R-nt雑談部屋

更新不定期呟きBlog。自己趣味関連で、観た・読んだ・食べた・作った・描いた等の感想・作品&写真が主。

クリスタ落書と作品感想

2021年11月01日 07時24分45秒 | 落書他雑事

先ず、久々にDB落書描いてみました(添付1枚目)。何日かぶりにクリスタ立上て使ったのですが、一年以上保留状態になってる漫画下描きを進めてる最中(添付2枚目)、若干忘れてた操作もあり、我ながら趣味事以外に集中始めると、趣味方面には興味が薄れ、趣味以外でも使用する事もあるPC操作を忘れてしまう事に情けなくなりました。

中々進まない(描く気力が継続出来ない)創作話は置いといて、最近観た映画「燃えよ剣」と見逃し再放送ドラマ「仕方なかったと言うてはいかんのです」についての感想を少し。共にTwitterにも感想に触れたのでダブルかもしれません。

先ず『燃えよ剣』は、過去観てきた時代映画の展開リズムと若干異なってた気がする(戦国大戦作品と比較事態が間違い)。自分勝手に想像してた、己が剣と思想を掲げ互いに内面で対立し合う新撰組男社会を細かに綴りつつ、副長土方歳三の一生を描くと言う感じとは異なってましたが、小説通りに順を追って限られた時間枠に収めていくと、あの様な作品になるんだろうとは思います(と、言っても司馬遼太郎先生の原作は読んでませんけど)。故に新撰組が存続してた期間に何を成し、時代がどう変化し朝敵とされたかを大まかに知るには分かり易い気はします。後、鬼の副長も人間であり普通の男であった描写もあり、女性関連の史実に沿ってた感じはしました。私的には土方の恋花より、近藤さんの一件を知った沖田の悲しき最期が印象深く残りましたけどね。土方の最期描写は…先に『晴天を衝け』『土方のスマホ』と言う番組で、其々の最期を観てしまってた為(特に『土方のスマホ』が強烈)、映画の方は格好良すぎに感じたのですが、あれが司馬先生の土方のイメージであり原作文のラストなんでしょうね。各出演者様方については、個人的にキチンとした役割しか観た事ない伊藤英明氏が、酒と女にだらしないとされてる剣豪芹沢鴨をどう演じるか興味ありましたが、皆様、鑑賞中に違和感無かった為、各々にキャライメージされた演技を十分に発揮されてたと思います。感想を簡略化するなら、役者面には満足したが物語展開的には、新撰組史実で個人的に重点を置きひかれた部分が、映画『燃えよ剣』とは違ってたと言うだけです。

次は再放送してくれた終戦ドラマSP「仕方なかったと言うてはあかんのです」。こちらは戦時中に軍の命令で敵兵を生きたまま生体実験した関係者の戦犯裁判ドラマでした。軍の命令に歯向かえば歯向かった側の命が危うくなる時代と言えど、助かるべき命を助ける為に医療免除持つ医師が命ある負傷者を生体実験をするとは何ぞやと言う・・・今の時代では考えられない行為が問題の裁判です。通常常識が常識でなくなってしまう異なる環境下に置かれた戦時中、正義自体が各国民異なる為にその環境下に身を置いてなかった後世代からしたら「戦時中故に仕方なかった」以外の言葉では何とも言いようが難しいですが、生きたままの生体実験が駄目なのは事実。このドラマ(実話らしい)の主人公は、主犯格である教授が自殺したが為、他の者の罪を軽減させる為に主犯格とされ死刑判決が下っており、牢獄で色々な考える中似たような事情で死刑を待つ元軍人将校に「何もしなかった罪もあるのではないか」と言われ、生体実験を一度は止めようとした自分が最後まで教授を止めれなかった事に罪があるのではと考える様になり罪を受入れようとしてた訳ですよ。でも奥様や子供はそう簡単に割り切れない。幾度となく行われたらしい生体実験に自分の夫がかかわったのは二度、しかも一度目を終えた後に止めに入ってるのに何故死刑になるのか・・・と考える訳ですよ。奥様の尽力の甲斐あり相手側が調査が不十分で判決を誤ったと認め、主人公も頑なに拒否してた嘆願書を子供と面会してから書き提出し、判決が死刑から刑減され10年経過後に釈放され個人医院を開業します。が、戦時中に経験したこの一件の傷だけは癒される事なく、あの所業を「戦時中」を理由に「仕方なかった」と言い訳し片づけるのは、己が医者であり続ける為にも駄目なのだと思う戒めになったという感じのお話でした。鑑賞後、自分が各登場人物と同じ立場だったならどうしたか・・・想像すると胸が痛くなる戦争関連ドラマを何年ぶりかで観たなと思うと共に、この生体実験主犯格であった自殺した大学教授に、「晴天を衝け」のパリ訪問の病院内で、敵味方関係なく治療する医者や看護婦の姿を見せてやりたい気分にはなりました。誠、平家源氏武士の時代から・・・日本では強い者にはまかれろで・・・大戦や戦時中の人間としての正義とは何ぞやと言う感想しかなかったです。

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