「微熱・狼少女」でささやかに興奮してからはや15年以上。
午後図書館に行って、ふと目が合った吉田ルイ子の本と
辺見庸「ゆで卵」と昭和天皇のご学友の本を借りてくる。
吉田ルイ子(フォトジャーナリスト)の本(子供向け伝記風)と
ご学友の本の共通点は、大山捨松 旧姓山川 であった。
ほれ、津田梅子とかとアメリカに渡ったお嬢さんの一人。
あたしは大きい(年長の)お嬢さんの一人かと思っていたら、
小さいお嬢さんのほうだった。
いやはや、そうと知らずに借りたのでびっくりである。
直観力上がってんなあ。
ま、決して強力なリンクではないのだが、
それでも偶然借りた2冊で同じ人の名前を見るというのは
なかなかないと思うのよね。
ジャンルも違うし、
あたし近現代の日本史すっからかんだし。
めでたい。
で、ゴミ少女、
スーパー行ってからヤマザキロールケーキを貪り食いながら
読み残していた辺見庸×坂本龍一対談を読み終える。
■反定義―新たな想像力へ
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%8D%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E2%80%95%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E6%83%B3%E5%83%8F%E5%8A%9B%E3%81%B8-%E8%BE%BA%E8%A6%8B-%E5%BA%B8/dp/4022577355
そうなの?の連続(でもなかったか、でも衝撃)、
何だか暗澹足る気持ちにならないでもないが、
同世代についてはそんなに悲観していない私なので(根拠は未整理)、
何だろう、生きていかねばならないのだという気持ち。
いろんな意味で。(未整理)
結婚も、出産もたぶん経験しないまま朽ちる私だけれど。
辺見先生「ゆで卵」は
サリン事件のことが書いてあると、何かで読んで借りてみた。
すぐあってラッキーである。
あたしゃゆで卵はきらいですよ。
あの「ポクポク」した感じが苦手で、小さいころから。
色味も変だし、固ゆでは。
半熟はにゅるっとした感じがいやだったし。
卵サンドも長らく食べられなかった。マヨもすきじゃなかったしね。
今は、マヨは平気だけど卵サンドよりツナを選ぶ。
で、1995年は私にとって忘れがたい年である。
地震があり、サリンがあり。
この年から始まったことがいろいろある。
今も続けていることもあれば、
終わりが決まっていたことを幼稚にこなしたり。
続くのかなと思っていたものが、ぽつっと
線香花火が落ちるようにあっという間に頼りなく終わってしまったり。
あの年に種を宿した(男ではない)ものを今ぼちぼち意識したり。
「神の子どもたちはみな踊る」は
村上春樹の短編集の中で一番すきかもしれない。
そんなことを思いながらするっとにゅるっと読み終える。
でご学友へ移ろうかとしたらば
ゴミ少女体力の限界?
気がつけばよだれを垂らしてうたた寝。
掃除、とてもやる気出ず。
しょうがないので少し寝る。
で、7時半ごろ動き出すが、何だか発熱している感じがありあり。
やっと本題にたどりついたね。
でもここで寝ても何にもならないというか
誰も助けてくれないので、
風邪薬を飲んで、
保冷剤が見当たらなかったので(たぶんずっと前に使って、そのまま床に放置)、
ハンケチをぬらして額に巻く。
これはもしや・・・と思って鏡を見たら、
案の定、談志師匠である。
いやーすてき。
って全然知らないと言っても過言ではないのだけど、立川談志。
明日からのおかずを作る。
さつまいもの甘煮、
砂肝とたまねぎ炒めたやつ、
オクラとアスパラのゆでたやつ(梅ドレで食べる予定)、
だしまき。ねぎ入れてみた、ねぎ。なかなか、それなりに。
にんじんしっかりしたやつ2本分、切っておいた。
炊き込みご飯。
作り終わったらふろ。まあまあ回復。
今日のサラリーマンネオは面白くなかった。
かとりしんご君はときどきいたたまれないような気の毒な気持ちにさせる。
自由にしてあげたい感じ。
何言ってんだ俺。
みなさんおやすみ。明日からまたがんぼりませう。
あああああ、火曜日は不燃ごみ。絶対。