当店、柳屋商店/ルソールの明治・大正時代のカレンダーが、一昨日、8/28(火)、テレビ信州の番組「ゆうがたゲット」(17時~)で、松本市市制施行100周年企画「城下町の100年の老舗めぐり」で放映されました!
古い城下町の松本市には、創業100年以上のお店が、まだ100軒以上あるのだそうです。当店は、江戸末期からやっていたので、創業150年くらいではないかと思いますが、中には創業300年くらいのお店も紹介されていて、本当にびっくりしました。
こちらは、今から104年前の明治36年(1903年-左側)と、88年前の大正8年(1919年-右側)の当店、「合資会社 柳屋商店」のカレンダーです!
相撲の番付表のようですが、これは略歴で「引札暦」というものなのだそうです。今では、ちゃんと読める方はいないのでないかというくらい古いものです。
画面にあるように、ちょうど、夕方4時58分頃から放映されました。まずは、ご来店シーンから。
リポーターの塩崎さん、当店の社長に、「こちらに100年前のカレンダーがあると聞いたのですが・・・」。「ええ、こちらです。」と、社長、照れる。
早速、カレンダーを店内の壁から下ろして、手にとって見ます。
これは、まさしくお店が存在した証拠!こちらは、明治時代のもの。右から読みます。
「明治36年」(1903年!)と一番上に書かれています。これは大阪の業者に作成を依頼したもので、小さい版ですが当時は珍しいカラーの二色刷り!
こちらは大判カレンダーで大正8年(1919年)のもの。88年前の住所で当店の名前が大きく入っています。
実は、こちらのカレンダーは、今でもお付き合いのある創業120年くらいの松本市内の老舗「武井山三郎商店」さんに造って頂いたものです。
「ゆうがたゲット」の番組では、「一枚の紙が繋いだ老舗と老舗の関係」と紹介して頂きました。本当に不思議な長いご縁です。
武井さんの奥様が大まかな読み方をご説明して下さりました。
暦の中には、略式の太陰暦と太陽暦の両方が書かれ、便利帳のような小包料金表、方位版、新嘗祭などの大きな行事が列挙された蘭の他に、なんと、このように「種まきよし」という蘭まであります。
当日は、2枚の暦をスタジオにも出してもらいました。みんな注目!
とても良い保存状態で、みんなびっくり。
カラーの方の明治のカレンダーは、お得意様が土蔵を壊した時に出てきたので、当店にわざわざ持ってきてくれたものです。
画面に写ってる白黒の大正時代のカレンダーは、当店の今年で築100年目になる旧店舗の屋根裏部屋で、3年前の春先に、長持ち等を店内のディスプレイに使おうと掃除して整理していたら、偶然、古い4つくらいある大きな長持ちの一つの中から当時の新聞紙と一緒に見つかったものです。
リポーターの塩崎さんの「長持ちに入っていたから、長持ちしたんですね~」の一言に、スタジオは大ウケ。
ご先祖様からの贈物とも言える当店の宝物を、地元の「テレビ信州」の人気番組「ゆうがたゲット」で、とても良い感じにご紹介して頂いて、嬉しかったです。
これからも引き継がれてきたものを、末永く残せるように頑張って行きたいです。
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☆やなぎやwebショップ ファッション小物と くつろぎインテリアの「オルマン」
☆国立国会図書館「日本の暦」・・・国立国会図書館運営のWebサイト。暦の歴史や種類の紹介されています。ご関心のある方はどうぞ。
岩塩のランプ、ちょっと魅惑的ですね。
とても100程前のものとは思えないです!驚きです!!
色の状態も紙の状態良くインクも褪せていなくて
大切に大切に引き継がれていらっしゃったのがつたわると
同時に、きっとこころも大切に引き継いでこられたのですね。
「ご先祖様からの贈り物」・・・。
時を越えてこうして出会えるのはまるで映画のような話です。
それにしても昔の職人さんは本当に腕が良かったのですね~。
タカラさんが後世に残しておきたいお店のものって
何でしょう?
本当に、おかげさまで、最近、急に色々と忙しくなりました。
岩塩ランプは、とてもいいですよ。やはり人気もあります。早速、お店と部屋でいつも使っていますが、ちょっと目に入るだけで何だか神秘的な雰囲気でとても癒されます。
ヒマラヤ水晶と一緒におすすめです。今、Sサイズは1点、店頭で特別価格のものがあります。
実は、落ち込んだ時や、疲れた時、困った時、このカレンダーを見ると、はっとして元気づけられるのです。
きっと、ご先祖様が遠くから見守ってくれているのかも知れません。おかげさまで、今年も無事、決算日を終えられました。
>タカラさんが後世に残しておきたいお店のものって
何でしょう?
→そう言われると難しいですね・・・。一体、何があるでしょう。そういうことを考えながら過ごすと、小さなことでも、ないがしろにしたり、無駄にはできなくなりますね。大事なことですね。