価格保証制度は一つの戦略であり、消費者がいずれかの通販サイトあるいは百貨店でさらに安い価格の商品を見つけたら、その写真を撮りさえすれば、サイト側は同じ価格で消費者に商品を提供する仕組みになっている。

通販サイトのホリデー商戦によって、中国の多くの実店舗は非常に大きな打撃を受けているが、日本は中国とはまさに反対の様相を呈している。日本では勢いを増すネット通販の攻勢によって百貨店や大手スーパーが閉店や倒産に追い込まれるような状態には陥っていない。逆に、何事もないかのように共存している。これはなぜなのか?実は日本の百貨店や大手チェーンスーパーの行動は最も素早く、ネット通販のブームを牽引している。いずれの百貨店も基本的に公式通販サイトを立ち上げているが、これはネット通販が普及する以前から開設されたもので、しかも、単独のオンラインショップでは数千、数万の顧客のニーズに応えることはできないので、百貨店やスーパー側は自主的に各EC企業やECサイトと提携してスーパーや百貨店に行く時間がない人がネット上で自社ブランドの商品を買えるようにし、ネット通販の勢いを通して、積極的な対策を推進し、見事な転換を図っている。このように、百貨店と通販サイトは対向者という関係ではなく、協力者や共通の受益者となっているのだ。この点は世界の多くの国の中でもかなり珍しいケースと言えよう。

http://j.people.com.cn/n/2015/0625/c94473-8910837-2.html

各国の「デート代はどちらが支払う?」 文化によって異なる答え

2015-07-03 08:58:43 | 16lao

どこの国のデートでも、お茶や食後のタイミングで、常にある暗黙の了解が存在する。それは、男女のどちらがお金を支払うのかというものだ。割り勘?毎回順番で支払う?もしくは常に男性が支払う?世界は広い。文化の違いによってこの答えは確実に異なる。
■フェミニズム運動が盛んな米国、デート代は当然男性が負担

女性の自立を最も重んじているはずの米国女性の間では、意外にもデート代は男性が支払うべきだという考えが常識となっている。

現代米国社会学協会が独身男女1万7000人を対象に行った調査の結果、男性の8割および女性の6割が、男性がデート代を支払うべきだと考えていることが明らかになった。また、女性の4割は、男性が割り勘を求めることに対し不快感を示している。

女性の鮮明な態度と比べ、米国男性の態度は煮え切らない。デート代を支払うことに対して反対はしないが、75%の男性が女性も多少支払うべきだという見方を示している。しかしそれと同時に、もし女性が本当にデート代を支払ったなら、罪悪感を感じるとも答えている。


■隣国の日本、デート代を払わない男性は軽蔑される

日本の文化では、レディファーストが根付いておらず、男性至上主義が浸透している。

日本では、結婚して子供を産んだ女性は通常会社を辞め、家族全員が夫の給料に頼って生活する。もし女性が家計の半分を負担すれば、日本人男性の面目は失われる。日本人男性とのデートで、もし女性が自主的にデート代を支払えば、日本人男性のプライドは傷つけられる。また、恥ずかしさから機嫌が悪くなる人までいる。

■女性が家計の半分を負担している中国 割り勘に移行中

中国では、女性の経済的自立が進むに伴い、多くの女性がデート代の割り勘を支持し始めている。「初めてのデート代は誰が払うか?」というインターネット上のスレッドの投票結果によると、割り勘に賛成な人が約51%に上る一方、男性が自主的に支払うのに賛成な人はわずか22.6%だった。男性はステレオタイプの性別の役割分担意識の影響を受けやすく、男性としてのプライドも捨てられない。当然、男性が自分のためにお金を使うことが愛情表現だと考えている女性の考え方もステレオタイプ的な誤解だ。割り勘の長所は率直さの尊重であり、お互いの気持ちを探り合う必要もなく、コミュニケーションで理解しあうという初志から逸脱することもない。


■割り勘の豆知識

割り勘のことを中国ではなぜAAと言うのか?これは、「Algebraic Average」を略したもので、「代数平均」の意味であり、勘定を人数分で割ることを示す。

英語の中にも「go Dutch」という割り勘を意味する表現がある。これは、「ダッチルール(オランダ人のやり方)」という意味だ。この表現の成り立ちは、英国人のオランダ人に対する軽視に由来しているという。頭が切れるオランダ人はお金に対しても非常にシビアで、割り勘はオランダ文化の最も公平かつ合理的な習慣だと見られている。もし食事代が割り勘されなかったとしても、「今回の食事代は私が持つから、次はあなたが奢ってね」と言わなければならない。ジェントルマン精神が根付いている英国人からすると、「ダッチルール」は実に耐えられない習慣なのだ。


http://j.people.com.cn/n/2015/0701/c94473-8913598-3.html