美味しいビールを飲めるように楽しい毎日を過ごせたら

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

今年初のテント縦走(佐渡)

2013-05-29 20:15:59 | 登山
 かつまさです。
最近なかなかブログを書けません
しかもパプアニューギニアの記事が
書き終わっていないのに
次のネタを書くのはどうかと思いますが
パプアニューギニアネタで書くことが
まだまだ沢山あるので先に先週行った
佐渡のネタを書いてしまいます。
じゃないと佐渡のネタを書くのが
いつになるか分からないし
最近のかつまさは島巡りがマイブーム
2年前は屋久島、去年は北海道の利尻・礼文島、
そして海外初登山のボルネオ島。
今年はパプアニューギニアと毎年1回は島に行っています。
佐渡島も前から行ってみたかった場所。
やっと行くことが出来ました。
今の時期に行ったのにはいくつか理由があります。
1.佐渡は花の島と呼ばれ、雪解け後の
今の時期が花のベストシーズンであること
2.入梅前なので天候も安定していること
3.今の時期だけ運行している路線バスがあること
実は佐渡の山を縦走して金北山を登る人にとって
3番が特に重要です。
バスだと白雲台から両津港まで1200円で行けますが
タクシーだとおそらく6~7千円はかかる。
1人で移動するかつまさにとって
タクシー利用だと交通費がかかり過ぎるので
あまりお金をかけず楽しむために
今の時期にした次第です。
金曜日の夜、自宅を出発し新潟港へ
土曜日の朝6時のカーフェリーで
8時30分に佐渡に到着しました
P1030038_2
今回の行程は
1日目 白瀬登山口から金剛山経由ドンデン山荘 約11キロ
2日目 ドンデン山荘から金北山経由白雲台 約13キロ
まずは1日目。
白瀬登山口までの交通手段はタクシーしかないので
やむなくタクシーを利用しました(料金2890円)
でも、タクシーの運転手も白瀬登山口に
行ったことがないと言われ、
大丈夫か~と思いながら乗ったけど
ちゃんと登山口まで送ってくれました。
P1030042
P1030040
歩き始めは新緑が眩しい林の中を歩きます。
P1030050
組上という地名がついたところから
目指す金剛山が見えてきます。
P1030067
金剛山直下は急な登りと岩場できつかった~。
金剛山の標高は962mで筑波山よりちょっとだけ高い。
金剛山山頂からの展望。
①山頂鳥居と両津湾
P1030085
②ドンデン山方面
P1030086
金剛山から先は快適な尾根道だと思っていたけど
実際はアップダウンが続く道が続きます。
しかも所々雪が残る道です。
P1030095
赤いテープの目印が付いていますが
分かりづらいところもあり
踏み跡を辿りながら進む場面もありました。
これでガスって視界が悪かったら
間違いなく迷っていたと思います。
縦走路は展望が良くない道が続きますが
花の島と言われるだけあって、
登山道沿いは花が咲き乱れていて
辺り1面カタクリだらけ。
P1030093
もう見飽きるくらい咲いていました。
後で花の写真はまとめてアップします。
論天山からは眺めがよくなって
両津湾や金北山の展望を楽しみながら
歩くことが出来ます。
①論天山山頂から両津湾
P1030141
②論天山山頂から尻立山(ドンデン山荘方面)
P1030139
尻立山を登ると次の日に登る金北山を
正面に見ることが出来ました。
ここから見るとかなり遠く感じます
P1030150
そして宿泊地のドンデン山荘に到着です。
歩いた時間は7時間。
しかもテント担いだからめちゃくちゃ疲れました。
P1030155
テント場利用の手続きをしてテントを張り、
ドンデン山荘のお風呂に入り、
お待ちかねの生
P1030159
海を見ながらのビールはまさに格別。
ブログのタイトルとおり、生2杯と
2本(もちろん500)を美味しく
飲むことが出来ました
つづく。


パプアニューギニア4日目(ウィルヘルム登山開始)

2013-05-15 22:10:20 | 海外登山
 かつまさです。
いよいよウィルヘルム山(標高4508m)へ
登山開始です
この日は標高3550mにある山小屋AFRAMを目指します。
参加者1人に1人の現地ガイドが付き、かつまさのガイドは
メインガイドのウィリーさん。
P1020849
写真は下山時に撮ったものです。
とってもいいガイドさんでした
ちょっと歩くのが速かったけどね
出発の朝
こんなに大勢の人がどこにいたんだろうと
思うくらい人が集まっていました。
聞けば我々の登山の応援と無事を祈って
駆けつけてきてくれたとか。
ベティーズロッジ前
http://youtu.be/egHVTei8gL8
いよいよ登山開始です。
ウィルヘルム登山口
http://youtu.be/7NzdULBdayA
ガイドとポーターはこのエリアを納める
ワンディケ族が務めます。
ガイドは男性、ポーターは女性です。
登山道は大名行列ばりの
大行列です
P1020657
始めは鬱蒼と茂ったジャングルの中を歩きます。
P1020644
パプアニューギニアは世界有数の
ランの種類が豊富なところ。
登山中にも多くのランに出会う事が出来ました。
もっとも大輪の花をイメージしていたけど
山にあったのはすごく小さいものばかり。
標高が高く気温が低いからだそうです。
P1020643
P1020645
これは何?その1
P1020658
その2
P1020651
その3
P1020648
途中には羊歯類もあって食用だとか。
P1020637
勧められて食べてみたけど
生では食べられないと後から聞いて
え~~~って感じでした
歩き始めて3時間で開けた場所へ。
P1020670
ここは標高約3000mに達し、
日本では森林限界を迎えているのに
パプアニューギニアではまだ木が生えていて
恐竜が出てきそうな雰囲気のある場所でした。
振り返ると遠くにベティーズロッジを
見ることが出来ます。
P1020674
ここからテンポコの滝へ。
テンポコの滝
http://youtu.be/wkFSjAwA_kI
滝を越えると今日の宿泊先AFRAMが見えてきます。
P1020698
歩き初めて約5時間で到着しました。
花と湖に囲まれたいいところ
P1020703
でもトイレは・・・。
P1020700
また、山小屋はあまり大きくなく、
かつまさ含めて5名は
食堂脇に寝ることになりました。
食堂は火を使うから暖かい反面、
朝早くから朝食の準備が始まるため
音がうるさくて眠れない場合もあります。
到着後、昼食を食べてから
高度順応を兼ねてピウンデ湖とアウンデ湖まで
トレッキング。
ピウンデ湖は小屋のすぐ近くにあり、
危険箇所はありませんが
アウンデ湖へは滝の近くを歩くため
岩場が滑りやすく、雨が降った時は
さらに滑りやすいので注意が必要です。
アウンデ湖への岩場。
http://youtu.be/BEYiMT3AKn4
無事、アウンデ湖に到着し湖畔で1枚。
P1020731
そして。
いよいよ次の日はウィルヘルム山山頂アタックです。


パプアニューギニア3日目

2013-05-12 21:07:06 | 海外登山
 かつまさです。
3日目はウィルヘルム山の登山口がある
ケグスグル(標高2550m)へ。
はランクル。
ランクルが並ぶととってもかっこいい
P4290201
座席は横に座る事になります。
P4290200
パプアニューギニアの道路事情は
良いとは言えません
道路は全面通行止めにならない限り
補修しないって言ってました。
なのでどんなに大きな穴が開いていても
(場所によってクレーターみたいな所もありました)
反対車線にはみ出して走行してました。
途中までは舗装された道ですが
山岳部に入ると当然舗装はされていません。
ゴープロで撮った車内映像その1。
車内映像1
かなりの揺れでもう笑うしかありません。
しかもランクルでも登れなくて
バックして勢いつけてやっと登ることが
出来たところもあってハラハラドキドキでした。
これは帰りの映像ですが、車のななめっぷりが半端ない。
多分縦断勾配は20%はあったんじゃないかと思います。
映像その2。
車内映像2
今の時期はちょうど雨季から乾季に変わる時期で
雨が少なかったからなんとかなったけど
雨季の時期は道路のぬかるみが酷くて
ケグスグルまでたどりつかないんじゃないかと
思います。
P1020612
こんな道路だからこそランクルじゃないと
ダメなんだと実感しました。
実際走っている車のほとんどはランクルでした。
すごく揺れた道を走ること約7時間。
登山口のケグスグルにある
ベティーズロッジに無事到着。
P1020615
外観はこんな感じ。
P1020624
中はこんな感じ。
P4300228
この日はベティーズロッジに宿泊。
山小屋にもかかわらず電気が来てるし
ベットで寝られるし快適でした。
また、夕食は虹鱒が出たり
朝食は焼きたてのパン。
食器は温めて出してくれたりと
心配りもすばらしい。
P4300225
食後には温かいコーヒーと紅茶を
出してくれてほんとに良かったです。
そして。
明日からは登山開始です。


パプアニューギニア2日目

2013-05-06 17:32:17 | 海外登山
 かつまさです。
ポートモレスビーに到着後、国内線に乗り換えるため
預けた荷物を受け取り、荷物チェック。
パプアニューギニア国内への食べ物の持込は
厳しいと聞いていたから、何も持ってこなかったこど
スーツケースを開けられて中身をチェックしている
光景を見て、マジでって思いました。
うちらは団体だったせいか開けられることなく
X線検査で済んだけど、入国審査後も手荷物検査を
2回するなど厳重に検査されました。
国内線の手続きを終えてから、
朝食を食べるために空港から
すぐ近くのホテルに立ち寄ります。
P4280138
バイキング形式で日本人にも合うような
料理が並んでいました。
P4280139
テーブルについて食事を始めると
参加者の1人からこれ知ってる?と声をかけられました。
P4280140
ベジマイト。
体にはいいみたいですが
好き嫌いが極端に別れ日本で言う
納豆のような存在だそうです。
主にパンに塗って食べますが
かつまさは勇気がなく食べませんでした
国内線の乗り換えには時間があったので
食後、敷地を散策。
プールがあるホテルってリッチな感じがします。
P4280143
敷地内には日本では見られない花が
咲いていました。
P4280150
P4280152
P4280157
国内線の搭乗手続きは約1時間遅れて開始。
海外だからとこれも普通なのかと思ったけど、
乗る飛行機を見てテンション上がりました。
P4280160
プロペラ機じゃん
P4280165
かっこいい
シートはレザーシートだし
音も揺れも想像したよりも
ずっと少なく快適でした。
約1時間のフライトでゴロカに到着。
空港に到着すると、人だかりが出来ていて
泣いている人もいるなんか異様な光景。
これってお金や物が欲しくて集まってきた
人達なのかと思ったけど、
飛行機から棺桶が出てきたのを見て
理由が分かりました。
今にして思えば、国内線の待合室には
黒い服を着た人や十字架を持った人がいたし、
飛行機が遅れたのもこれが
原因だったのではと思います。
ポートモレスビーからゴロカまでは
陸路はなく空路のみなので
飛行機で搬送するしか方法がないそいうです。
空港ではジョンとアイバンという
2人の現地ガイドが迎えてくれて
まずは地元スーパーで買出し。
パプアニューギニアはお酒の販売が厳しく
週末は販売していません。
この日は日曜日。
あいにくお酒は売っていませんでした
また、飲む場所もホテルやレストラン等の
限られた場所のみで、
外で飲んじゃだめみたいです。
買出しが終わったらホテルへ。
ホテルの入り口はガードマンが警備していて
敷地は金網のフェンスで仕切られていました。
添乗員から何があるか分からないので
ホテルの敷地から決して出ては
ダメですと言われました
P4280178
なのですることとと言ったら
まずはビールを飲むことでしょう
P4280184
缶ビールは10キナなのに生ビールは8キナ。
※1キナは約44円
だったらもちろん生ビールでしょう
飲みやすく、苦味もしっかりあって
美味しかったです。
昼食です。
P4280186
デザート。
P4280188
めちゃくちゃ甘かった。
続いて夕食です。
夕食は数多くあるメニューの中から麺を注文。
P4280194
ラーメンを想像していたけど
出てきたのはあんかけ風焼きそば。
でも美味しかった。
しかも、滞在期間中、麺料理が出てきたのは
この時だけでその後は品切れ。
食べといて良かった
部屋はなかなかですが。
P4280195_2
水は飲めません。
コップに注いでみると濁っているのが
分かると思います。
P1030003
でも、歯を磨くときにどうしても
口に含む必要があり、
旅の後半はお腹の調子が
よくありませんでした。
翌日はウィルヘルム山の登山口に向かいます。