浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

オバマ vs イスラエル VS イラン

2012-03-30 05:44:50 | 資料

ユダヤ新聞:イラン核武装ならモサドにオバマを暗殺させよ

http://www.richardsilverstein.com/tikun_olam/2012/01/20/atlanta-jewish-newspaper-advocates-mossad-assassinating-obama-if-iran-gets-nukes/
【1月21日 Tikun Olam】

 今やユダヤに汚名を着せたものとなったのがアンドリュー・アドラーの名前である。彼はアトランタ・ジューイッシュ・タイムズ紙の発行人で自分の新聞にコラムを発表している。そのコラムの中で、イランが核武装したと知ったら取るべき三つの選択肢があり、その一つは在米のイスラエルのモサド工作員にオバマ大統領を暗殺させる、というものだ。ここにコラムの抜粋がある。アンドリュー・アドラーはオプション3は以下であると書いている:「在米のモサド工作員に『ゴーサイン』を出せ。そしてイスラエルに友好的でない大統領を除去し、副大統領を代わりに大統領にし、ユダヤ人国家の敵の抹消を含むアメリカ合衆国の政策を問答無用で命令せよ。

 どうだろう、これがオプション3の内容だ。イスラエルを存続させるために大統領を攻撃する命令をせよ。これを考えてみて欲しい。このトム・クランシーの小説のようなシナリオを考えてみれば、この空恐ろしいことがイスラエルのインナー・サークルで議論されてきたことなのだ、と思わないだろうか?

 三つの選択肢を別の角度からみると以下のようになる:ユダヤ人、キリスト教徒、アラブ人も含む人々で構成されている人口700万人の国を救う為にどこまでやるのか、ということだ。

 あらゆる選択肢がテーブルにあるのだ、と私と同じ考えになるだろう。

 いや、実は私はアンドリュー・アドラーはAクラスのクソッタレで、おまけにバカタレなのだと考えるようになった。アメリカの大都会の一つにあるユダヤ系新聞の編集人があのような胸糞悪くなるたわごとをよくも書いたものだという事実を言っておきたい。しかし更に頭にくるのは、アトランタに住む何万人ものユダヤ人がこれを読むばかりでなく、このトンチキ野郎の書くあらゆるゴミ記事も読むのだ。この都会でなされる政治談議の内容と論調にこの記事が与える影響を考えてみよ。

 明らかに、イスラエルは政治的暗殺について立派な評価を受けてきている。この件については、アドラーやその他の者たちは、政治的目的を追求する上で最良の方法は、その途上で阻害となる者を殺害することだ、と信じるようになっている。これが、イスラエルの極右政府が世界に授けた遺産の一つだ。
 
 アトランタだけのことと考えてはならない。「ファイブ・タウン」内のユダヤ系新聞は似たようなひどいコラムを数年前に掲載したのだ。イスラム教徒を殺害するよう呼びかけている内容だ。ユダヤ人は、ラビと言われるユダヤ教の教師でさえ、最も卑劣でひどいシナリオを彼らユダヤ人同胞のために夢想する。イスラエルでは、ラビたちが、生意気なアラブ人は収容所にぶち込めと呼びかけている。

 アトランタのユダヤ系新聞のコラムに、イランが核武装した事が分かったら、オバマ大統領をモサドに暗殺させ、副大統領を大統領にさせ、その副大統領に対して、イスラエルに有利な政策を指令せよ、と書いた発行人がいるという。

 こういう連中がユダヤ人の狂信的な者たちの中に多い。自分達ユダヤ人がアメリカ内では何でも出来る、と考えている連中だ。この線からいえば、アメリカ合衆国で暗殺された大統領はどうもユダヤ人がやったということになりそうだ。

 実際、有名なあのリンカーン暗殺者のジョン・W・ブースはユダヤ人だと言われている。ケネディ大統領暗殺犯とされているりー・ハーヴェイ・オズワルドやそのオズワルドを殺害したジャック・ルビーもユダヤ人だと言われている。もっともケネディー暗殺の真の下手人は別にいるようだが。それでもユダヤの影は消えない。必要なら仲間でさえ利用するのが彼らのやり方であるから。

 また彼が、モサドに暗殺させよ、と言っているのを見ても、モサドがいままでも暗殺を遣ってきたことが推察されるだろう。アメリカではいろいろな事件が起きても、それを暗殺事件とはしないで、「事故」で済ませている事件が多い。こういった「事件」「事故」の背後にモサドがいる、とこのコラムニストは言っているようなものだ。

 またオバマ大統領の後を告ぐことになる副大統領に対して、イスラエルに有利な政策を実行するよう指令を出せ、と言うような言い方をしているが、これこそがユダヤ系アメリカ人のアメリカ内における姿勢を端的に示しているのである。

 ようするに彼らユダヤ系アメリカ人は、アメリカの利益ではなくユダヤ・イスラエルの利益のための政策をアメリカ大統領にやらせてきたし、これからもやらせたいのである。

 問題は、このような物騒で、傍若無人で非人道的なことを平気でコラム欄に書けるその歪められた神経である。人殺しを教唆する論であることが問題であるが、更にはその標的が自国(いくらユダヤ人でも彼はユダヤ系アメリカ人だ)の大統領である。一番えらい人物だ。その人物を簡単に暗殺せよ、と書ける神経が問題なのだ。

 しかもそれが自国のためになるからではなく、自分の血統ないしは宗教が関係する外国であるイスラエルの利益のためなのだ。ありていに言えば、全ての国家・民族は、選民であるイスラエル・ユダヤに仕えよ、というわけだ。これが、「タルムード的病理」であると、同じユダヤ人のマイケル・ホフマンが指摘している。ようするに彼らは病気なのだ。そしてこれにつける薬はない。

●オバマを信用していないネタニヤフ:イラン攻撃通知はたった12時間前に

http://mondoweiss.net/2012/01/report-israel-to-give-us-only-12-hour-warning-before-attacking-iran-because-netanyahu-doesnt-trust-obama.html
(イスラエル紙マアリブ紙からの翻訳)

◆1月24日

  イスラエル:イラン攻撃の連絡は与えない

 サンデー・タイムズ紙はイスラエルは、米統合参謀本部議長に、オバマ大統領が攻撃を阻止するかもしれないことを恐れて、たった12時間前にしか知らせない、と告げたと報じた。

 イスラエルは、マーチン・デンプシー統合参謀本部議長に先週末の訪問時に、イスラエルはイラン攻撃の許可をアメリカに求めてはいないこと、またイスラエルはアメリカにたった12時間前に攻撃の通知をする、と伝えたという。

 この記事によると、ネタニヤフ首相はオバマ大統領のことを信用してはおらず、攻撃によって石油の価格が上昇することは大統領選に不利なので、オバマ大統領は攻撃を阻止するために何かしようとするだろうと考えている、という。

 最近、オバマ大統領はネタニヤフ首相にイラン攻撃の詳細に関してあきらかにするよう要請した。サンデー・タイムズ紙によれば、この会談は緊張した雰囲気でなされたようで、ネタニヤフ首相は自分の立場を説明し、そのような攻撃が必要になっても詳細を語ることをかたくなに拒否したという。この記事では、両国間の関係は、デンプシー議長がバラク国防相とあって以来悪化しているという。

 タイムズ紙のウジ・マフナイミ記者は、イスラエルとアメリカはこの危機を鎮めようとしているが、両国は衝突する方向に動いている、と語った。

 例えば、デンプシー議長はイスラエルとアメリカは合同軍事演習の延期に合意し、かつこの延期は両者に都合がよい、と主張した。しかしある情報筋がサンデー・タイムズ紙に告げた内容では、事実はそうではない。「我々はショックを受けた」とその情報筋は語った。「この軍事演習は2年間も準備してきたものなのだ」というわけだ。

 イスラエルとアメリカの関係が悪化してきていることは、オバマ大統領の姿勢が原因であるが、オバマ大統領の方が正しい。オバマ大統領は、イスラム世界との和解とか、西岸への入植反対とか、正論を語ってきたのだが、それがイスラエルは気に食わない。またこのイラン攻撃に関しても、オバマ大統領は常にイスラエルにイラン攻撃はするな、と釘を刺してきていた。

 アメリカはイスラエルを今迄強烈に支えてきたが、オバマ大統領はユダヤ勢力の支援で大統領になったのだが、少しずつその影響力から脱っし、自分が本来やりたかったことを進めようとしているようだ。従ってイスラエルとはこれからもぶつかる可能性の方が大きい。

イスラエルの正念場が近い、イスラエルが今までのネオコン的・武断的方針を改めていかねば、存続することが困難になっていく、というのはこういうことからも言えるのである。

 そしてオバマ大統領が再選されれば、その時にはオバマ大統領は一気にやりたい事を推し進めるのではないだろうか?そのために大統領になったはずなのだ。

●オバマ大統領:イラン攻撃はリスクが高く外交的解決が必要
http://www.presstv.com/detail/225191.html
【2月6日 Press TV】

 アメリカのオバマ大統領はイランに対する軍事作戦に対して、非常にリスクが高いと警告し、イランの核問題の解決には外交的アプローチが好ましいと強調した。

 NBCテレビとのインタビューで5日、大統領は、イランがアメリカ合衆国本土を攻撃する意図を有しているとは思わないと述べた。これは、イスラエルのモシェ・ヤアロン副首相が先に、イランは1万キロの射程を持つ大陸間弾道弾を開発しており、これはアメリカ本土の東海岸にまで到達するものだ、と主張したことを否定する内容となっている。

 「ペルシャ湾内における更なる軍事的活動は、混乱を助長させるものであり、我々に大きな影響を与える。原油価格に大きな影響を与える。我々はイランと国境を接するアフガンに軍を抱えている。従って、我々が望む解決法は外交的なものである」とオバマは語った。

 この主張は、トルコのアハメト・ダブトグル外相が欧米側に、イランの核問題に対し更なる努力をするよう促しているので出てきていることだ。トルコ外相はイランに対する軍事的攻撃は「大災厄」をもたらす、と警告している。

 「軍事的作戦の選択をすれば、我々のこの地域にとって大災厄となる。であるから、そのような大災厄が起きる前に、全ての関係者は交渉に真剣であるべきだ。我々は両者がまもなく会合を持ち、完璧な結果を引き出すよう願っている」と5日、ドイツで行われた第48回安全保障会議の席上でトルコ外相は語った。

 「もしも強い意欲と相互的な信頼が醸成されれば、この問題は数日で解決されるであろう」と外相は語った。更に、「技術的な議論はそんなに大きな問題ではない。問題は、相互信頼であり政治的な強い意志である」と語った。

 カタールのハリド・モハメド・アルアティヤ外相は、欧米はイランに対する攻撃は控えるべきだと述べ、イランの核問題は対話と交渉で解決されるべきだ、と主張した。

 「攻撃は解決ではない;そしてイランに対する禁輸は情勢を更に悪化させるだろう。私は、対話が重要だと考える」とアルアティヤ外相は語った。

 「私は、我々の欧米の同盟国と友人と共に、この問題の解決を目指してイランと対話を開始するべきと考える。我々のこの地域の問題について我々はそのように感じている」と外相は述べた。
  
 アメリカ、イスラエル、それにヨーロッパのいくつかの国で言われている、イランの核計画には軍事的側面が含まれている、という広く喧伝されてきた主張があるが、イランはその核計画が、民生用であり、核拡散防止条約(NPT)の署名国として、また国際原子力機関(IAEA)メンバー国として、イランは平和目的の核の開発および核技術を開発し取得する権利がある、と主張している。
 
 この国際原子力機関はイランの核施設に対する数多くの視察を行ってきたが、イランの民生用核計画が核兵器製造に変更された、という兆候をつかんだためしがないのである。

 イスラエルが200発から400発の核弾頭を所有していることは広く知られている。更には、イスラエル政府は核施設を国際的核査察官による査察にゆだねることや国際的な核の規制に合意することを拒絶している。

 イスラエルの副首相が、イランはアメリカ本土を攻撃できる大陸間弾道弾を開発している、とアメリカを脅してイラン攻撃を正当化し、アメリカ世論をイラン攻撃に向かわせようとしたが、オバマ大統領がそれを真っ向から否定し、イランの核問題の解決には、外交的手段が望ましいと断言した。

 イスラエルはイランを叩きたいが、イスラエルだけでは不足だからどうしてもアメリカを巻き込みたい。しかしオバマ大統領はそのことを知っているから、ずっとイスラエルに対してはイラン攻撃はするな、と釘を刺してきた。

 イスラエルのイラン攻撃派とアメリカのイラン攻撃派とが、なんとかイラン攻撃を実行したいため、さまざまなレトリックを使って戦争へのベクトルを煽っているし、一部の両国の国民は、その勇ましいレトリックに熱狂している。

 このアメリカ国内で戦争を煽っている勢力の背後にはキリスト教原理主義がある。中東でハルマゲドンが起きる事を願っている者たちである。同時にアメリカの戦争屋は、戦争で儲けることを考えている。イスラエルは中東でお山の大将でいられるためには、中東での唯一の核保有国であることが重要であるため、イランが核兵器を保有する可能性を潰したいので、アメリカの軍事力を利用してそれをやってしまいたい。

 しかし、アメリカのオバマ大統領は、断固としてイラン攻撃をしようとする動きを封じ、話し合いによる解決を目指して地道に努力を続けている、と言えよう。これが、ブッシュ前大統領とオバマ大統領との違いである。ブッシュは戦争屋のための大統領であった。また自分がその戦争屋と繋がっているのである。

 このオバマ大統領の言葉を見ても分かるように、オバマ大統領の率いるアメリカとイスラエルとの間の矛盾が徐々に顕(あらわ)になりつつある事が窺われる。

 少々チキンレース化しつつあるイランの核問題であるが、焦っているのはイスラエルである。しかしアメリカが動かねば、イスラエル一国ではさすがにイラン攻撃には二の足を踏むであろう。

イスラエルは既に戦争モード

イランの核開発は断固阻止するというネタニヤフの強硬発言はイランを利するだけ

2012年03月07日(水)17時32分
 
 
決意 アメリカにアウシュビッツ空爆を拒否された歴史は繰り返さないと語るネタニヤフ
 

 イスラエルは何としてもイランの核兵器開発を阻止する覚悟だ――イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は3月5日、米ロビー団体の米・イスラエル広報委員会(AIPAC)の会合でそう演説し、決意を語った。

「わが国民が壊滅の危機に怯えながら暮らすような事態は許さない」とネタニヤフは語り、ワシントンの親イスラエルロビー団体から喝采を浴びた。折しもこの前日には、バラク・オバマ米大統領が同じくAIPACに対し、イランとの「戦争」について軽々しく語るべきではないと釘を差したばかりだった。

 演説でネタニヤフは2つのポイントを示した。イランが核兵器を開発していることを確信している。また、それをイランの指導者たちが説得によって放棄するとは考えにくい――。

「イランは医学的な研究目的でウラン濃縮を行っていると主張している。ああ、そうだろうとも」と、ネタニヤフはこの説明を一笑に付した。「アヒルみたいに見える鳥がいたら、それはアヒルだ。だが、これは核のアヒル。世界もそろそろ、それを認めるべき時だ」

 これまでアメリカの諜報機関の上層部は、イラン政府が目指しているものが核兵器の開発だという明確な証拠はない、と何度も繰り返してきた。それにイランが核兵器を完成させる能力を獲得するには、少なくともあと1年は必要だとも述べてきた。

 

自分の運命は自分で決める

 だがネタニヤフは、もう時間切れは目前だと主張する。彼は演説で、第二次大戦中の1944年に起こった出来事を引き合いに出した。当時、米軍部が世界ユダヤ人会議に送った手紙のコピーを提示し、アメリカが恩恵よりもリスクのほうが大きいとして、アウシュビッツ強制収容所への空爆を拒否した歴史を例に挙げたのだ。

 ネタニヤフが言うには、当時と2012年の今とでは状況がまったく違う。「ユダヤ人はもう二度と、自分の運命と生存を誰かの手に委ねるような無力な存在にはならない」と、ネタニヤフは言う。「だからイスラエルは、どんな脅威からも身を守る能力を常に持っていなければならない。私はアメリカとイスラエルの同盟関係に心から感謝している。だがイスラエルの生き残りが問われるような場面ではいつでも、運命を決めるのは私たち自身でなければならない」

 左派系のイスラエル紙ハーレツは、この演説はネタニヤフが「戦争モード」にあることを示していると指摘した。コラムニストのシェミ・シャレブによれば、これは軍事行動に出る前にはもっと長い時間を外交交渉に費やすべきだと主張するオバマに向けたメッセージだという。

「イスラエルがすぐに攻撃に出ることはないだろう。だがオバマの思い描く予定表に従うこともない」と、シャレブは言う。「イランへの軍事攻撃なしに事態を劇的に解決する手法があるなら(ネタニヤフはそんな可能性は信じていないが)、あと数カ月は様子を見よう、というのがイスラエルの姿勢だ」 

 そして数カ月たっても状況が好転しなければその時は、「我が国の破滅を招くようなイランの行為を、イスラエルは決して許さない』と、ネタニヤフは明言した。

 一方で、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、こうしたネタニヤフの「口撃」でイランの姿勢が変わることもないと言う。「イランではイスラエルは常に民衆の最大の敵であり、ネタニヤフの攻撃的な物言いは指導層を利するだけだ」と、テヘラン特派員のドルサ・ジャバリは言う。「イラン国民は逆に団結を強め、政権を支持するようになる」

■イスラエル 今年核弾頭付巡航ミサイル搭載可能最新鋭潜水艦入手

The Voice of Russia 2012/02/27

 イスラエル海軍は今年、核弾頭付巡航ミサイル搭載可能な最新鋭攻撃型潜水艦を入手する。英国の新聞日曜版「サンデー・タイムス」が報じた。

 新聞の指摘によれば、これによりイスラエルは「イランを攻撃する追加的可能性」を手にする。 ドイツ・キール港の造船所で建造された「ドルフィン」級ディーゼル潜水艦は、現在試験航行中。

 潜水艦の価格は7億ドルで、総額の三分の一は、イスラエルへの賠償としてドイツ連邦予算から支払われる。

 「サンデー・タイムス」は又「すでにイスラエルは、空軍や長距離弾道ミサイル『イエリホン』の助けを借りて核爆弾を運べるほか、旧世代の『ドルフィン』級潜水艦3隻からも核攻撃が可能だ」と指摘している。

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そもそも「ユダヤ人」とは

ロシアの新興財閥はみなユダヤ系

ロシアにはユダヤ人が大勢いる。ゴルバチョフがはじめたロシアの民営化の波に乗っかって財を築いた新興財閥はみなユダヤ人だ。エリチンの時代まではえげつなく稼いだが今はプーチンに押さえ込まれている。ユダヤ人は商才に長けているというか機にのるのがうまい。ロシアの芸術家、芸能人、ジャーナリストのかなりの数がユダヤ人だ。それだけ優秀な人間が多いということだ。3K仕事をしているユダヤ人にはお目にかかれない。

イスラエルではロシア語を話す人が30%

日本に近い極東ロシア、ハバロフスク近くにユダヤ自治州がある。スターリンがロシア西部に住むユダヤ人を満州との国境地帯のビロビジャンに強制移住させた。神からの約束の地と思ったか知らないがいわば都市部から農村への追い出し。今ではユダヤ人口はわずかだ。ゴルバチョフのペレストロイカ以後かなりのユダヤ人が合衆国に渡ったがイスラエルもロシアからの入植を進めた。「こちらは本当の約束の地です!」 これじゃ不動産屋の宣伝と同じになっちゃうが今ではイスラエルの人口の30%以上がロシア語を話す移住者で占める。

イスラエルでは18歳で女性も徴兵

イスラエルでは18歳で男性は3年、女性は2年間徴兵される。ブッシュのお墨付きを得たシャロン(ヘブライ語で平和という意味。 嘘!)首相のパレスチナ攻撃がとまらないので良心的兵役拒否をする動きが出てきたが兵役拒否すると投獄される。ロシアからの移住者の中にはイスラエルのパスポートをもらったら、さっさと戻ってくる要領のいいのもいる。徴兵されるのは嫌だから? イスラエルのパスポートがあれば査証なしでいける国が多くて便利だ。ロシアやウズベキスタンのパスポートじゃ査証をとるだけで疲れるから。

いまだに賠償を要求されるドイツ

欧州にも大勢のユダヤ人がおりシェークスピアの「ベニスの商人」で有名だが、商売が上手な上、独自の習慣があってなじまないから欧州のキリスト教徒に嫌われる。ナチスの虐殺に合ったが、その賠償を今でもドイツに請求し続けてる。ドイツ人にしてみりゃ、いつまで賠償すればいいんだという反感が生まれる。支那と南朝鮮が日本にいまだにタカッテルのと同じ構図だ。

二種類のユダヤ人

ウズベキスタンにも多くはないがユダヤ人がいる。それにしても、どうしてパレスチナという小さな土地に住んでいて迫害を受け続け虐殺されたはずのユダヤ人がそんなにも大勢、欧州やロシア、中央アジアにいるのだろう。それもユダヤ人といいながら、みな白人である。古代ローマに攻められるまではパレスチナに白人はいなかったはずだ。

その訳は、ユダヤ人と言っても二種類のユダヤ人がいるからだ。スファラディ・ユダヤとアシュケナジー・ユダヤだ。

スファラディユダヤの歴史

旧約聖書に出てくる本物のユダヤ人の歴史4000年をダイジェスト。不作が続いてエジプトに移った。でも奴隷にされてしまってモーゼに引き連れられて逃げ帰りシナイ半島で神様と契約しちゃった。「 君たち約束守れば、いいことあるよ。でも約束破れば破滅だ 」十戒の書かれた石版をもらった。それで他民族を追い出してユダ国を作った。ソロモン神殿をつくった。分裂し片方はアッシリアに破れてどこかに消え去り、残ったほうもバビロンで奴隷になり、ようやく戻れたと思ったら古代ローマ帝国によってスペインに追い出された。

黒髪・黒目で肌の色も民族もアラブ人と同じセム族系でスファラディ・ユダヤと呼ばれている人たち。後にスペインからも追い出され今ではアラブ諸国などでひっそりと暮らしている。ヨルダンのユダヤ人は黒髪、黒目で、小柄、肌の色もアラブ人と同じで浅黒く、本人からジューだと言われなければアラブ人と区別がつかなかった。彼こそが本物のユダヤ人だ。エルサレムの旧市街の隅っこで暇そうにタバコを吸っている爺さんたちがスファラディ・ユダヤだろう

アシュケナジー・ユダヤの歴史

ウズベキスタンのユダヤ人や欧州・ロシア・アメリカにいるユダヤ人はメソポタミアで神の勅命を受けたアブラハムとは何のつながりもない。彼らはかつて黒海とカスピ海の北(ウズベキスタンの西側)で12世紀に滅亡したハザール汗国の子孫で白人系のアシュケナジー・ユダヤと呼ばれるハザール人である。

ユダヤ教徒をユダヤ人ということにした

ハザール汗国はビザンチンのキリスト教勢力とオスマントルコのイスラム勢力に挟まれて生き残り策として国毎ユダヤ教に改宗した。改宗で突如と現れた白人系ユダヤ人。

それにハザール人という呼び名じゃパレスチナを自分達の土地だったと主張しにくいだろう。というわけで今のイスラエルの政権を担いアメリカやロシア、東西ヨーロッパそしてウズベキスタンにもわずかに住むのは元ハザール人のユダヤ教徒である。

欧州から追い出されたハザール人

イスラエル建国まではアラブ人と同じ肌をもつセム族のユダヤ人はパレスチナ人と仲良く暮らしていた。第二次大戦後1948年に当時の植民地の宗主国の英国がアラブ(石油)をコントロールするためにイスラエルが建国され欧州で迫害されていた白人系のハザール人が入植してきてパレスチナ問題が起こった。

欧州人にとっても異教徒のハザール人は煙ったかったのだろう。自分の国から追い出したいという気持ちが強かった。そこで神から約束された土地とかうまい宣伝に乗せてイスラエルに移住させたわけだ。ナチスも恐ろしかったし。

でもそこに住んでいるパレスチナ人にとってみれば、これまで知っている自分達と似たような顔をしているユダヤ人ではなく全く異なった顔と考えをもったハザール人が英国の後ろ盾でユダヤを名のって大勢乗り込んできたわけである。

要するに、生き抜くために宗教とかイデオロギーという名の着物をその場の状況で着替えていくわけである。パレスチナはユダヤ人にとって約束の土地カナンだと表向き言うけど本当はどこでもよかった。パレスチナ人はひどく英国を恨んでいる。英国がハザール人を入植させたおかげでパレスチナ人が土地を奪われた。

イスラエル政府は入植による既成事実を作るためにアフリカの黒人系ユダヤ人やロシアにいるアシュケナジー・ユダヤ人をせっせとパレスチナに入植させた。ロシアでのつらい生活からの脱出を夢みてイスラエルに渡ったものの、そこはパレスチナ人との殺し合いの最前線だった。あまりの血みどろの生活に疲れ夢敗れてロシアに戻る人も多い。

一方で迫害され、他方で約束された土地があると言われれば気持ちが動くだろう。アメリカ政府もアメリカにいるユダヤ人がイスラエル建国のために出ていくことを期待していたが、アメリカにはヒトラーはいなかったし本音を知ってるユダヤ人が多かったのでわずかしか移住しなかった。それでも夢破れて帰国できるロシアのユダヤ人はまだましである。楽園を夢見て北朝鮮に渡った在日朝鮮人などは未だに帰国できないのだから。

歴史の嘘と罠

自分の意思で決めているようでいて、本当は別のところから操られて追い込まれていくってことは歴史を読めばたくさんでてくるだろう。よくわかってない人はそれを神の導きだなんて勘違いするかもしれないが、誰かが巧妙に罠を仕掛けてるのである。

3方を囲んでおいて、1方を空けておく、追い込まれてそこに逃げればそこには罠が仕掛けてある。これは狩猟とか漁業の基本技であろう。

経済封鎖されて、どうにもならなくなって真珠湾を攻撃してしまった日本軍もこのパターン。罠をかけたほうは、はじめから来るのがわかってる。

第一次の湾岸戦争ではイラクのフセインなんかもこのパターンにひっかかった。クエートをイラクの領土ぐらいに思っていたフセインに対してアメリカは陰で援助していた。敵の敵は味方ということでイランと戦争するイラクを応援してたけど、フセインはアメリカのの本音を読み間違った。クエートがフセインを怒らせたので攻撃した途端にアメリカがフセインをやっつけた。本当はアメリカにおびき寄せられたわけである。

アメリカは待ってましたとばかりにサウジアラビアに駐留しサウジに戦車や戦闘機、ミサイルを無理やり買わせた。そのため世界一位の産油国なのに給与の遅配が出るほど経済状態が悪くなった。オサマ・ビン・ラデインなどはアメリカのサウジ駐留が作り出した作戦の一つである。

最近、なんどもアメリカが同じ手を使うものだから誰もおびき寄せ作戦にひっかからなくなってしまったので、待ちきれなくなった子ブッシュがイラクに先制攻撃してしまった。これでは欧州だけでなく世界中がアメリカの本音を見抜いてしまうのは当然である。

それにしても世界経済を牛耳る資本とマスメデアをおさえる頭脳明晰なユダヤ人がなんで、あんなちっぽけなパレスチナに縛られて殺戮を繰り返しているのだろうか。土地だってやせていて豊かな土地じゃない。水だって隣国頼り。エルサレムの旧市街(嘆きの壁があるところ)なんかハザール人には無関係なんだからパレスチナ人にあげちゃえば解決しそうなものである。

アラブをコントロールするために英米が作り出したイスラエル。建国以来続く殺戮も、はじめから考えられたシナリオだろう。石油があったために裕福な暮らしをしている産油国もあるが、そのために続く戦争である。いくら石油で稼いでも、どんどん武器弾薬で消えていく。

イスラエルが必死に隠したがっているユダヤの秘密「アシュケナジー・ユダヤ = ハザール人」。

ハザール人は神様とは何の契約もしてないのでパレスチナを約束の土地と呼ぶことなど出来はしない。英米の支援を受けたただの侵略者だった。そして英国と米国はその後見人。中近東はいまだに中世というか戦国時代なのである。そしてアメリカは世界の警察官を自称してたのに大量破壊兵器をもつテロ国家に成り下がってしまった。

ところで、日本人は消えたユダヤの10支族の末裔ではないかという説がある。もちろん眉唾だが、もしそれが本当だとしても日本人の親類は肌の色からしてもスファラディ・ユダヤである。日本人をユダヤの末裔ということにしてソロモン第3神殿建設のための寄付集めにきても騙されないでほしい。日本人は騙されやすいお人好しが多いのだから。

 

※付記

ユダヤ人の聖典は「旧約聖書」のみ

聖書をヘブライ語で書かれた「旧約聖書」ギリシャ語で書かれた「新約聖書」に分けて呼ぶことは広く知られる。
だが、ユダヤ人にとっては、旧約聖書だけが唯一の聖典で、彼らは新約聖書を聖書とは呼ばない。

ちなみに、イエスが用いたものは、「旧約聖書」だ。

旧約聖書は1000年以上に渡り書かれており、書かれた時期や作者をハッキリと特定できない。
が、もっと古いものは紀元前150年頃に書かれたと推測されている。

聖書は、「律法書」「預言書」そして、「詩篇」や「歴代誌」を含む「諸書」に分かれている。
これは、紀元90年頃、イスラム人学者パレスチナ地方のヤムニアの地に集まり、聖書聖典決定会議を開き、ヘブライ語39書を集めたものを「旧約聖書」と定めたことに由来する。

この「旧約聖書」は、イスラムにおいても「コーラン」と共に、聖典とされている。更にキリストも聖人の一人とされる。

 


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