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安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

西田 杏選手 応援!

2014年10月11日 | 文化
10月18日からのインチョン2014アジアパラ競技大会に所沢から日本代表として水泳に出場される西田 杏選手です。

私と同じ所沢市立東中学出身の高校生で、駅でお会いしても元気にご挨拶してくれます。

ご本人にご承諾を得て掲載させて頂いています。
是非、ご注目・ご声援よろしくお願いします!


幸せの味

2014年09月22日 | 文化
数年前、乳ガンで亡くなった幼馴染の同級生 えみちゃんの話しです。
話が面白くて、頭が良くて、クラスで一番足の速かった女の子でした。

彼女の祖母と母も、乳ガンによる壮絶な抗ガン治療生活の末に辛い思い出多く他界。
だから彼女は、2人の幼い男の子との思い出を作るために抗ガン剤治療を拒否。

「お母さんは病気。死んじゃうけど悲しまないでね。」まだ、幼稚園と小学校低学年です。
それでも小さい息子2人に言って聞かせ、育てた数年間は幸せだったそうです。

彼女の唯一の望みは、きれいな空気の土地でお米を作ること。
優しいご主人は、会社や家も全て捨てて急に田舎暮らし。

彼女が亡くなって同級生数名で田んぼに囲まれたご自宅に訪問。
「軽トラで田んぼへ行く夢が叶った時の彼女の笑顔が忘れられない」と、ご主人のお話。

子供が悲しまないように仏壇はつくらないとの約束だそうで、笑顔の写真に手を合わせました。
帰り際にご主人が「これは彼女が作ったお米です」と小さな米袋を差し出しました。

「そんな大事なお米は頂けません。」と皆で随分と断りました。
「彼女がきっと喜ぶ」とのことで結局ありがたく、本当にありがたく頂きました。

死んでから届けてくれた命のお米。
涙が止まらなかった。美味しかったよ。ありがとう。

人それぞれに幸せの味。
それはきっと当たり前の事一つ一つにもっと感謝すればもっと分かる味。

今日も朝が来ました。小学校からの友人、活発だった恵美ちゃんに捧ぐ。



この記事は平成26年8月16日に安田義広のFacebookに投稿したものです。
お彼岸の終わりに夢を見たのでブログにも載せておきたい気持ちになりました。
今年はお墓参りに行けなかったからかな。忘れてないよ。

自立と貢献

2011年04月16日 | 文化
 東北地方を応援するには、被災していない地方都市が経済的に自立し、国に頼らず高齢化社会を乗り切ることが課題となります。自分さえ良ければいいという世間には、責任を誰かのせいにしてばかりしているような風潮がありますが、自分に厳しく、人にやさしく出来なければ未来は乗り切っていけないでしょう。次世代に夢をつなぐには、今を生きている大人が”自立と貢献”について心から考え直さなければなりません。
 超高齢化社会、構造的デフレ、地球温暖化、精神性疾患のまん延など、既存の思考で乗り切っていけるのでしょうか。私たちは新たな文化を創り上げる時に来ているのではないでしょうか。右とか左とかのイデオロギーではもはや説明はつきません。私たちは何者なのか、アイデンティティを確かめなければなりません。おそらく、人間というものを考え直すことから始まるのでしょう。そして、目指すべき文化を提唱し、みんなでそれを大事にしていくことが重要なのではないでしょうか。さあ、未来を語りましょう。長く続く挑戦は既に始まっているのですから。



日本の文化

2011年04月15日 | 文化
 日本は山があり川があり海がある。雨が降り雪が降り風が吹く。世界に一つとない独特の風土があります。人々は国土のすみずみまで田畑を丁寧に整え、山に木に水に感謝して暮らしてきました。日本は今でも瑞穂の国です。東北の青々とした空に山々が冴え、大きな雲が田んぼに写っているのを見ると本当にそう思います。民謡が生まれ、食文化が培われ、祭りが営まれています。昔から日本に災害はあっただろうに幾度となくそれを乗り越え、その度に自然に対する畏敬の念を深めてきたに違いありません。儒学の思想も反映されながら家族を大事にし、厳しい生活の中で支え合って生きてきました。
 どうでしょう皆さん、もう一度日本を、そして文化を考え直してみませんか。先ずは文化をあらゆる生活の場面で見直してみませんか。安全安心の向こう側にある生活の質を、あたりまえの生活文化として創り上げていきましょう。



文化とは

2010年02月12日 | 文化
 私は文化を、生活文化と芸術文化の二つに分けて考えています。これらが分けられるものでないことも承知していますが、現代社会のモラルや慣習、ライフスタイルや志向といったものを生活文化といい、美術や音楽、伝統やスポーツ活動などを芸術文化としています。子供への躾や高齢者への虐待、ポイ捨てや詐欺事件など、まさしく生活文化として考え直さなければならない課題が多く感じます。
 また、プロのアーティストやアスリートを除き、芸術は現実社会から離れたものとして位置付けています。後に触れることになるかもしれませんが、現代社会において伝統芸能やアート、スポーツやレクリエーションの意義はますます重要になっているように感じます。
 人間は、アルファ波とベータ波、アドレナリンとノルアドレナリン、交感神経と副交感神経のバランスが大事なのはご存知の通りですが、ストレスフルな日常とリラックスした非日常を、どのように生活の中に自然に取り入れることができるかが、ストレス社会での生活の質を向上することにつながるものと考えています。このバランスのとれた生活を、多くの方が当たり前のように自然に送ることができるようになるには、文化の醸成が不可欠だと思っています。特に先ほど申し上げた文化に対する二つの視点は重要だと考えています。
 さて、人間が動物として自然に地球環境の中で生きることができるように努めるべきだと思うのですが、政治に世界で利益や権力を求める人種が占領しているようではこのセンスは実現しないでしょう。その前に文化を求める民度が培われていないことも反省しなくてはなりません。みなさんはどうお考えになります?