矢野南小学校PTA

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●8月6日 登校日

2009年08月06日 | 学校行事
8月6日は、広島にとって特別な日です。1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、人類史上初めての核兵器が広島市で使用されました。熱線、爆風、放射線のために、多くの人が亡くなり、原爆(核兵器)という特性から、放射能・放射線の影響で現在もなお苦しんでいいる被爆者の方がいらっしゃいます。毎年、8月6日8時から、平和記念公園で「原爆死没者慰霊式ならびに平和祈念式」が行われ、8時15分には黙祷が行われています。
広島市内の多くの小学校では、8月6日を登校日にして、平和の大切さ、戦争の悲惨さを学んでいます。矢野南小学校も登校日で、各クラスでテレビで式典を見て黙祷が行われました。校長先生のお話や平和の歌を歌ったり、子どもたちは平和の大切さを感じていたようです。
平和な世の中を作っていくためには、ひとりひとりの「心の中に平和の砦を作ること」が大切だといわれます。平和が大切だから戦争はいけないと思うと人は戦争を起こさないようになるということです。私たちの子どもが大人になったとき、みんながそう思うような世の中なら、平和な社会で幸せに暮らせると思います。
矢野南小学校は、校舎の設計、建設が実は「平和」ということをコンセプトにしてあります。子どもたちが安心して、あるいはリラックスして学習したり、自然と仲良くできるように間接照明にしたり、校内にビオトープや田んぼがあります。圧迫、強制という子どもたちにとっていやな事がないような学校の設計になっています。子どもたちには、この学校で平和について考えを深め、幸せな大人になって欲しいと思います。子どもたちが友達とけんかをしない、いじめをしない、仲良くする、思いやりの気持ちを持つ、そんな風に成長していって欲しいものです。
 8月9日は長崎の原爆の日です。広島の皆さんは何時何分に原爆が投下されたか知っていますか、広島の原爆と仕組みが違う事を知っていますか、もしかしたら長崎ではなくて小倉に原爆が投下されていたかも知れないことを知っていますか、同じ原爆の被害を受けた長崎のことも調べてみると、新しい発見があるかも知れません。過去のことを知って未来に生かす、歴史を勉強する意味がここにあると思います。
 話がかわりますが、学校登校日には登下校指導を計画していないため、昨日メールで保護者の方に協力を呼びかけました。何人かの保護者の方が付き添い登校や、お迎えをしてくださっていました。また青少協のメンバーの方、ふれあいクラブ(老人クラブ)の方も交差点に立って見守りをしてくださいました。みなさん、本当にありがとうございました。


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