コンビニエンスストアの料金収納代行が拡大している。セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの大手3社の料金収納代行は2006年2 月期中に件数で4億6000万件、金額で4兆円の大台を突破する。最大手のセブンイレブン1社でメガバンク1行の窓口扱い件数の10倍。新たに税金の支払いも取り扱うなど社会インフラの1つに育ってきた。
コンビニの収納代行はセブンイレブンが1987年に始めた東京電力の電力料金が皮切りで、ガス、電話料金から国民健康保険料、地方税など公金収納へと広がった。セブンイレブンだけで約330社の収納を代行し、東京電力、東京ガス、NTT東西の収納では約1割のシェアを占める。 (07:00)