自転車と山歩き around 北摂

主に北摂周辺のサイクリングと山歩きの記録など

輪行で鶴林寺・一乗寺

2014-06-16 | 自転車
 せっかく買った折りたたみ自転車「ダホン・ボードウォーク」で、どこかへ輪行したいと思っていろいろと検討。ネットで調べていると、輪行袋についての鉄道会社の規定が厳しくなったとの情報があった。
 
 当初購入していた輪行袋は、折りたたんだ自転車の上から被せる方式だったが、最近この方式の輪行袋では車内持ち込みできなくなったとのことだった。


 出先で駅員と揉めるのも嫌なので、やむなく全体をすっぽり包み込む方式の輪行袋を買い直した。

 輪行袋は薄っぺらい生地の割には4千円程度もする。もう少し早く知っていれば無駄な買い物をせずに済んだのに・・・

 初めに買った輪行袋はもう使わないので返品したいと思ったが、自転車収納の練習ため何回か使って少しヨゴレが着いてしまっていたので、仕方なく自宅保管用に使うことにした。勿体ない・・・

 輪行袋を買い直したところで、改めてどこへ行こうかと物色していたが、6月末まで加古川の鶴林寺で特別公開を実施しているとの情報を得たので、行ってみることにした。

 山陽電車で高砂駅まで輪行し、駅前で自転車を組み立てて10時半過ぎに出発。

 高砂駅はこじんまりした駅だった。


 加古川を渡って、程なく鶴林寺へ。

 鶴林寺は、聖徳太子が16才の時、秦河勝に命じて仏教布教のために建てられ、播磨の法隆寺とも呼ばれており、本堂と太子堂は国宝建築に指定されている。

 本堂は常に公開されているようだが、この6月末まで大河ドラマ「軍師官兵衛」のタイアップ企画なのか、太子堂・仁王門・三重塔の内部が特別公開されている。この企画のためか、境内には結構な人数の参拝者が見受けられた。

 仁王門。2階部分が公開されていた。僧が座禅を組む修行に使用していたらしい。


 国宝の太子堂。内部はすすで黒ずんでいて肉眼では見えないが、いろんな仏画が描かれていたそうだ。
 

 国宝の鶴林寺本堂。和様に禅宗様や大仏様が取り入れられた折衷様の代表的な建造物。


 ウィンクしている仏像、十二神将立像のうちの摩虎羅大将。テレビ「トリビアの泉」で一躍有名になったらしい。


 境内には三重塔、宝物館、句碑などもあり、見どころ盛りだくさんのお寺だった。

 鶴林寺を後にして、加古川市街へ。総合福祉会館の食堂で、名物のかつめし。日曜日だからか、13時前なのに客が誰もいなかった。


 かつめしを食べていると、かかっているラジオから、ワールドカップのコートジボアール戦で日本が負けたとアナウンサーが話しているのが聞こえてきた。そっか、もう試合は終わったのか、残念。

 昼食後は北上して、次の目的地一乗寺へ向かう。道路は車も少なく、気持ちが良い道。


 一乗寺は孝徳天皇勅願寺で、和様の三重塔は国宝に指定されている。

 境内の入り口からの石段沿いに建築物が配置されており、三重塔もその途中にある。一番上の金堂から眺める三重塔の姿が優美だった。
 

 一乗寺からは、三田市へ向けて東向きに走る。あまり上り坂も無くて順調に走れたが、天気が良くて暑く、久しぶりの自転車だったこともあり、結構疲れた。

 途中にあった神社で一休み。


 ダホン・ボードウォークは20インチの小径車ながら、そこそこのスピードで走れて、思ったよりも快適だった。頑張れば100キロ越えもできそうだ。ただ、走行中に一瞬ハンドル操作が効かない状態になることが何度かあってヒヤッとした。折りたたみ自転車特有の症状なのか?

 17時半にようやくJR三田駅に到着。三田駅は初めてだったが大きな駅だった。駅ビルも立派。駅前で輪行してJRで帰宅。


 走行距離68.9キロ。

 中途半端な距離の割には疲れたが、入浴後のビールが美味しかった。


 







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