●ＰＴＡ文化講演会

■日時：１０月２１日（水）１０：４０～１２：００
■場所：矢野南小学校体育館
　テーマ：子どもを理解し。力を引き出すコーチング
　講　師：ゆうコミュニケーション　赤木　淳子さん
　約１７０人の保護者や地域の方にご参加いただきました。例年、１月に開催してきた講演会ですが、寒い時期の講演はどうかという意見もあり、今年度は、１０月に開催することにしました。
　講師は赤木淳子さん、私がかつて高校生のころ広島エフエム放送から流れていた声の方です。現在は放送局の仕事より子育てなどの講演会、学習会が多いとのこと。子育ての経験やコーチングについてのお話がとても楽しみです。
　さて、コーチングとは、「子どもの自立と自律を促し、『生きる力』を育むことを目的としたコミュニケーション」だそうです。キーワードは「引き出す」こと。　これを子育てに当てはめると、怒ったり、教えるのではなく聴くことに徹して子どもから行動や考えを引き出すことなんだそうです。これは親にとって一番難しい。わが子だけに感情が先に立って、一方的に言ってしまうことが多いです。
　ということで、赤木さんが実際に聞くことをされるということで、その相手に私が指名されました。テーマは「やらないといけないと思っているのに、できないこと」で、それに対してできるように相手のことを聞くことを実際にやってみました。赤木さんは上手に、相手（つまり私）から、やるような行動をとれるようにお話をしてくださいました。会場にいた皆さん、私の課題はまだできていません。
　そして、この後、参加されたみなさんも隣の方とペアになって、相手のお話を聞くトレーニングをしてみました。４分間なのですが、難しいです。自分が聞いてもらうと気持ちがいいのはわかるのですが、これを子育てに生かして、子どもの話を聞くことはかなりこれからの修行が大変そうです。でも、今日の講演会で「聴く」ことの大切さがよくわかりました。
　赤木さんの明るく美しい声で話されると、皆さんその気になってしまったのではないかと思います。これからみなさん頑張っていきましょう。
　企画・運営の中心となってご苦労された文化委員長さんはじめ文化委員の皆さん、お疲れ様でした。