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屋根の上の茶碗

そのとき私は、言葉に言い表せないほどくったくした気持ちで沼地の岸を散歩していたのです。井伏鱒二。30代女の一人衣食住働。

和田さんに起こされる

2008-12-15 23:21:16 | 【読書】何はなくとも本
和田裕美さん。
ま、ビジネス書お読みになる習慣がある方や営業職の方は
とっくにお馴染やもしれませんが。

あたくしこの土日で初めて読みましたの。

こうして私は世界No.2セールスウーマンになった

で、昨日の夜なぜか(いや理由はいくつか思い当たる。昼寝筆頭)
なかなか寝付けず、結局2時を回っていたのです。
最後に見た携帯の時刻は。

いやはや、この本2006年の出版で、
その後も何冊も上梓されているので、かなりの周回遅れ読者なのですが。

よかったです。

なんつーの、たぶん書いてある内容ももちろんいいんだけど、
フォトして読んだからか、なおよかった。

フォトしたっつっても、フォトまでやって、活性化ちょっとして
それから高速に近い普通読みをしたのですが。

でね、2時過ぎまで眠れず、
朝そんなことにはお構いなく(というかそうでないと困るが)
携帯のアラームが鳴ったものの速やかな反応はできず、
でも何とか7時前に起きられたのは、
和田さんに起こしてもらったようなもんなのだった。

お会いしたことも、セミナーに行ったことも、
ラジオとかを聴いたこともないのだけど、
なーんか起こされてしまったのだった。ちょっと叱られ気味に。
いや間に合ってよかった。弁当まで詰めれたわよ。

本の中で、自分の発言が「 」で結構書いてあったのも
一因だったのかも。

とまあこれは私の例ですが、
フォトにはかようなる効果もあるのですよ。

さて洗濯機が止まったので干して寝ます。

「貴重な晴れ間」
私を動かす、気象予報士の奇跡の呪文。

花いっぱいになあれ

2008-12-11 23:57:34 | 【読書】何はなくとも本
光村図書。「光村ライブラリー第1巻

時計の中の小人の話「チックとタック」
ご存知の方も多いでせう。
つーかわかるあなたは同世代。

最後、わさびを食べてツーンとしちゃう、
柱時計の中の二人の小さな男の子。

イラストが安野光雅とは、今知りましたよ。
すてきな、市松柄はなんとなく覚えていたけれど。

で「花いっぱいになあれ」。

子供たちが風船にお花の種をつけて飛ばすの。

それをけつね(キツネ)のコンちゃんがひろって。

ひまわりが咲く。

前からこの「光村ライブラリー」の存在は知っていたのだけど
今日はじめて買いました。

電車の中で読みながら、涙が出そうになった。

私は国語と社会が苦手で 違う、一番得意で、
国語の授業なんてだいすきで、
物語なんて大好物だった。

「花いっぱいになあれ」
「はなの みち」(しまった、あながあいていた)
「くじらぐも」(私のイメージでは、先生は瀬戸口清文たいそうのおにいさん)
「たぬきの糸車」(キーカラカラ キーコロコロ)
「お手紙」(かえるくん がまくん)
「ごんぎつね」(ごん、お前だったのか)
「つり橋わたれ」(やーいトッコ)
「大造じいさんとガン」(残雪、なんてかっちょいい名前だ)
「一輪の花」ちがった、「一つの花」(おじぎり、ひとつだけちょうだい)

ああ。

涙が出る。

涙が出るのは、そのころの自分がいじらしいから。
小さいのに眼鏡をかけて、きょうだいがいて、
でもさみしくて、ご本が友達だった。

さみしかった。

今は大人になって、まあ歳だけは。

自分が働いたお金で、好きな本を買えるようになった。

そんな私が今日買ったのは(光村以外に)、

ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち
村上春樹ハイブ・リッド
意味がなければスイングはない

はい。全部村上春樹です。

上二つは、英語教材のアルクの本。
一番上のは、結構前に出たやねえ。
やっと買いましたよ。

ああ、うれしい。本棚ないけど。たぶんまたしばらく読まないけど。

フォトリーディングも、ほんとに復活、続けるんだ。

小説にも、フォト使えばいいんですよ。
もちろん使わなくてもいいし。
好みでね。

本がすき。

コレラの時代の愛」も買おう買おうと思いつつ、
映画化の影響か、どこ行っても置いてないか、
映画の帯が巻いてあって、やなのよね。オリジナルに戻して頂戴。

あれあげたあの子は読んでくれたかな。
まあ、もう、いいんだけど。

本棚を見ればその人がわかる、かもしれないけど、
あたしはかなり偏ってるなあ。

その場の勢いで買ったビジネス系、
昔からすきな春ちゃんと春ちゃん関係の諸雑誌。
ブルータスやPenのおうち関係特集。

いいさ、それで。

ユリ、また咲きました。今ねえ、3つ満開。4つくらい、次に控えてる。
花びらの内側の、とげとげした(痛くないけど)突起がすきだ。

友だちが死んだとき

2008-11-24 13:05:34 | 【読書】何はなくとも本
しばらくご本を紹介してなかったと思いますが
まあつまり、私が本を読んでなかったにほぼ同義。

しかし美貌 いえ備忘を兼ねて、ご紹介。

友だちが死んだとき

子供 テーンネイジャーの子供たちが友人を失ったときの
ガイドブックであるのですが、
なぜ私がこの本を手に取ったのか。

図書館ではね、ヤング図書の棚に並んでいたのです。
そらそうだわな。

しかしふと目が合ってしまい。
目が合った本は借りることにしているので、はい、そのまま。

でね、読んで思ったのですが、
いくつか言葉を置き換えたら、友だちや家族やすきだった男と
はぐれて離れてしまったときにも、有効な気がしたのでした。

つーか今の俺にな。

 あなたには自分の人生を楽しみ、そこから意味を見つけ出す
 権利と責任があります。友だちが死んでしまっても同じです。

 ***

 外からどう見えようと、痛みは痛みです。
 ある人の反応を他の人の反応と比べたり、
 ある人の痛みを他の人の痛みと比較して、時間を無駄にしないでください。
 (ちょっと略)
 そして誰もが、自分なりの方法で、痛みを表現する権利を持っているのです。

 ***

 今、あなたが友人を必要とすることは、亡くなった友だちへの友情の証です。
 最後にあなたの友人が、友情の大切さを教えてくれたのです。

 ***

今この本が必要な人が、この本を手に取れますように。

賛否入り乱れ

2008-11-11 22:28:48 | 【読書】何はなくとも本
おととい買った本は、こんなのでした。

水村美苗「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」

弾さん

分裂お兄様

梅田さんと弾さんの推薦で、
私のように買いに走った人はどうやら私が思っていたより多いらしく、
あちこちでいろんな意見が。

あたしは小心者で、自分のすきな話や作家以外を買うときは
人の評判を気にする。

今回もαな人たちの声をそのまま真に受けて
&「本格小説」も忘れられず、買ったのだけど。

批評している人がいるとちょっとひるむんだなあ。

あほか。(読まなきゃいいのに)

多分ここでも、失敗したくない・変な本つかみたくない、
自分の選択が間違っていたと認めたくない、っていうのが
作用しているのだな。

いかん、いかん。

村上春樹の本なら、誰の批評も気にしないんだけどね。
むしろ余裕を持って読めるんだけどね。

第3ステップのフォトまでやったので、
読み通しますよ。
そしてもう批評は追いかけませんよ。自分で読んで、自分で考えよう。

次。ジュンパ・ラヒリ「見知らぬ場所」

結局「停電の夜に」(短編)、「その名にちなんで」(長編)も
所有したので、これもと。
まあ半ば自棄買いなのだが。

きっと期待を裏切られないと。
思っています。

3冊目。バリー・ユアグロー「セックスの哀しみ」
柴田先生訳。

一人の男が飛行機から飛び降りる」を昔読んでいて
(そして最近古本を買って、このうちのどこかにそれは眠っていて)、
再び。

あと単にやりたくて。本棚に並べたくて、この題名を。

さっきぐぐるとき「セックスの楽しみ」って入れてしまった
ああ自分が哀れ。
いや、検索ボタンに移る前に修正しましたよ。

はい、5千何百円は以上でした。

いやー、どっか行って、読まなきゃ。

水村美苗

2008-11-09 10:51:22 | 【読書】何はなくとも本
水村美苗「本格小説」すきです。

ちょっとこの、新潮社の紹介はちょっと違うと思うけど。
ま、いいけど。

上下それなりのボリュームですが、一気に読ませる、
軽井沢に行きたくなる、そんなご本です。
ぜひ、どうぞ。

文庫も張っとくね。

ってそれはいいんだけど。

巡回ブログで、梅田望夫さんも弾さんも紹介していたのが
この方(寡作)の新刊。評論らしいです。

正確には梅田さんとこをみて弾さんが、という流れのようだが。

「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」

梅田さんとこ

弾さんとこ

読みたいねえ。今度本屋をさまよったら買おう。

怪人二十面相

2008-11-08 12:30:24 | 【読書】何はなくとも本
わたくし江戸川乱歩先生の少年探偵シリーズがすきで。

町立図書館で全集のかなりか全部を読破しました。

ポプラ社でぱっと見つけられなかったので、
よそ様のページを拝借

いやーー

この昭和な表紙。郷愁。泣きそうです。

同じく、怪盗ルパンシリーズも読破です。
これも拝借失礼。

「悪魔の赤い輪」とかさ・・・「怪奇な家」とかさ・・・

懐かしい。

いつも行く図書館には、あたしの読んでいた旧版がそろっていて
もう背表紙を見ているだけで。

いや実際開いてみると、紙や活字や、見づらかったりしたのだけど、正直。

でもあたしの青春。

なので(前置き長い)、乱歩ものルパンものの映画化とか
けっこう厳しいのです。
なるべくなら見たくないのです。

いや美輪先生の「黒蜥蜴」は除く。

最近テレビでよく見せられる「K-20」の予告ですが。

なんだかなあなキャストでね。

滑舌の悪い仲村トオルが明智小五郎だなんて。

松たか子もいまいちなあ。昭和な令嬢なのはいいけど、
二十面相が好きなタイプではないと思うのだ。なんか自立しすぎてて。

金城武もかっこよすぎてな。

というわけで見に行かないと思います。

冷血

2008-10-16 23:26:11 | 【読書】何はなくとも本

カポーティ。「冷血」。

掃除していたら出てきたので、
今日から通勤時の読書はこれです。

ハードカバーでも読んでるけど、
文庫で改めてじっくり、もよいもんです。

映画「カポーティ」も見てます。
「冷血」を書くまで、書いてる、書いてからのカポーティの姿。

かなりいいので、ぜひセットでどうぞ。

あー、夜は冷える。二の腕出して喜んでる場合じゃなかったか。
今日はこれにて。ぶえっくしょん。シャワーシャワー。

「オリガ・モリソヴナの反語法」

2008-10-13 17:22:27 | 【読書】何はなくとも本
いやーー
面白かったです。
オリガ・モリソヴナの反語法

あ、ちなみにこのブログのあらゆるリンクに
アヒリエイトは無縁です。

北の大地。とか単純に言ってられないソ連。ロシア。

米原万里の小気味よいエッセイは昔からすきだったけれども、
いやこれはまた。

小説なんすけどね、フィクションなんすけどね、
それでも、ああ私はソ連のことを何も知らないと痛感。
いや日本のことも家族のこともろくに知りませんけど。

スターリンとか共産主義とか、
われわれ、もうそんなの過去のものだと。

違うのだね。いや違わないのだけど、
意外に近いところにというか、
決して隔絶された過去の話ではなく、全部今につながっているのだと。

たとえば政治の形で、血脈の形で、文化の形で。
あるいは失われた文化の形で。

バレリーナのプリセツカヤが出てきたりしてね。
藻刈さんとか。

これからロシアはどこへ向かっていくのか、
広大な土地と、資源と人口を武器に

いや、人口は日本とさして変わらぬぐらいであった。

ね。そんなことも知らないわけです。私は。

冷戦とか、もう一度 というか現代史ほとんど理解してない有名私大卒、
改めて勉強せねばならんなあと。

本当に。スターリンも、キューバ危機も、天安門事件も、
何も説明できない。ベトナム戦争だって、アパルトヘイトだって。

まじめなのよ。こう見えて。

生死について

2008-10-13 00:27:27 | 【読書】何はなくとも本
本や映画を、最近見ていることに気づいた。

ちょっと前に読んだのだけど(今日図書館に返してきた)、
「死ぬまでにしたい10のこと」(映画じゃなくて、原作の本)
わりとよかったです。
Amazonじゃいまいちだけどな。
逆に映画は見ようと思わなかった。

柳美里「命」シリーズも、女の業みたいなものにおののきながらも
読んでます。
最後の一冊「声」借りてきたとこ。

映画では、「スカイ・クロラ」「おくりびと」「闇の子供たち」のほか、
最高の人生の見つけ方」も見ました。

これよかったけど、邦題はどーかと思うよ。
原題「THE BUCKET LIST」は、劇中「棺おけリスト」と訳されていたが、
それをも少し活かした邦題はなかったのだろうか。

と思ってちょっと考えてみたけど、出てこない。
代案のない批判はやめよう。

元監察医の上野正彦先生の本も、ちょっと読んでいる。
死体は語る」に始まる(確か)、検死の本で有名ですな。

手が伸びる本に、素直に従おうとしていたらそんなセレクトに。

スカイ・クロラ」、なーんか、もっかい観たいんだよねえ。

何かこう、予定調和的な、悪く言えば同人ぽいご都合展開や
煩わしい当て字の名称やら、にむず痒い感じもしたり、
人体の造型が平面過ぎて(細すぎて)、薄っぺらで浅い感じも受けて、
うん一応観たからいいや、ぐらいに思っていたのに。

飛行機や上空や水(波)は確かに美しいし、音楽は切ないし、
実は(栗山)千明様が一番うまかったのか?とも思ったり。

パトレイバーとか、もっかい見たいわあ。








で、

2008-10-08 09:37:44 | 【読書】何はなくとも本
で、何か寝ぼけて書いてた
恋だの夢だの、は何だっつーの。

えー、また目が覚めたら
もしくは目が濁りきったら、書きますね。

最近、年下の夫という夫婦に相次いで遭遇し。

カーラ教授の「パセリを摘みに」
ぼんやり思い出してる。

白泉社文庫「美貌の果実」に収録されているので、
ご興味あればどぞ。

古びなくて、いい本です。いや絵的にはあれかもしんないけど。
内容、ほとんど全部覚えているけど、また買おうかな。

贖罪

2008-09-25 01:02:59 | 【読書】何はなくとも本
新潮社より、「贖罪」。

アマゾンはこちら

日曜日あわただしく借りてきましたが、
読み始めると止まらんかった。あともうちょっと。

うちでは、歯磨きしながらとか、よく読んでます。一人ってこういうとき気楽。

今度映画(「つぐない」)も見る気なのですが、
見なくてもいいかもしんない。

その前になんだろう、何でだろう、
ひとつ、村上さんで・・・」でかなあ、
紹介されていたような気がする。

先月、人待ち合間に「ひとつ・・・」を読み直していると、
実は映画「サンキュー・スモーキング」や
わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)も出てきて、
ああ映画見に行けばよかったなあって。
今でも覚えてるのだが、なんか疲れてたとかで
見送ったのだ。

あたしは大事なことに気づくのが遅い。

じゃなくて、今の今でもシンクロしてよかったと思おう。

まあ大体が、新刊も映画も読み見するのは2、3年落ちなんですけどね、いつも。

「わたしを離さないで」もはるきちによかったと言われたら
もう一度読もうかなとか思っちゃうよ。
現金である。

リブロのメルマガ

2008-09-18 01:04:32 | 【読書】何はなくとも本
を登録しているのですが、
今日も届いてね。

結構面白いのです。

紹介された本をチェックして買ったり借りたり、
までは滅多にしないが、
読んでるだけでもそれなりに面白いのよ。
配信日前後の季節・事象なんかに合わせたテーマで
何冊かピックアップされていて。

世の中には知らない本がいっぱいあるなあと。

あたくし大体いつも本を持ち歩いているし
図書館にも月2くらいは行くので、
リアル周囲には本好きな人と思われているかもしれませんが、
実際本はだいすきだが、
読んでいるものは結構偏狭なのです。
話題の新刊は2年落ちくらいだし。特に小説。

で今回は敬老の日(済んだけど)にちなんだ
本の紹介で、「限界集落」なんてのもあがっておったわけです。
※メルマガ内では、基本いつも直リンはない。
 あくまで一節の引用、紹介者の紹介のみ。(確か)

その出版社「フォイル」ってなんか聞いたことあるなあと思ったら、
先日静岡は三島で行ってきたビュフェ美術館にて購入した書籍
ビュフェとアナベル」と同じところだった。

いやこの本、特に買う予定はなかったのですが、
ムージアムショップ(すき)にあんまりいいものがなかったのと、
展示の絵の横につけられていた「アナベルの言葉より」が
とてもよかったので、つい買ってしまった。2800円なり。

こういう書籍は、なかなか一般書店で再会できないかもしれないし、
お昼食べなかったので(節制ではない、魅力がなくて)、トントンかと。

いやシンクロですなあ。

そしてこの「ビュフェとアナベル」を読んでいると、
コクトーやローラン・プティ(→草刈民代)やペカソ、
サガン、サルトル、ボーヴォワールなんかも出てきて、
ああ同時代ってそういう感じなんだ、と。

サルトル、ボーヴォワールといえば、
サガンの翻訳でも有名な朝吹登水子先生の
わが友サルトル、ボーヴォワール」を
数年前に読んだことを思い出す。思い出したものです、美術館で。

私大文系クラスで、近現代はとんと疎いわたくしだけども
なんだろう、フランスがエネルギーに満ちていた
つっても比較のすべを持たないのだけど、
そんな時代を感じて、うーむ。と。


トステム から「こどものとも」について

2008-08-24 15:07:07 | 【読書】何はなくとも本
トステムが結構すきなのですが。

というか、エクステリア、システムキッチン、
トイレふろ、水周り、とにかく設備ものの新製品新技術がすきなのよ。

TOTO、INAX、ヤマハ、などなど。

楽しいじゃん。

でTOSTEMの窓鍵が見えない「CAKUS」、
ドアをピ(知的レベルが知れる)で開ける「CAZAS」です。
テレビのこまーさる見てチェック。

堤真一は微妙だけど、考えてみたら代わる人もいないのかなあとか。

スタイリッシュ・セキュリティみたいなのを
コンセプトに掲げてんのかなあと。

http://www.nikkei.co.jp/newpro/life/20080811e002y18311.html

http://www.tostem.co.jp/iedukuri/bouhan/default.htm?top-main

カクスは見た目と掃除(しないけどね)しやすさがよさそうじゃないですか。

カザスは自動施錠が便利そうじゃないですか。

ま、ドアについては、やっぱり万一が心配だけど。
締め出しとか。

「ちょっとおこっちゃったなおこちゃんのおうち」みたいな
感じになったら、もうSFかホラーだよなあと。

これおうちが朝から不機嫌になっていく家族(なおこ、父母、犬猫ねずみ)に
キレて、家族がそれぞれの時間に帰宅しても入れてやんねーみたいな
話なんですけど。

いやこう書くとなんかミモフタモナイみたいだけど、
出版から25年経ってもあたしが覚えてんだから楽しいお話よ?

http://fukuinkan.cocolog-nifty.com/kodomonotomo/1982/index.html

いやー、トステムのことなんか忘れて、
この「こどものとも」に泣きそう。

あたし今でもほとんど覚えてるわ。

「おたまじゃくしのたまーら」の成長、
「とうもろこしおばあさん」の原色と衝撃、
「まいごのまめのつる」の豆スープ、
ピトシャン・ピトショをずっとトピシャン・トピショだと思っていた
「ふくろにいれられたおとこのこ」・・・

きりがない。

「どうぶつしんぶん」が谷川俊太郎だと知ったのは
もう少し大きくなってからだったな。

本があれば幸せだった。

のかまで覚えていないけど、本がすきだった。
どこまで心にしみていたのかわからないけど、
とにかくページをめくるのがすきだった。

新しい本、なじみの本、
苦手な本(主に挿絵・装丁面で)、すきな本・・・

今の私の元を作った「こどものとも」。

誰かに伝えたいなあと感傷的に思うけど、
人んちの子にやっても迷惑っていうか越権だしな。
自分の子にやれって感じだよねえ。

結局、環境や経験の再生産しか
できないのではないかと思うのであった。家庭(における)教育とは。

借りてるご本

2008-08-20 23:43:17 | 【読書】何はなくとも本
久々ご紹介、図書館本。

森見登美彦「太陽の塔」
 命短し恋せよ乙女、だっけ?
 違った、「夜は短し歩けよ乙女」でしたね。
 初読み。てか今週この状況で(テレビだらだら)読めるのか、俺。

カポーティ(村上春樹訳)「誕生日の子どもたち」
 これ川本三郎さん訳の「夜の樹」(新潮文庫)にも載ってるけど、
 この短編集の中で一番切なくすきな話。
 それをだいすきなはるきち訳で。たまらんよ。まだ読んでないけどな。

 昔彼氏がくれた本だと思って、ホテル泊のとき持って行こうと思って探したら
 もらったのは「バースディ・ガール」だった。ちょっとがっかり。
 てかあたしもらってから一度も読んでないのだ、その本。
 付き合い晩年の、雰囲気悪いときにもらったんだけど。
 ひでーなおい。

 いや、だって。彼氏が嫌いだったわけではなく、
 そのころは単行本買う習慣(余裕)がなくて、
 読むのがもったいないとか、はるきちの翻訳にちょっと抵抗があったりとか、
 まあそんなこんなで。
 
 紙だけが黄ばんでいく悲しさ。ごめんね本さん。 

原田マハ「カフーを待ちわびて」
 ムネノリの妹。

あとの2冊は、借りては見たもののなんだか微妙なので紹介略。