おじさんと三次元哲学で遊ぼ

もう誰も応援しない

えりまきとかげ

2012-08-26 08:10:58 | 日記
オリンピックで48年ぶりの金メダルをとったボクサーの村田が、一億円のプロ契約金を蹴ってまでして金平ジムいかない・・という噂も流れているが、それが事実なら、もったいないねえ(笑)

それは冗談だけど、自分は、こういうことをやりたいから、俺がやろうとしてることは、こういう価値があるんだよ・・って、一億円を蹴ってまでしてって万人に納得させられるような説明ができたら、ほんと、すごい先生になんだろうね。

そういう先生に教わる生徒は幸せだろう。おじさんには、そういうのは、できないけどね・・おじさんの場合、せいぜい自分くらいしか納得させられないというか・・

昔、巨人の一位指名のオファーを断って、大会社に就職した人がいたけど、なぜ、そこまでして、オファーを断るのか、うちの父親も、「こいつ、ばかだなあ」なんていってたが、もうちょっと話を聞いてみたかったね。

こういっちゃわるいけど、ただ、俗に言う「安定」だけをめざして会社員になるんなら、仮にプロ野球に挑戦して、だめだったにしても、契約金だけでも、会社勤め○十年分くらいになるわけだから(笑)

何十年ぶりに金メダルを取ったからって大騒ぎするけど、ミドル級は知らないけど、バンタム級なんか、日本で素質ある選手は、みんな若いうちにプロに行くから、オリンピックを目指す機会もなくて、そういうことになるというのもあるんじゃないかな。

やっぱり、プロのミドル級でチャンピオンになるのは竹原以来20年ぶりくらいかもしれないが、それでもはるかに難しいとおじさんは、思うね。あのあたりの階級って、一番層が厚いというか。そういうのは、通ファンの常識なんじゃないかな。おじさんは通じゃないけど。

こんないいかたをしてしまうのは、本人が読んでたらほんと悪いし、もちろん、オリンピックの金メダルはなみ大抵の努力じゃなく、すごいことだけど、50年ぶりだろうと4年ぶりだろうと、金メダルは金メダルで、みな同じ価値だと、おじさんは思うわけで。

まあ、プロとアマの違いといえば、高校野球とプロ野球で、昔は、放送でもちょっと違ったというか、高校野球はスピードガンの表示など出さなかったし、審判の判定が微妙でもスローを流さなかった。意味は、聞いたことないけど、なんとなくニュアンスはわかるといえば、わかるね。

子供ながらに変だな、本当に、セーフかスローでみたいなとはいつも思ったけど、ああ、なるほど・・というようなものはわかる人にはわかると思うよ。やっぱり、アマチュアも、三振記録がどうだとかで大騒ぎして、結果至上みたいになってるというか・・もちろん、昔からそういう注目のされかたはあったけど、それをあえて抑制していく力も働いていたように思う。記憶違いでなければ・・

まあ、そういうのが極端になって、ピッチャーが疲労しても連投する姿が美しいみたいになって、逸材が何人も肩こわしたりして、外国から見たら、おかしなことやってるってなるだろう。

それで、いまは、準決勝の前に休みを取るようになったようだけど、夏のあついところで、汗をかいたり、そういうのが、みていていいというのはあるね。世界最速投手ライアンなんかも、若いうちはどんどん投げ込んだほうがいいっていう考えで、日本人的な考えを持ってるらしい。

やっぱり、熱中症が、これだけ増えたのは、冷房慣れしすぎみたいなのも、けっこうあると思うね。日ごろから、そういうのを工夫しておいたほうがいいというか。

塩がどうこういわれると、マニュアルで教わったとうりにやろうとするけど、なんとなく体がほしがる感覚を敏感にしておいて、それに従うというか。

おじさんの子供のころは、冷房をつけっぱなしで寝るのはよくないとかいわれて、いまだに冷房をつけたままで寝れないからね。いまは、布団の下に敷く涼しげないいものもたくさんあるし、日ごろから、暑さに慣れておくと、35℃でも、それなりにやっていく自信がつくというかね。まあ、じいさんになったら、どうなるかわからないけどね。

正直、東京ドームになってから、一回も野球見にいってないからね。なんか、あれだけの人たちが密閉された冷房のきいた空間に集まってるのが怖いというかね(笑)

それは冗談というか、半分は、そういうのあるね。神経質といわれるだろうが、冷房のきいてるところで野球をやってるようなのはみたくないっていうのは、どうも、おじさんにはあるね。いま、思いつきでじゃべってるから、変わるだろうけど(笑)実際、野球選手にアンケートをとっても、年取った選手は、そういうの多いんじゃないの・・外でやるほうが好きだというのが。

広沢なんか、野球選手はいくつになっても、雨で中止のわくわく感があるとかいってたし・・










みずすまし

2012-08-19 08:58:35 | 日記
田中が、「石原閣下は、気が小さい」とかいって、世間ではおもしろがって大騒ぎをしてたろう。だけど、おじさんからしたら、これは、作家の言葉のけんかにしたら、レベルが低すぎるように思えるわけ(笑)

そういう人間の見方だけで、書いてるものの質がわかってしまうというか。まあ、趣味が同じとかなら、読んでも面白いだろうけど。

かつては、長島がチャンスに打席に入るとき、ぞくぞくっとした感覚が沸き起こったらしいが、おじさんに、そういうものを呼び起こしてくれるような、言葉ではないね。田中のこの言葉は・・もちろん、世間でなら、いくらでも、こういう見方があってもいいと思うし、実際、そうだけど。

おじさんからすれば、「気がちっちゃいって、なに?」ってなるね。そういうこといってる人って、感覚が鈍いか、経験が偏ってるとしか思えない。

たとえば、昨日、村田が久々にチャンスで打ってインタビューに答えて、泣きそうな思いで打席に入ったっていってたね。王長島の時代なら、恥ずかしくていえないようなセリフだろう(笑)だけど、王も、三年間はただの人とかいわれて、打席に入るのが怖いと師匠の荒川には、いってたらしいね。

巨人の4番って、それこそ経験した人じゃないとわからないと思うよ。いまなんかは、おそらく日本一悪口の集中砲火を浴びるポジションというのが、総理大臣だろう。だけど、テレビで毎日、巨人戦が放送されてた頃の巨人の4番とか監督は、間違いなく、いまの総理大臣以上だったよ(笑)

そのおかげで、総理大臣も、悪口の集中砲火が緩和されて、楽になれたんじゃないの?小沢なんかも、かつぐみこしは軽くて○○がいい・・なんて言えた時代で、国民の関心も薄かったけど、いまは、総理大臣も、そうはいかない時代になったんだろう。

また、こんなこといってプレッシャー感じてもらっても困るんだけど、ほんと、王の頃って、巨人に限らず、どのチームでもクリーンアップで犠牲フライ打てないって、まず考えられなかった。冗談抜きに、一度も、そんなのみたことないというか。

ところが、高校野球っていうのは、なかなか犠牲フライ一本が打てないんだな。それで、高校野球で、犠牲フライを打てないと、「やっぱり、高校野球だねえ」って共通の嘆きがでるのが口癖の時代だった。プロとアマのはっきりした違いというのは、そういうところにあるんだって思ってたし、だからこそ、王のあとの4番が、犠牲フライを打てないのをみて、うちの母親が、「犠牲フライも打てないんだもんねえ。びっくりだねえ」なんていってたのを思い出すね。

犠牲フライというのは球場が大きくなったとかの物理的な条件は、まったく関係ないからね。ある程度の大きなフライを打たなきゃ3塁ランナーが帰ってこれない。投手の技術が上がったのかしらないけど、最近は、プロ野球でも、犠牲フライを打てないというシーンをよくみるね。

清原が、正直にいってくれてから、巨人の4番の心中というものが、やっぱりそうかと、わかってきた。「俺、なにか犯罪おかしたっけ?」なんて、ぼやいてたね(笑)あんまり、打てなくて、ファンが応援をボイコットしたりもあった。

要するに、犯罪者なみの悪口の集中砲火を浴びるのが、巨人の4番なんだね。巨人の4番時代は、心の底から笑ったことはなかったともいってた。

王も、ああいう人だから、清原みたいには腹の底の思いをいわないが、日記には、「苦しい・・」なんて書いてたみたいだな。

こういっちゃわるいけど、ほかのチームの4番なんて、巨人の4番と比べたら、その他大勢でしかなかったんじゃないの(笑)まだ、それでも、各チームにミスター赤ヘルという名前がついたり、チームの顔というか、存在感のある4番が各チームにいた時代もあったけどね。

オリンピックでも、中国のハードルで、かつて金メダルをとった選手がいた。陸上の走りで金メダルをとった選手は、アジアで彼だけだったが、北京では、いきなり走れなくなった。それで地元だったから悪口がすごかったんだね。それで、今回の五輪でも、いきなり一本目のハードルを越えられず転倒してしまった。要するに、アジア人で過去に例がないというようなすごい男だったわけだけど、それだけにおじさんみたいな男でも興味を持ってみてしまうわけだから、そういうプレッシャーの渦が足にのしかかったんだろうか。






















とらざめ

2012-08-12 09:02:27 | 日記
体操の審判は、大変だろう。というのは、おじさんみたいなしろうとが見て、田中兄の演技って完璧にしか見えなかったわけ。

実際、しろうとじゃわからない細かいミスもあるんだろう。だけど、田中の演技が終わった時点で、テレビの解説者も、金は難しいだろうけど、まずまずみたいなニュアンスの解説だったと、おじさんはとらえた。

要するに、それくらいわからないというか、審判によって違ってくるもんなんじゃないのかと思っちゃったわけ。誰が見ても同じなら、演技が終わった時点で、解説者がすぐに、これは間違いなく銅メダルですね・とかいえるわけだから。

体操って何百も技があって、DとかFとか、技の難度のランクみたいなのがあって、たぶん審判は、それを全部頭に入れておかなきゃならない。だけど、実際、見てて、この技なんだっけ?とかわかんないのもあるんじゃないの(笑)冗談抜きに、技が速いし、点数の違う似た技とかあると思っちゃうよ。

あらかじめ、こういう演技をするって、選手がメニューを提出するのかな?それなら、前もって調べればいいけど、本番で変えてきたりする選手もいたしね。

こういうのを書いて不謹慎だというのは、わかるけど、だけど、こういうことを書かれて不快に思う審判だったら、仮にわからない技が出ても、見栄張って、まわりに聞けないと思うわけ。そういうのが一番困るというか。実際、内村のときも抗議して、点数が変わったりするわけだろう。

あれだけのスピードで短時間に凝縮された技を次々出して行くわけだから、審判のミスがあっても当然というか、判定ミスしても恥ずかしくないと思うよ。

だから、逆に、内村なんかは、金をとっても、自分の中では60点くらい・・ていう判定も出てくるんだろうね。金とっても、あまり嬉しそうでもないというか(笑)

おじさんからすると、そういう人間のほうが面白いけどね。アリなんかも、ファマンに勝ったとき、観客がリングにあがってきて、アリの元に駆け寄って祝福したわけだけど、ものすごく怒ったような顔してた。

勝ってうれしくてしょうがないんだろうくらいにまわりでは思ってるんだろうが、本人は逆に、ものすごい剣幕でファンに文句言っているというのが、面白いわけよ。

ああいうのが、アリらしいというかね。「ボクサーは勝ち続けると、弱くなる」なんて名言も吐いたらしい。

まあ、逆に、なでしこみたいに、笑顔の割合が多いっていうのも、それはそれでいいけどね。たぶん、オリンピックで日本のメンバーで笑顔の率がナンバー1だったんじゃないの。

いつも、笑ってるイメージというか・・まあ、調子に乗ったり、サッカーをなめてるわけでもないんだろう。海外で、女子サッカーって、まだマイナーなのかと思ったけど、8万人もお客さん入ったというしね。

日本には布袋っていって、笑ってるだけの神がいたろう。こういうのは、他国に例がないというかね。おじさんからすると、意味不明なところもあるが、あれはあれで、禅問答めいていて、ただの能天気ではない。


室節なんかは、これから殺されるという段になっても、うす笑いを浮かべてるような薄気味の悪いイメージがある。

だけど、こういっちゃわるいけど、あの女子サッカーの面子に、なでしこっていう命名が、かなり強引というかね(笑)むしろ、女子バレーの面子のほうじゃないのかね。なでしこが、似合うのは・・

おじさんの記憶に残ってるのは、オリンピックというとロス五輪のことばっかりなんだよね、どういうわけか。バレーも、あのとき以来のメダルだし、体操の個人総合金もそうだろう。ちょっと、今回のオリンピックはあのときに似てるんじゃないの?こじつけが強引だけどね・・

あのときは、記憶に残るスター性のある選手が多かったってことなのかな。ちょっと、理由はわからないけど。その前の年に、ソ連のオリンピックをボイコットしたってのもあったのかな。

柔道の山下も、決勝を前に足をけがしちゃって、ひきずって出てきたんだけど、相手が、結果に執着せず、その怪我した足をせめずに負けたんだよな。

カールルイスも、ボルトの記録からすると、ずいぶん貧弱なものになっちゃったけど、カリスマ性とか、スター性という点では、負けてなかったと思うよ。







よしのぼり

2012-08-05 09:05:18 | 日記
今日は、もし、おじさんが、オリンピック選手なみの実力があったとして、オリンピックに参加したことを妄想してみたい。

もし、おじさんがアーチェリーでオリンピックにでたら、いきなり緊張しちゃって、大恥かくと思うね。手が震えちゃって、的をはずしっぱなしで。

野球選手なんかで、自分は度胸あると思って自慢してるようなピッチャーってけっこういるよね。そういう連中は、おじさんのそういう姿みて笑うだろうが、それは、ちょっと想像力がたりないと思うね。

たとえば、そういう度胸のいいといわれるピッチャーでも、いつも、初回とか、でだしが悪いピッチャーって少なくない。オリンピックじゃ、そんな言い訳が通用しない競技がたくさんあるんだよな(笑)

福島も、100m予選通過できなかったが、本当は、でだしのスピードに特徴があるランナーだったが、今回それがかなわなかったとコメントしてた。オリンピックでは、むしろ、そういう持ち味があだになってしまうというかね。もちろん、ウォーミングアップは散々するだろうが、ああいう舞台で、出だしからまったく硬くならずに力だすって、大変だと思うよ。

自身の辞書にプレッシャーという文字はないというようなことをいってた内村も、「オリンピックには魔物がいた」といったが、やっぱり4年に一度、歴史もある大会ということで、本人がのぞむ思いも違うだろうし、周りの目も自然に違ってくるだろうし、そういうのが集合体となって独特の雰囲気を作るんだろうね。なかでも、体操って、そういう内面のちょっとしたものが、一番あらわれやすいスポーツなんじゃないか。


それと、度胸のあるというピッチャーでも、味方がエラーすると、たちどころに崩れるのは多いけど、そういうのは、体操ではきついだろうね。ちょっと床に手をついたりミスして、体操の選手は顔に出さずに、何事もなかったかのように、次に進んでくけど、あれはおじさんには、できないね。

まあ、なめてるわけじゃないけど、もし、おじさんに卓球の実力があったら、オリンピックで、それなりの力発揮できそうな気はする。ああいうのは、緊張してても、いきなりのめりこめるような気がするんだよね。まったくの妄想だけど。それこそ、夢中になって観客の声がまったく聞こえなくなるというか。

まあ、サッカーとか、マラソンも、緊張ということだけでみれば、それほどないだろう・・

水泳は、子供のころから、苦手ではなかったけど、嫌いだったからね。あのプールの薬のにおいかぐだけで、いまでも気分悪くなるというか(笑)

ただ、バタフライだけはどうしてもできなくて、すぐ沈んでいっちゃう。おぼれてるみたいな泳ぎ方になっちゃう。それで高三のときにバタフライを一人ずつ泳がせて、テストすることがあったんだが、わりとスポーツはそれなりに無難にこなしてきたが、今度ばかりは最大級の大恥かくと思ってテストの日、休んじゃったんだ。

それで、そのあと、急に休んだやつらもテストするから、ってなって、これはあきらめて大恥かくしかないと思って、腹をくくったんだが、どういうわけか、おじさんは、もうテスト終わったことになってて、泳がずにすんだんだ。あのときは、ほんと強運を感じたけどね(笑)

あるいは、水泳で思い出すのは、海水パンツのわきから、片方のたまがつぶれたようになって、はみだしてるやつがいたり、あれは、さすがにいえなかったけどね。

それとか、飛び込んだ瞬間に、海水パンツが半分ずりおちちゃって、半ケツが見えた状態で泳いでるやつがいたり・・おじさんのパンツの真ん中に陰毛が一本くっついてたとかで、直接おじさんにいってこないで、陰口がまわりまわっておじさんの耳に入ってきたり、水泳で思い出すのは、そんなのばっかりだよ。

ボクシングでは、6回も倒したのにそれがカウントされずに、負けになって、抗議したら判定が覆ったりしてたけど。これほど極端じゃないけど、プロのボクシングみてても、ボクシングほど、こういうような判定が多いスポーツはないと思うね。判定が、どうやってるのか、さっぱりわからないって試合を、何度もみた。

こんなふうに判定が覆る制度があったら、そうとうボクシングの歴史がかわってたんじゃないの(笑)体操で、3回転か4回転か肉眼でわからなくても、ビデオみればわかる。だけど、ボクシングの判定は、ビデオみてもわかんないんだよ(笑)

こういうのをみると、ボクシングはスポーツというより、芸術なんじゃないかって、思ったりするね。審判が勝ちっていったほうが、勝ちになるというのかね。なんで勝ったのか、どうやってもわからないような試合でも、いくらでも勝ちの理由はつけられるからね。