旅と花

夫婦の記念旅行と四季折々の花
そして、20年間の出張で覚えたおいしいお店の紹介

北海道旅行その6(最終日)

2024-02-28 09:13:22 | 旅行

平成11(1999)年8月11日水曜日

今日の予定は先ずは函館朝市です。

市場の中を丹念に調査し、お土産を買い、最後の北海道の味を朝市で味わうことにしました。

私は鮭のハラス定食、妻はイカの刺身定食です。

ほっぺたが落ちるとはこのことかというほどおいしかった。今回の銀婚旅行の記念品をプレゼントするために、函館市内の西武百貨店で高価な(?)ネックレスを買って、トラピスチヌ修道院までタクシーに乗って行きました。

トラピスチヌ修道院

荷物が多くなったのも、疲れ気味なのもタクシーに乗った原因ですが、交通の便と飛行機の時間を考慮して今回の旅行の最後の贅沢をしました。

再度の訪問そして次は道東の旅行を考えつつ、楽しく充実した銀婚旅行を終えた。

函館のタクシーの運転手の話によると、50年近く函館に住んでいるがこんなに暑い夏は初めて経験したらしい。

むしろ今年の夏は名古屋の方が涼しいくらいだそうです。

それほど暑い北海道であったが、妻も喜んでくれた長く記憶に残る旅でありました。

細かな日程もそうだが、食事の内容も細かく計画したことが楽しむことができた要因です。

次回の訪問が出来ることを祈って我が家に帰宅することが出来ました。(完)

なお、施設名などは銀婚旅行当時の名前です。

 


北海道旅行その5

2024-02-24 09:31:26 | 旅行

平成11(1999)年8月10日火曜日

札幌で駅弁を買って函館本線の特急スーパー北斗に乗りこみました。

次の目的地は大沼公園です。

大沼公園

内浦湾のきれいな海を眺めながら、駒ケ岳を北から東から南へとまわり大沼公園に向かいました。

車内でおいしい北海道の味の駅弁を食べたあと、駅としては小さい大沼公園駅に着きました。

次の函館方面の時間を確認してから大沼公園の散策を楽しみました。

多少あわただしかったのですが、駒ケ岳の撮影ポイントをうまく探して、カメラにおさめ、またデジタルカメラでも撮影しました。

健康的な森林浴を体験し、のんびりと散歩を楽しんだ後、時間どおりに普通列車「函館」行きに乗りました。

昨日は余裕のある時程であったが、今日は忙しい。

函館に着いて宿泊予定の「函館オーシャンホテル」に荷物を置いて、五稜郭へと向かいました。

函館でも小樽と同様に市電の一日乗車券を購入し、五稜郭ではとうもろこしを食べ、長い行列ができている五稜郭タワーへ上るのはあきらめました。

大砲をさわるなどして、幕末の頃はかくありなん!等と創造しながら、閑静で緑豊かな正五角形の公園をゆっくりと歩きました。

散歩が終わっても予想外の混雑は途切れないようでしたので、五稜郭タワーはあきらめて再び市電に乗り元町方面へ歩を進めました。


ハリストス正教会
函館市内では、函館ハリストス正教会、旧函館区公会堂、金森洋物館、オルゴール堂などを散策しながら元町の坂を上ったり下ったりしました。

オルゴール堂

土産物屋を冷やかし、牛乳屋でソフトクリームを食べ、主に建物を撮影しました。夕方になっても暑さは衰えないのでそれはもうおいしいソフトクリームでした。

函館元町は普通の民家は勝手に改築できないらしく、函館市指定建築物というようなラベルが貼ってありました。

夕食は函館で一番古いフランス料理店「五島軒」で食べることにしていたので、予定通りにしました。

今上天皇・皇后両陛下が愛した特選インペリアルリッチ鴨カレーセットは今回は食べずに、アラカルトメニューを注文しました。

時間は程よく進み、いよいよ函館山です。

修学旅行生や団体が多く、長い行列でしたが待ち時間が10分と表示されているし、今日の予定は函館の夜景が最終だったので、待ち時間も気にならずにロープウェイを待ちました。

思ったよりも流れがよく、頂上に到着しました。


函館の夜景

頂上からの眺めはさすがに100万ドルの夜景といわれるだけに絶景でありました。

なんとかカメラに納めようと手すりを利用して、混雑の頭を避けながらフラッシュなしでカメラに収めました。


仙台名物牛タン焼 味太助

2024-02-21 20:11:21 | グルメ

仙台名物を紹介する今回は、食事だけでも立ち寄る事ができる牛タン焼のお店です。

仙台は牛タンのお店はたくさんありますが、数あるお店の中でも代表するお店です。

仙台の繁華街と言えば国分町(こくぶんちょう)です。

その国分町に三越の仙台店があります。

三越はJR 仙台駅からは歩くと15分ほど時間がかかります。

ぶらぶらと仙台の町を歩いて行くつもりならば、それも良し。

ウォーキングスタイルで足早に行くも良し。

どちらも嫌ならば、タクシーで行く事になるのでしょう。

しかし、地下鉄があります。

仙台市営地下鉄の仙台駅から広瀬通駅を経て、勾当台公園駅(こうとうだいこうえんえき)で降り、南3番出口を出るとそこは三越仙台店の二番丁通り沿いです。

通常はは主要駅からの時間を紹介するのですが、今回は三越仙台店が目印です。

三越の南側一つ目の通りが1番丁通りで、次の稲荷小路を東に曲がって50m先の左側に目指す「太助」があります。

が、西に曲がっても同じ位の距離にもうひとつの「太助」があります。

太助

「太助」が近くに2店舗あるのは両方の店が同じ日に休まないということ、すなわち片方の店が休みであってもがっかりすることはないのです。

もし、最初に訪ねた「太助」が休日ならば、振りむいてもう一つの「太助」にいって下さい。

今回紹介するお店は10人が座る事ができるカウンターと2組の座敷、そして奥にも座敷があるようです。

椅子に座ると食事か飲むのかを聞いてきます。

お客さんが入ってくると同時に牛タンを焼き始めます。

とにかく、メニュウは牛タンとテールスープに麦めししかありません。

食事の場合は麦飯とスープがセットになっている、牛タン定食が1,260円です。

牛タン定食

牛タンだけならば5ないし6枚で870円です。

高いか安いかは食べてからの判断で良いと思いますが、私は非常に安いとおもっています。

付け合わせのキャベツが不思議とマッチしておいしい。

地方発送もできます。

すべてコレクトコール(着払い)で、パック代が50円~100円、そして宅配料金が別途加算されます。

なお、金額は取材日の価格ですので、ご注意ください。

 

 


北海道旅行その4

2024-02-18 16:31:37 | 旅行

平成11年(1999年)8月9日(月曜日)

のんびりした朝を迎え、ホテルで朝食を摂り小樽に向かいました。

窓に広がる美しい小樽湾を眺めながら「あさり・ぜにばこ」駅を通過して、小樽駅に到着です。

駅前で本日のホテルの場所を確認し、小樽市営バスの一日乗車券を購入して「鰊御殿」(にしんごてん)に向かいました。

小樽駅前から「祝津」行きに乗って約25分、終点の「祝津」で下車。


鰊御殿

北海道指定有形文化財・にしん漁場建築の「鰊御殿」は明治30年に完成したもので、昭和33年に積丹(しゃこたん)の泊村から現地点に移築されました。

総面積185.1 坪の一部2階建、北陸・両羽地方の切妻造りの民家様式が採用され、家の中はさすがに広いものでした。

平成9年に築100年を迎えた「鰊御殿」は入場料200円です。

しかし、今日も暑い。

外気よりやや涼しく感じる家の中から港を眺め、記念写真を撮り終え、再びバスに乗って小樽駅に戻りました。

そして、市営バスに乗って本日のメインである小樽運河へ向かいました。

まずは、妻が楽しみにしていた硝子館を一軒見学し、小樽運河の定位置から記念写真を撮り、倉庫を利用してのレストランを一通り観察(?)してから今日の昼食メニューは予定通りパスタを食べることにしました。


小樽運河

食後は腹ごなしをかねて、小樽大正硝子館を筆頭に北一硝子館を一号館から五号館までをじっくり見学しました。

もちろん小樽オルゴール堂も忘れずに見学しました。


オルゴール堂

妻は自宅用にといろいろ物色していましたが、とうとうお気に入りのオルゴールが見つからずにがっかりしていたようです。

運河通りではお土産用の富良野ワインを宅配の手続きをしました。

小樽ではコンビニエンスストアも小樽らしさを醸し出し、さすが観光都市だと感じつつ午後の部を終え、本日の宿泊先の小樽国際ホテルで旅装を解きました。

夕食は小樽での定番のお寿司です。

選んだお店はすし屋横丁の 「しかま寿司本店」 です。

すし屋にしては珍しく、女将さんが握ることをうたい文句にしていてパンフレットの写真も女将さんです。

最上級の寿司を注文してやはりビールを頼むことにした。

おいしいのは当たり前ですが、おなかに余裕があればもう一軒寿司屋に寄りたいところであります。

ホテルに向かう前に我が家の状況確認のため公衆電話で娘の携帯に電話を入れました。

長距離電話は通常の電話よりも携帯電話にかけたほうが安上がりらしいです。

 


北海道旅行その3

2024-02-15 08:14:39 | 旅行

次に大通公園を横切り、信号は北1条南4条と表示してあり、計画的な都市の姿を名古屋と比較しつつ、感心しつつ予約している「すすきのグリーンホテル(現APAホテルすすきの駅前)」を探しました。

あまりにも暑いので途中の狸小路ではクーラーの効いていない、いやクーラーが設置されてない喫茶店でかき氷を食べました。

冷たくておいしいミルク金時です。

ホテルに行く途中、札幌三越でバタークッキーをお土産として宅配する手配をしました。

ホテルに荷物を置き、身軽になって地下鉄のすすきの駅から中島公園を目指しました。

あいにくと八窓庵(はっそうあん)-大名茶人で総合芸術家と言われた小堀遠洲が作ったと言われる茶室-は工事中でしたがゆっくりとのんびりと歩き、ひと時の涼を楽しみました。

豊平館
豊平館(ほうへいかん)では中を見学し、記念写真を写真を撮り更に公園内を散策しました。

一度ホテルに戻り、明日以降の日程を確認し、日の落ちるのを待ちます。

夜はかねてより札幌営業所の営業マンに情報を聞いていたお店で、北海道の味を味わいました。

夕食の場所は地下鉄の「すすきの駅」すぐ傍で、ホテルからも歩いてすぐの「古魯帆来」(ころぽっくる)は評判どおりのおいしさでありました。

メニューは散々迷った挙句に4,000円のコースに加えて、けいじ(幻の鮭の刺身)などの一品料理を食べたのですが、非常においしかった。

店内はお盆が近い日曜日の夜なのによく込んでいました。

こんなおいしいものがいつでも食べることができる北海道の人は幸せだなあと羨ましく感じつつ、さらにはお店の雰囲気も好ましく感じました。

もちろん、妻も喜んでくれました。

すすきのの夜は味の幸せを感じてふけてゆきました。