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2007年5月22日(火)
ブヴロン村
あいにくの小雨の中、ホテル近くの「PARIS LOOK」という免税店の前に7時に集合し、世界遺産のひとつであるモンサンミッシェル見学に向けて出発しました。
7時集合につきホテルの朝食が取れないということで、日本から持ってきたお湯を注いで食べることができるカップ入り梅がゆを食べたのですが、これが結構おいしかった。
イギリスを望むことができるのではないかというノルマンジー地方まで行くので丸一日がかりでの小旅行です。
途中、HISの売りであるフランス指定の平和村、beuvron 村の「モレロ」という店で名産のシードルをいただきました。
フランス、ノルマンジー地方はりんごが名産で、シードルとは日本語でサイダーと同じで、りんごを絞って作る果実酒の一種です。
りんごが生産できる北限地域なんですが、村の見物もさることながら、時間のかかる行程にトイレ休憩を入れるためのアイデアでもあるようです。
日本で言う文化財のようなbeuvron 村はおとぎの国のような建物が多い小さな村でしたが、非常に良い印象だけが残りました。
モンサンミシェル
フランスから約350キロ離れたモン・サン・ミッシェルがいよいよ目に入ってきました。
フランスは、本当に山が少なく、社会化の授業で教わったピレネー山脈ともうひとつの山並みくらいしかないので、海岸線に浮かんで見える修道院は幻想的でした。
beuvron 村に着いたときには雨は上がっていて、モン・サン・ミッシェルでは晴天を祈っていたのですが、残念ながら曇り空が晴れることはありませんでした。
宮崎駿男のアニメ、天空のラピュタのモデルになったといわれているそうですが、会場に浮かぶ要塞ともいえる人工の島といったほうが似合います。
修道院なのですが、完成するのに800年かかったそうで海のピラミッドともいわれているそうです。
13世紀に建てられた修道院ですが、ゴシック建築の傑作「ラ・メルヴェイユ(驚異)」と呼ばれている、まさに自然の要塞です。
急な階段を登り、建物の中の教会風な部屋を回り、ノルマンジーの海を眺め、感嘆の声を上げながら、一番上の楼閣ようなところで記念写真を撮って降りていきました。
小さな島の麓には小さな村があり、その村が今ではモンサンミッシェル観光のためのレストランやみやげ物屋となっています。
モン・サン・ミッシェルといえばオムレツが有名ですが、今回は混雑を避けるためにオムレツはあきらめ、パスタを食べることにしました。
モン・サン・ミッシェルはレストランもおすすめでパスタを食べたのですが、日本語も英語も使わずに思い通りのパスタを注文できました。
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